救命救急センター・総合救急部

 

定光大海

 

総合救急部は救命救急センター専従医として三次救急及び災害医療に対応している。三次救急では主に外傷、急性中毒、熱傷、心肺停止、ショック、臓器不全など重症救急患者の診療に従事し、災害医療では、DMATDisaster Medical Assistance Team)の組織作りや広域救急医療情報・災害情報ネットワークへの参画、災害訓練の継続的実施などを通じて広域災害に即時的に対応できる体制を維持している。また、院内の危機管理の一貫として、突然の心停止など予期せず生命の危機的状態に陥った入院患者の治療支援としてBlue Callにも対応している。

対外的には、病院前の医療活動の担い手である救急救命士や救急隊員の医療活動の質を保証するメディカルコントロールという極めて重要な役割も担っている。具体的には、36524時間対応で救急隊からの搬送依頼や救急救命士への特定行為(器具を用いた気道確保や静脈路確保など)の指示をオンラインで行ことや病院実習や救急症例検討会などを通じた教育および救急搬送事例の事後活動検証等である。

研究テーマは災害医療と外傷、敗血症等の重症病態に関するものが中心になる。現在、多施設共同臨床研究として災害医療をはじめ、院外心停止、DIC、感染対策等多岐にわたる課題に参画、さらに重症感染症におけるTLR‐4拮抗薬の効果に関する国際共同治験にも参加するなど積極的に臨床研究を進める基盤ができた。

 

2007年度研究発表業績】

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大西光雄:顔面口腔外傷、「今日の治療指針」山口徹、北原光夫、福井次矢総編集、35-36、 医学書院、東京、20071

 

定光大海:横隔膜損傷、「今日の治療指針」山口徹、北原光夫、福井次矢総編集、45、医学書院、東京、20071

 

定光大海:乱用薬物中毒(覚せい剤、大麻、麻薬)「今日の治療指針」山口徹、北原光夫、福井次夫総編集、121-122、医学書院、東京、20071

 

定光大海:救急医学概論−検査−「救急救命士標準テキスト」救急救命士標準テキスト編集委員会、415-423、へるす出版、東京、20073

 

白鴻成:四肢開放性骨折「今日の治療指針」山口徹、北原光夫、福井次矢総編集、54-55、医学書院、東京、20071

 

A-3
前野良人、米満弘一郎、定光大海:慢性膵炎を契機に脾膿瘍と脾梗塞を発症した1例「日本腹部救急医学会雑誌273):499-502,2007

 

米満弘一郎、定光大海、西野正人、白鴻成、大西光雄、前野良人、島原由美子、坂本道治:重症急性膵炎を契機に発症し、ボリコナゾールの経腸投与が有効であったカンジダ属敗血症の1例、日集中医誌14339340,2007

 

定光大海、山下進:神経系救急疾患、看護のための最新医学講座【第2版】第25巻 救急、日野原重明、井村裕夫編、中山書店、東京、P144-1542007

 

米満弘一郎:当救命センターにおける入院時3MRSAスクリーニング検査の結果.日臨救医誌10592-597,2007

 

A-4

若井聡智、定光大海:重症感染症.救急医学32159-62,2008

 

島原由美子、大下修造:急性動脈閉塞症の緊急手術、X 血管外科緊急手術に対する麻酔と注意点、「救急・集中治療 vol.19 no.11121395-1399、総合医学社、2007

 

島原由美子、平田隆彦:頭部顔面外傷、[ 外傷に対する緊急手術の麻酔と注意点、「救急・集中治療 vol.19 no.11121445-1449、総合医学社、 2007

 

B-3

大西光雄、:老人介護施設での急変時対応および治療後の再入所に関する実態調査大阪・福井でのアンケート調査より日本臨床救急医学会総会・学術総会、神戸国際会議場、20075

 

定光大海:大規模災害時の国立病院機構の役割、13回日本集団災害医学会総会茨城県つくば市20082

 

定光大海、前野良人:救命救急センターにおけるDNAR97回近畿救急医学研究会20083

 

前野良人、小川智也、米満弘一郎、鶴和幹浩、島原由美子、若井聡智、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:救命救急センターにおけるDNAR症例の検討、35回日本救急医学会総会・学術集会、大阪、200710

 

 

B-4

大西光雄小川智也、米満弘一郎、坂本道治、島原由美子、前野良人、白鴻成、西野正人、定光大海:老人介護施設での急変時対応の実態調査。日本臨床救急医学会総会・学術総会、神戸国際会議場、20075

