 |
| Q1.入院治験と外来治験の違いはなに? |
| A. |
治験は科学性、安全性を高めるためにプロトコールに遵守して行うものです。 入院、外来はそのプロトコールで決められているもので、特に違いがあるわけではありません。一般に、安全性がある程度確立し、投与後の副作用(有害事象)の観察が外来通院で十分カバーできるものは外来治験で行なわれます。しかし、外来での観察では不十分な場合や予測される副作用の対応で入院が考えられる場合などは、入院で実施することになります。また、入院治験になる理由の一つとして、薬物血中濃度測定が必要な試験で、「より正確な時間に採取する」「検査回数が多い」ために入院で行うことがあります。 |
|
| Q2.治験薬の投与時間や採血時間が細かく決められているのはなぜ? |
| A. |
治験では薬物動態試験が行なわれることが多くあります。薬物動態試験とは、薬物が体内でどのように吸収・代謝され、体外に排泄されるのかを確認する試験です。血中濃度や尿中・糞中濃度等を測定し有効量を検討し、安全性を確認していきます。この薬物動態試験では、内服〜採血までの時間が大きく影響します。そのため、薬剤の投与時間や採血時間がプロトコールで規定され、時間の把握も求められます。 |
|
| Q3.指示の時間どおりに検査、処置ができなかった場合どうしたらいいの? |
| A. |
試験である以上、全ての症例の条件を可能な限り同じにする必要があります。時間通りに検査採血ができなかったということは条件が変わってくるので、大変なことです。必ず守っていただきたいのですが、万が一、時間がずれた、採取できていないということに気づいた時はすぐにCRCにご連絡ください。「このくらいの時間のずれならいいか・・・」と自己判断はしないでください。検査には許容範囲があります。投薬も注射なら有効期間、内服なら全服薬回数の△%以上内服していれば可というケースがあります。プロトコールの確認や依頼者との調整をCRCが行います。 |
|
| Q4.入院をしたにもかかわらず投与に至らなかった例があるのですがなぜ? |
| A. |
プロトコールによっては、患者様に治験参加の御同意をいただいて、スクリーニング検査を実施し、プロトコールで決められた基準内の結果が出て初めて試験に参加できるものがあります。スクリーニング検査を実施する時期はプロトコールで決められています。今回のケースは入院してスクリーニング検査を行ったものの、除外基準に抵触する結果が出たため参加できず、そのまま退院になったのです。患者さんの安全を担保できるよう、どのプロトコールにも除外基準が決められています。 |
|
| Q5.採血の検体をバーチカルに入れず、CRCが検査科まで運ぶのはなぜ? |
| A. |
基本的にバーチカルでの搬送も可能です。中には血清分離などの検体処理が、採血後、一定時間内に実施する必要があるものについてCRCが搬送している場合があります。外注の検体は、カルテ番号や氏名は記載せず、被験者識別コードを使用し匿名化され病院外へ出て行くので、検体の取り扱いについてはCRCも慎重に対応しています。 |
|
 |