循環器科
是恒之宏
循環器疾患は癌とともに国民の健康を脅かし生命及びQOLに多大な影響を及ぼす最大の疾患群である。日本社会はグローバル化によるビッグバンに曝され、壮年層では益々ストレスが増加する一方、若年層では食生活がさらに欧米化しつつあり、循環器疾患は今後も増加の一途をたどると予想される。

虚血性心疾患
 狭心症、心筋梗塞は年々増加し、発症年令も若年化しつつあり、これら虚血性心疾患の制圧は循環器病対策の中で最も大きな課題である。
 循環器科では、24時間体制でCCUを運用し、心臓血管外科と協力して急性期虚血性心疾患の治療に最重点を置いている。2004年1月からはCCUが救命センターと独立する予定であり、救急医療のさらなる充実が期待される。
 一方、虚血性心疾患は生活習慣病の一つであり、啓蒙活動を強化することによって、発症・進行(一次予防)と再発(二次予防)を抑制することが可能であるので、今後は、心筋梗塞の二次予防のみならず、高血圧や糖尿病患者、喫煙者を対象とした健康教育の場を設け、一次予防にも積極的に取り組んでいきたい。院内においても、現在来年度敷地内禁煙をめざしてプロジェクトを進行している。

心原性脳塞栓の予防
 高齢者の一次予防で重要なものに心原性脳塞栓がある。心原性脳塞栓のうち約半数は非弁膜性心房細動(NVAF)が原因であり、70才以上の高齢者でNVAFが飛躍的に増加することから、この疾患群における脳梗塞の予防は極めて重要である。1998年4月より塞栓予防を目的とした「心房細動外来」を開設し、ハイリスク患者に予防的にワーファリンを使用することにより一次、二次予防に努めてきた。この分野において当院は全国でもオピニオンリーダー的存在であり、今後ワーファリンにかわる新しい抗凝固薬の開発治験にも大きな役割を果たしている。

重症心不全
 拡張型心筋症は難病(特定疾患)の一つであるが、循環器科では、本疾患を含む重症心不全治療を重点課題の一つとしている。心臓移植は施行されたものの、レシピエントに比しドナーの絶対的不足解消は悲観的であり、今後、幸運に移植を受け得る患者は重症心不全患者のほんの一握りにすぎないであろう。現時点では、内科的に重症心不全患者をいかに安定した状態に維持するかが重要であり、ACE阻害剤はもちろん、β遮断薬療法、アミオダロン療法、カテコラミン間欠投与法などを駆使して取り組んでいる。循環器科では、重症心不全外来を開設し、重症心不全患者の系統的・専門的治療と追跡調査に科をあげて最善の努力を行っている。

根拠に基づく診療(EBM)と臨床治験
 循環器科では「電子カルテシステム」が導入され、診療記録がデータベース化されている。一方、国立病院の政策医療ネットワークにおいて、本院は「循環器病における基幹医療施設」に位置づけられ、HOSPnetを介した臨床研究(EBMに基づくガイドラインの作成など)や共同臨床治験において中心的役割を担っている。新GCPにもとづく治験も管理センターの充実により、全国国立病院でも有数の契約数となっているが、循環器科でも日本における新薬開発承認に積極的に参加することにより、社会に貢献したいと考えている。
 一方、拡張型心筋症に対するBatistaの手術、循環器病における遺伝子治療等の先進的医療については、心臓血管外科と連係をとるとともに、国立循環器病センター、大阪大学との交流を密接にして貢献できるよう体制を整えている。

診療規範(パス法の導入)
 循環器科は、1998年より、チーム医療の円滑な実施、インフォームドコンセントの充実、狭心症診療の標準化とバラツキの縮小などに目的に置いて、狭心症患者の治療計画ガイドライン(パス法)を作成し、これに基づいて入院診療を実施している。急性心筋梗塞についても1999年よりパスを導入し、特に軽症の心筋梗塞早期退院に威力を発揮している。

