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| 全国治験活性化3ヵ年計画」(厚生労働省・文部科学省)の後を引き継ぐ形で2007年3月に「新たな治験活性化5ヵ年計画」が示されました。3カ年計画の遂行で患者数が多く評価しやすい一般的な疾患においては、治験は進行するようにな |
ってきましたが、難治性疾患など症例数が少なく技能を要する治験は進行しにくいという現状が明らかとなり、今後、医学・臨床的にも価値のある治験・臨床試験が日本で行われず、患者の新規治療薬へのアクセスの低下、日本の医療水準の低下が懸念される状況が浮かび上がりました。これを背景に「治験活性化5ヵ年計画」の策定がすすめられ、その目的は、「国民に質の高い最先端の医療が提供され、国際競争力強化の基礎となる医薬品・医療機器の治験・臨床研究実施体制を確保し、日本発のイノベーションの創造を目指す」とされています。 その主な取り組み事項は次のようになっています。 |
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| 人材を中核・拠点病院に集中的に投入し、技能の集約化を図ることで効率的に治験、臨床研究が実施できる体制を構築するのがねらいです。さらにネットワークの構築とその中心的役割を担い、治験・臨床研究専門スタッフの養成を行います。国立病院機構の施設は手続き上拠点病院には応募できないことになっていますが、国立病院機構施設の治験の実績が評価され、拠点病院並びとして情報交換や施設間の連携を強化する目的で開催される治験中核病院・拠点医療機関等協議会に参加できることになりました。全国で5ヶ所が選定され、当院はその1施設に選ばれました。
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大分大学医学部附属病院、北里大学医学部、慶応義塾大学医学部国立がんセンター中央病院、国立国際医療センター、国立循環器病センター、国立成育医療センター、国立精神・神経センター武蔵病院、千葉大学医学部附属病院、国立病院機構本部 |
 (大阪府下) |
大阪市立大学附属病院、近畿大学附属病院、府立成人病センター、府立母子保健センター |
 (国立病院機構) |
東京医療センター、名古屋医療センター、大阪医療センター、
四国がんセンター、九州医療センター
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| 医師にとっては、治験・臨床研究は時間を割いて労力を必要とする割に、業績として評価が得られにくいという問題があります。治験実施の動機付けとして、治験・臨床研究の実施を臨床業績の評価として考慮すること、また人事考課への反映や学位の取得にもつながる環境を整備することが示されています。CRCに関しては、各養成団体間の研修内容の統一を図り、新規CRC3000人の養成が 目標です。 |
| 中核・拠点病院では治験責任医師一人あたり0.5人以上のCRC配置、また施設の30%以上のCRCが認定資格を有することが求められています。 |
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| この点からは、臨床研究登録と登録データベースの活用促進、被験者のインセンティブ向上のため、被験者負担軽減費のあり方の検討、患者への情報提供機能の充実等に取り組むことが明記されています。情報提供という点では「患者情報室」等の設置、本人の治験の結果や治験薬が上市されたかなどの情報を提供する体制整備の実施を進めることが求められています。 |
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| ここでは治験の契約等の窓口の一元化、契約や申請書式を統一し、共通手続きとすること、また書類の郵送受付を行っていくことで企業側の負担軽減を図ることが盛り込まれました。さらに出来高払いを導入し、治験コストの適正化を図ることも示されています。 |
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| ■当院の取り組むべき課題とは? |
| 治験活性化5ヵ年計画では拠点病院に期待される体制・機能が示されています。大きくわけて「人材」「機能」「患者対応」「事務・IRB等」の4項目から成り、細かい検討事項は色々とありますが、特に当院で今後取り組むべき課題には次のようなものが挙げられます。 |
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