 

米満弘一郎、定光大海、西野正人、白鴻成、大西光雄、前野良人、若井聡智、島原由美子、小川智也:非侵襲的陽圧換気法と客観的疼痛スコアを用いた胸部外傷患者の呼吸管理、日本臨床救急医学会総会・学術総会、神戸国際会議場、20075

 

前野良人、米満弘一郎、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:腰背部盲管銃創による大腸損傷の一例、21回日本外傷学会、千葉、20075

 

白鴻成、定光大海、西野正人、大西光雄、前野良人、島原由美子、米満弘一郎、小川智也、梶原淳、廣瀬智也、村田洋一、細井文子:当救命救急センターにおける骨盤輪骨折に対する初期治療戦略、21回日本外傷学会、千葉、20075

 

大西光雄、前野良人、島原由美子、若井聡智、米満弘一郎、小川智也、白鴻成、西野正人、定光大海:腹部刺創42例の検討、21回日本外傷学会、千葉、20075

 

細井文子、島原由美子、小川智也、米満弘一郎、前野良人、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海SSRI大量服用後の急性肺傷害の一例、29回 日本中毒学会総会・学術集会、東京、20077

 

島原由美子、小川智也、米満弘一郎、鶴和幹浩、若井聡智、前野良人、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:アスピリン大量服用により遅発性に多臓器不全を呈した1例、29回 日本中毒学会総会・学術集会、東京、20077

 

大西光雄、定光大海、西野正人、白鴻成、前野良人、若井聡智、島原由美子、鶴和幹浩、米満弘一郎、小川智也、梶原淳:法的側面から考察した救急医療崩壊における問題点と今後の課題、35回日本救急医学会総会・学術集会、大阪、200710

 

若井聡智、定光大海、西野正人、白鴻成、大西光雄、前野良人、島原由美子、米満弘一郎、小川智也、鶴和幹浩、井上悠介:胸部刺創35例の検討、35回日本救急医学会総会・学術集会、大阪、200710

 

島原由美子、大西光雄、定光大海、西野正人、白鴻成、前野良人、若井聡智、鶴和幹浩、米満弘一郎、小川智也:横隔膜弛緩症の2例、35回日本救急医学会総会・学術集会、大阪、200710

 

西野正人、定光大海、白鴻成、大西光雄、前野良人、島原由美子、若井聡智、米満弘一郎、小川智也:救命救急医療領域におけるDPC(診断群分類)包括評価方式の問題点と対策、35回日本救急医学会総会・学術集会、大阪、200710

 

廣瀬智也、小川智也、米満弘一郎、島原由美子、鶴和幹浩、若井聡智、前野良人、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:当救命救急センターにおける墜落外傷の現状とその問題点、35回日本救急医学会総会・学術集会、大阪、200710

 

井上悠介、島原由美子、廣瀬智也、梶原淳、金原太、鶴和幹浩、若井聡智、前野良人、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:治療が困難であった門脈塞栓症の一例、97回近畿救急医学研究会20083

 

金原太、廣瀬智也、井上悠介、梶原淳、島原由美子、鶴和幹浩、若井聡智、大西光雄、前野良人、白鴻成、西野正人、定光大海:『広範囲頚部切創により舌の機能障害を呈した症例』。97回近畿救急医学研究会20083

 

小川智也米満弘一郎、島原由美子、坂本道治、前野良人、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:当センターにおける経管栄養パスの有用性と今後の課題。第9回日本臨床救急医学会、盛岡市民文化ホール、20075

 

小川智也米満弘一郎、島原由美子、坂本道治、前野良人、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:大動脈遮断カテーテル(IABO)使用後下腿コンパートメント症候群を発症した一例。20回日本外傷学会、全日空ホテルズホテルグランコート名古屋、20075

 

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小川智也米満弘一郎、島原由美子、坂本道治、前野良人、大西光雄、白鴻成、西野正人、定光大海:当院救命救急センターにおける経腸栄養パスの有用性と今後の課題。13回河内救急医療懇話会東大阪市立総合病院、20074

 

坂本道治、溝端康光、定光大海、岸 正司、池内尚司、坂田育弘、石井昇、松岡哲也、塩野茂、奥地一夫:救命救急領域における中心静脈カテーテル関連感染症についての検討。10回日本臨床救急医学会総会・学術集会、神戸国際会議場、20075