心臓病の包括医療と地域医療連係
 パス法は入院期間中を対象としたプランであるが、患者・家族は、退院後の医療やケアについてのプランも与えられることを望んでいる。一次予防から退院後の社会復帰に至る包括医療のプログラムが用意され、このプログラムを役割分担する施設の連携システムが円滑に機能することが、患者を安心させるだけでなく、心臓病の予防、再発防止、治療成績の向上に寄与するであろう。今後、心臓病についての包括的医療プログラムを提案し、地域医療連携の充実を図ることが国立病院大阪医療センター循環器科の課題の一つだと考えている。

【平成15年度研究業績集】
A-0
YAMASHITA T, OGAWA S, AIZAWA Y, ATARASHI H, INOUE H, OHE T, OKUURA K, KATO T, KAMAKURA S, KUMAGAI K, KURAUCHI Y, KOMADA I, KORETSUNE Y, SAIKAWA T, SAKURAI M, SUGI K, NAKAYA H, NAKAYAMA T, HIRAI M, FUKUTANI M, MITAMURA H, YAMAZAKI T: on behalf of the J-RHITHM Investigators Investigation of the Optimal Treatment Strategy for Atrial Fibrillation in Japan ? The J-RHYTHM(Japanese Rhythm Management Trial for Atrial Fibrillation) Study Design. Circulation Journal Vol.67 No.9 September 2003, 738-741

KINJO K, SATO H, SATO H, OHNISHI Y, HISHIDA E, NAKATANI D, MIZUNO H, FUKUNAMI M, KORETSUNE Y, TAKEDA H, HORI M: on behalf of the Osaka Acute Coronary Insufficiency Study (OASIS) Group Prognostic Significance of Atrial Fibrillation / Atrial Flutter in Patients With Acute Myocardial Infarction Treated With Percutaneous Coronary Intervention. The American Journal of Cardiology Vol.92 November 15 2003,1150-1154

ONO M, NAKATANI S, HIROOKA K, YAMAGISHI M, MIYATAKE K: Propagation of Mitral Valve Closure Flow to the Pulmonary Vein: Its Clinical Relevance to Left Atrial Compliance in Patients With Atrial Fibrillation. J Am Soc Echocardiogr 2003; 1: 8-14.

HIROOKA K, NAITO J, KORETSUNE Y, IRINO H, ABE H, ICHIKAWA M, YASUOKA Y, YAMAMOTO H, HASHIMOTO K, CHIN W, KUSUOKA H, INOUE M, HORI M: Analysis of Transmural Trends in Myocardial Integrated Backscatter in Patients with Progressive Systemic Sclerosis. J Am Soc Echocardiogr 2003; 16: 340-6.

HIROOKA K, KORETSUNE Y, YOSHIMOTO S, IRINO H, ABE H, YASUOKA Y, YAMAMOTO H, HASHIMOTO K, CHIN W, KUSUOKA H: Twice Daily Administration of a Long-Acting Angiotensin Converting Enzyme Inhibitor Has Greater Effects on Neurohumoral Factors than a Once Daily Regimen in Patients with Chronic Heart Failure : J Cardiovasc Pharmacol in press.

A-1
陳 若富:知っておきたいPCIキーワード 第3章バルーンカテーテル 8カッティングバルーン (P.43-44) 堀 正二、南都伸介、藤井謙司 メジカルセンス 2003年11月1日

A-2
廣岡慶治:重症心不全 診断・治療・病理の最前線、北村惣一郎、宮武邦夫、油谷親夫、医学書院

A-3
山下武志、熊谷浩一郎、是恒之宏、三田村秀雄、奥村 謙、小川 聡、内藤佳津雄、長嶋紀一:心房細動特異QOL評価法(Atrial Faibrillation Quality of Life Questionnaire:AFQLQ)の開発。日本心電図学会誌「心電図」 2003年Vol.23 332-343

