看護部

           山田泰子

 平成18年度の看護部の活動は、「人権を尊重した患者参加の看護を目指す」をテーマに、「患者の目線に立った看護サービス(KSK)の拡大」、「看護の理論とエビデンスに裏付けられた看護実践能力の強化」「あらゆる無駄を追求し、DPCへの対応」「看護職員の離職防止」の4つの柱を目標に掲げ、取り組みました。平成184月からはWOCナースを専従配置としました。また、昨年同様、教育専任看護師長・副看護師長が中心となり、「看護職員能力開発プログラム」に基づいた、機会教育と集合教育の実施、看護職員個々の主体的学習への支援として横断的に活動しています。

平成18年の看護研究業績としては、院外発表では、国立病院総合医学会、医療マネジメント学会、日本がん学会、緩和医療学会、循環器看護学会、日本クリニカルパス学会、日本エイズ学会、環境感染管理学会等へ42題の発表を行いました。雑誌投稿は7題です。院内発表では、「医療安全・感染管理」「看護ケア」「教育」「接遇・家族看護」「緩和ケア」をテーマに37題の応募があり、いずれも臨床看護実践に結びついた発表内容でした。

今年度、新たに救急看護認定看護師が3名誕生しました。当院の専門・認定看護師は、がん看護専門看護師1名と認定看護師10名となりました。これら専門・認定看護師などのエキスパート看護師が、専門的で高度な知識と的確な判断能力を用い、組織横断的に活動を行い、質の高い実践ができる看護師の育成のために教育的機能を発揮し、高度総合医療を担う当院の看護ケアの質をより向上することを期待しています。

 

2006年度研究発表業績

A-4

7階病棟:ナーシングメイト:患者さんの視点に立ったケアをめざして。ハートナーシング、第19巻第4号:4-72006

 

児玉由香:はじめての器械出し〜乳房温存手術で考えてみよう〜。OPE NURSING、第2110号:37-402006

 

田中登美:がん患者の症状緩和ケア 不安・抑うつ、不眠。看護技術Vol52.No.12.通巻770号:101-1072006

 

田中登美:座談会:入院から外来への流れをふまえて 安全・確実・安楽ながん化学療法のための看護師・薬剤師の専門性と役割。看護学雑誌、第70巻第10号: 2006

 

田中登美:特集:第17回日本在宅医療研究会学術集会「大阪医療センター緩和ケアチーム『がんサポートチーム』におけるがん看護専門看護師の活動と課題」。癌と化学療法 臨時増刊、第33巻第2号:345-3472006

 

田中登美実例から学ぶ「安全で有効な外来がん化学療法の実践」 Part6 実践レポート1.チーム医療の実践『外来化学療法室における支援体制について』。先端医学社、2006

 

田中登美『がん化学療法ケアガイド』6章:外来化学療法における看護1. 患者と家族に対する情報提供と心理サポート2. セルフケアのための教育的アプローチ。中山書店2006

 

B-3

阿島美奈:院内感染対策今医療に求められているもの−ICTを効果的に進めるには ICNの立場から、60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

阿島美奈ITを生かした感染制御活動−感染サーベイランスのIT化−、22日本環境感染学会、横浜、2007年2月

 

田中登美:病院における外来化学療法センターのあり方。15HIT研究会、神戸、20068

 

田中登美:「外来化学療法を考える」外来化学療法室の教育活動におけるがん看護専門看護師の役割と課題。60国立病院総合医学会、京都、20069

 

田中登美:「地域がん診療連携を拠点病院の充実を目指して」近畿がん基幹病院におけるがん看護専門看護師の役割。60国立病院総合医学会、京都、20069

 

田中登美:「がん患者への心理面への支援−新たな方向への探求−。日本心理学会第70回大会、福岡、200611

 

田中登美:「外来化学療法」座長。21回日本がん看護学会、東京、20072

 

織田幸子HIV診療における外来チーム医療。20回日本エイズ学会、東京、200611

 

織田幸子:看護ネットワークを活用したHIV/AIDSケアの可能性。20回日本エイズ学会、東京、200611

 

織田幸子HIV診療における外来チーム医療:総合司会。日本エイズ看護研究会、東京、200611

 