北川智子、豊田俊江、柚木育世、堀川裕子、森下典子、正道修二、是恒之宏、楠岡英雄:内用治験薬の包装形態に対する被験者の意識調査。臨床薬理 2003年 34巻1号 219-220

浅海泰栄、安村良男、坂巻文雄、花谷彰久、廣岡慶治、中谷 敏、宮武邦夫、白土邦男、山岸正和:予兆なく発症し、ステロイド療法が著効したアミオダロン肺障害の1例。 呼吸と循環 2003年第51巻第10号1061-1065.

A-4
是恒之宏:Suggestion 治療ガイドライン。治療学 36(4);387, 2002

是恒之宏:preface 「日本発信治療ガイドラインへの期待」。Osaka Heart Club Vol.26 No.8 Feb.2003

是恒之宏:急性心筋梗塞の入院延長 厚生科学研究で明らかに。Japan Medicine 2003年9月5日

是恒之宏:第1回不整脈薬治療フォーラム。心臓 2003年3月号

安部晴彦、安岡良典、是恒之宏:心房細動に対して薬物をどのように用いるべきか? Heart View Vol.7No.4、80-86、2003(総説)

安部晴彦、是恒之宏:最新の大規模試験、ガイドラインをどう考えるか−心房細動−。診断と治療 Vol.91No.10、1901-1906、2003(総説)

A-6
是恒之宏:フォエ試合中急死「もともと心臓が悪かったかも」。スポーツニッポン2003年6月28日

是恒之宏、斎藤誠:エッセンシャルドラッグ・ワーファリンを使いこなす 第2回服薬指導。 Medical Tribune 2003年3月13日

是恒之宏:脳塞栓症予防の主役交代 用量調節不要の経口抗凝固薬が登場へ。 日経メディカル2003年10月号:34 

堀正二、是恒之宏、佐々木達哉、山内 淳、野原隆司、加藤 洋:座談会「合併症を有する高血圧の治療−最近の知見から見た薬物療法のあり方−」。日経メディカル2003年10月号:168-171

是恒之宏:第20回日本TDM学会学術集会ランチョンセミナー 日常業務に必要なワーファリンの適正使用状況 基礎から服薬指導まで「心房細動外来におけるワルファリンの使用法」。Medical Tribune 2003年10月9日

是恒之宏:DPCの現在と将来−診療報酬の包括払いは定着するか パネルディスカッション「循環器治療における包括医療の今後」(心臓病学会から)急性心筋梗塞の在院日数とコストの分析:国立病院・療養所共通パスによる在院日数短縮の試み。Medical ASAHI 2003 November: 56-61

是恒之宏:第51回日本心臓病学会学術集会:パネルディスカッション6 循環器病診療における包括医療の今後。MEDICAMENT NEWS 2003年11月5日

B-1
KORETSUNE Y: Exective meeting in Chicago. Bayer 3月

B-2
HIROOKA K, KORETSUNE Y, YASUOKA Y, YAMAMOTO H, HASHIMOTO K, CHIN W, KUSUOKA H: European Society of Cardiology Congress 2003, August, Vienna, Austria.

Twice-a-day regimen of long-acting angiotensin converting enzyme inhibitor has better effects on neurohumoral factors compared with once-a- day administration in patients with chronic heart failure.

CHIN W: PCI in China CCT2003 21 Kobe, 2003,10

B-3
是恒之宏:ファイアサイドシンポジウム11「心房細動のトータルマネージメント 日本におけるベストプラクティスを考える」。第51回日本心臓病学会・学術集会、東京都、2003年9月

是恒之宏:パネルディスカッション6「急性心筋梗塞の在院日数とコストの分析:国立病院・療養所共通パスによる在院日数短縮の試み」。第51回日本心臓病学会・学術集会、東京都、2003年9月

是恒之宏:−これからの治療のあり方に関する懇話会−「国立病院・療養所における急性心筋梗塞治療、在院日数とコストについて」。阪神地区循環器シンポジウム、兵庫県、2003年9月

HIROOKA H:Twice-daily Administration of a Long-acting ACE inhibitor Has Greater Effects on Neurohumoral Factors than a Once-daily Regiman in CHF Patiens 第7回日本心不全学会学術集会、大阪府、2003年10月

B-4
岩本雅美、小林優子、河合 実、斎藤 誠、是恒之宏、磯部文隆、北村良雄、赤野威彦:抗血小板薬内服患者における臨床検査値の推移。第13回日本医療薬学会年会、兵庫県、2003年9月

斎藤 誠、岩本政美、河合 実、小林優子、是恒之宏、恵谷秀紀、北村良雄、赤野威彦:アンジオテンシンU受容体拮抗薬の血清尿酸値への影響。第13回日本医療薬学会年会、兵庫県、2003年9月

是恒之宏:国立病院、療養所におけるコンピュータネットワークを用いた心筋梗塞の二次予防に関する検討。第58回国立病院療養所総合医学会、北海道、2003年11月

HIROOKA K, KORETSUNE Y, KAWASAKI A, YOSHIMOTO S, IRINO H, ABE H, ICHIKAWA M, YASUOKA Y, YAMAMOTO H, HASHIMOTO K, CHIN W, KUSUOKA H, INOUE M:Twice-a-Day Regimen of Long-Acting ACE-Inhibitor Has Better Effects on Neurohumoral Factors Compared with Once-a-Day Administration in Heart Failure Patients、第67回日本循環器学会学術総会、福岡、2003年3月

YAGI S, YASUMURA Y, HOROOKA K, NAKATANI S, YAMAGISHI M, KITAKAZE M, MIYATAKE K: Relation between Acute Functional Response to Dobutamine and Late Functional recovery by Beta-blocker Therapy in Patients with Dilated Cardiomyopathy 第67回日本循環器学会学術総会、福岡、2003年3月

岩橋徳明、中谷 敏、仲宗根出、角地祐幸、安村良男、山岸正和、北風政史、宮武邦夫、廣岡慶治、是恒之宏、白阪琢磨:心臓腫瘍の精査中にAIDS関連悪性リンパ腫と判明した症例。第14回日本心エコー図学会学術総会、神戸、2003年4月

入野宏昭、廣岡慶治、吉本幸子、安部晴彦、安岡良典、山元博義、橋本克次、陳 若富、是恒之宏、楠岡英雄:腎不全を合併した心不全患者にPDE阻害薬をどのように使用すべきか?:血中濃度との関係。第51回日本心臓病学会学術集会、東京、2003年9月

安部晴彦、廣岡慶治、吉本幸子、入野宏昭、安岡良典、山元博義、橋本克次、陳 若富、是恒之宏、楠岡英雄、三浦恵子、大西秀行:左室肥大に伴うストレイン型ST変化はbackscatter energyの心筋層内較差を反映する:超音波心筋組織性状からの検討。第51回日本心臓病学会学術集会、東京、2003年9月

IRINO H, HIROOKA K, YOSHIMOTO S, ABE H, YASUOKA Y, YAMAMOTO H, HASHIMOTO K, CHIN W, KORETSUNE Y, KUSUOKA H: Milrinone in patients with heart failure and mild renal insufficiency 第7回日本心不全学会、大阪、2003年10月

HIROOKA K, KORETSUNE Y, YASUOKA Y, YAMAMOTO H, HASHIMOTO K, CHIN W, KUSUOKA H: Twice-Daily Administration of a Long-Acting ACE Inhibitor Has Greater Effects on Neurohumoral Factors than Once-Daily Regimen in CHF Patients 第7回日本心不全学会、大阪、2003年10月