下司有加HIV感染者のセクシャルヘルス支援のあり方。20回日本エイズ学会、東京、200611

 

B-4

服部恵理加:変形性膝関節症における悪化要因の分析〜年齢・体重・性別を比較して〜。60回国立病院総合医学会京都20069

 

谷村梨江:感染リンクナース活動における感染性廃棄物の実態調査と今後の課題。22回日本環境感染学会、横浜、20072

 

宮本典子:看護経営委員会の活動報告8回日本医療マネジメント学会、横浜、20066

 

龍香織PNL患者におけるKOMIチャートを使用したADL評価。60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

安田菜穂:下部消化管手術パスにおける早期経口摂取について。8回日本医療マネジメント学会、横浜、20066

 

野口凉子:消毒を廃止した包交方法の評価。60回国立病院総合医学会京都20069

 

内田華奈子:がん性疼痛緩和の薬物療法における看護師の認識の現状。60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

安田菜穂:下部消化管手術パスにおける早期経口摂取について。7回日本クリニカルパス学会熊本200611

 

白川華子:術後患者のドレーン・チューブ類の自己抜去をおこす要因−せん妄の発症要因との関連−。60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

内藤綾:新人看護師の業務へのスムーズな導入の一考察。60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

山中政子:呼吸困難感の緩和にオキシコドン除放剤が有効であった症例。11回日本緩和医療学会、神戸、20066

 

西藤絵美:腰背部温湿布による腸蠕動促進の効果。国立病院看護研究学会、福岡、200611

 

浅岡幸子:術後シャワー浴のバリアンス評価。7回日本クリニカルパス学会熊本200611

 

斉藤明音:せん妄を繰り返した終末期患者のスピリチュアルケアの一考察。11回日本緩和医療学会、神戸、20066

牧山真理:がん性疼痛緩和の薬物療法における看護師の認識の現状。日本がん看護学会、東京、20072

 

牧山真理:がん性疼痛緩和の薬物療法における看護師の認識の現状。60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

津村麻衣子:眼科手術後患者の腹臥位安静に伴う苦痛緩和への援助〜ストレッチ体操の集団指導を試みて〜60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

渡邊由紀:胸部外傷患者の非侵襲的管理における胸部外傷疼痛スコアの作成。34回日本集中看護学会、神戸、20073

 

伊永清美:人工呼吸関連肺炎(VAP)の発生率低下に向けた取り組み〜カフ上吸引付き挿管チューブを用いて〜。8回日本救急看護学会、福島、200611

 

鈴木真衣:当院手術室感染防止対策変更前後のSSI発生率の推移。22回日本環境感染学会、横浜、20072

 

阿島美奈:継続的中心静脈カテーテル関連、血流感染サーベイランス報告。22回日本環境感染学会、横浜、20072

 

田中登美:外来化学療法室の教育活動におけるがん看護専門看護師の役割と課題。8回日本医療マネジメント学会、横浜、20066

 

田中登美:当院緩和ケアチーム「がんサポートチーム」におけるがん看護専門看護師の活動と今後の課題。11回日本緩和医療学会、神戸、20066

 

田中登美:大阪医療センター緩和ケアチーム「がんサポートチーム」におけるがん看護専門看護師の活動と課題。日本在宅医療研究会松山20067

 

田中登美:大阪医療センター緩和ケアチーム「がんサポートチーム」におけるがん看護専門看護師の活動と役割。60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

田中登美:近畿がん基幹病院における「がん看護研修ステップ2」研修生の実態と運営上の課題。60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

田中登美:近畿がん基幹病院における「がん看護実務研修」における運営上の課題60回国立病院総合医学会、京都、20069

 

田中登美:大阪医療センター緩和ケアチーム「がんサポートチーム」におけるがん看護専門看護師の活動と課題5回日本臨床腫瘍学会札幌20073

 

B-6

前田梨佐:当院における看護師のパスへの取り組み。近畿クリニカルパス学会大坂20071

 

稲波紀子:ダブルプロダクトを利用した心臓リハビリテーションの有効性。循環器病研究振興財団主催循環器疾患看護研究学会、大阪、20066

 

奥野梓ICUにおけるインシデントの実態調査。18回大阪府看護研究学会、大阪、200612