B-6
安岡良典、河崎 敦、吉本幸子、安部晴彦、入野宏昭、市川 稔、山元博義、廣岡慶治、橋本克次、陳 若富、是恒之宏、楠岡英雄:短期間に新規病変を繰り返した慢性関節リウマチ合併、急性冠症候群の一例〜慢性関節リウマチと冠動脈疾患の関連について〜。 第93回日本シネアンジオ研究会、大阪、2003年6月

仁木 均、吉本幸子、廣岡慶治、入野宏昭、安部晴彦、安岡良典、山元博義、橋本克次、陳 若富、楠岡英雄、是恒之宏:三弁(大動脈弁・僧帽弁・三尖弁)置換術を要した感染性心内膜炎の一例。第170回日本内科学会近畿地方会、大阪、2003年6月

吉本幸子、廣岡慶治、仁木 均、入野宏昭、安部晴彦、安岡良典、山元博義、橋本克次、陳 若富、楠岡英雄、是恒之宏:三弁(大動脈弁・僧帽弁・三尖弁)置換術を要した感染性心内膜炎の一例 -本症例から学ぶこと-。第95回日本循環器学会近畿地方会、大阪、2003年6月

入野宏昭、廣岡慶治、吉本幸子、安部晴彦、安岡良典、山元博義、橋本克次、陳 若富、是恒之宏、楠岡英雄:腎不全を合併した心不全患者にPDE阻害薬をどのように使用すべきか?:血中濃度との関係。 第51回日本心臓病学会・学術集会、東京都、2003年9月

中谷大作、佐藤 洋、塩谷一成、金城都博、水野裕八、菱田英二、三嶋正芳、是恒之宏、堀 正二:心筋梗塞後患者のセロトニントランスポーター多型と抑うつ気分。第51回日本心臓病学会・学術集会、東京都、2003年9月

廣岡慶治、入野宏昭、種池 学、小向賢一、吉本幸子、安部晴彦、安岡良典、山元博義、橋本克次、陳 若富、是恒之宏、楠岡英雄:虚血性心疾患「ステント留置後に繰り返すSubacute Thrombosis (SAT)にArgatorobanの使用が奏功した一例。第96回日本循環器学会近畿地方会、大阪府、2003年11月

吉本幸子、廣岡慶治、種池 学、小向賢一、入野宏昭、安部晴彦、安岡良典、山元博義、橋本克次、陳 若富、是恒之宏、楠岡英雄:先天性心疾患「心房細動を合併した単冠動脈の一例」。第96回日本循環器学会近畿地方会、大阪府、2003年11月

B-8
是恒之宏:「慢性心不全の治療−最近の課題」、「不整脈の読み方と治療」。開業医の明日に役立つ循環器実践講座、大阪府、2003年7月

是恒之宏:「心房細動治療の現状と将来展望」。第1回日ごろの臨床に役立つ循環器勉強会、大阪府、2003年9月

是恒之宏:「非弁膜症心房細動患者における抗血栓両方の意義−心房細動外来における脳塞栓予防の試み−」。第2回仙台不整脈セミナー、宮城県、2003年10月

是恒之宏:総合討論「心房細動に対するリズムマネージメント治療−心機能正常例および心機能低下例での治療戦略−」 レートコントロールの立場から。第1回不整脈薬物治療フォーラム、東京都、2003年10月

是恒之宏:特別講演「心房細動治療の現状と将来展望」。第93回横浜心臓研究会、神奈川県、2003年11月

是恒之宏:パネルディスカッション「脳梗塞予防の為の心房細動治療」。生活習慣病フォーラム 第5回テーマ「脳梗塞」、東京都、2003年11月

廣岡慶治:「心不全治療薬としてのACE阻害薬」。第28回ACEの夕べ、大阪府、2003年6月

廣岡慶治:ランチョンセミナー「心不全治療におけるレニン・アンジオテンシン系ブロックの重要性」。在日本朝鮮人医学協会 第26回学術報告会