ご挨拶


ご挨拶


センター長


   大阪医療センター救命救急センターの
ホームページにお越し下さり、ありがとうございます。

国立病院機構大阪医療センター救命救急センターの紹介

 大阪医療センターはちょうど上町台地にあり、北はNHKと阪神高速東大阪線法円坂出入り口、東は難波の宮に接しています。西側には少し下って谷町筋があり、上町断層帯が連接しています。官庁街も近く、NHKの北側には大阪府警察や大阪府庁があります。阪神高速の出入り口が病院の北側に接して東西に走る中央大通りにあり、市内のどの方向からも救急車搬送が可能です。救命救急センターや災害拠点病院の機能を有する病院として、立地条件はとても良いところです。東南海・南海大地震が起こっても津波の被害を受けることはありません。
当院の救命救急センターは、実質的には大阪大学医学部特殊救急部から医師が派遣された平成12年にスタートしたといってよいと思います。当初から外傷を中心とした3次救急医療の一翼を担うことを目標にしてきました。外傷、急性中毒、熱傷、院外心停止、ショック、臓器不全など重症救急患者を対象とした三次救急を担っています。救急隊からの専用電話回線、いわゆるホットラインをもち、傷病者受け入れとともに救急救命士に対するメディカルコントロールとして特定行為の指示や助言に365日24時間医師が対応しています。重症循環器疾患や脳血管障害患者の受け入れには専門診療科が同じようにホットラインを持ち、常時対応しています。救急科専従スタッフは、当初の6名から12名まで増え、救急科で管理する患者数も次第に増加して年間700~800件に及んでいます。外傷例は年間300件前後です。院外心停止例の搬送件数も年間200件前後とこのところ大きな変化はありません。最近では難治性心室細動(Vf)などで経皮的心肺補助(PCPS)導入症例が増加したのが特徴的で、社会復帰率は改善しています。一方で、社会的問題である薬物過量服用例や高齢者の搬送も増加しています。精神疾患と高齢者の問題は救命救急センターでも避けては通れない大きな課題です。
当センターは日本救急医学会指導医指定施設、専門医指定施設、日本集中治療医学会専門医指定施設、熱傷専門医指定施設として認可されており、卒後の初期臨床研修医を毎年16名受け入れる教育機関として、救急の研修には力を入れています。また、将来、救急医療を目指す人材の養成も視野にいれており、専門医取得のためのプログラムをもった後期研修医(専修医)制度を取り入れています。国立病院機構で3年間、専修医として勤務しますとその後のスタッフ採用に優先権が得られるメリットもあります。
災害関連では東日本大震災を契機に院内の体制が強化されつつあります。特に、被ばく医療では福島第一原発の医療支援を現在も続けており、福島県に除染作業で派遣される作業者の内部被ばく検査も可能になりました。大阪府の災害拠点病院や二次被ばく医療機関としての役割に加えて、国立病院機構の近畿ブロック拠点病院でもあります。今後は、DMAT事務局のある東京災害医療センターの補完的役割も担うことになりました。組織的な対応は災害のような非常時にこそ大きな力を発揮します。国立病院機構には人材を集める組織基盤もあります。救急医療を担う人材養成のためのネットワークシステムをこれから作り上げようと考えています。
臨床研究でもようやく国際治験や多施設共同研究に参画できるようになり、国際学会で発表する機運も出てきました。再生医療の臨床研究も準備を進めています。一歩一歩ですが、臨床研究も進めていきたいと考えています。
さらに、今、病院の新築計画が進行中です。計画の中には、日常の救急医療に貢献でき、さらに巨大災害や大事故に対応できる体制を支えるための整備計画が盛り込まれています。 これからは多方面で重要な役割を担う必要がありますが、まだまだ人的にも設備面でも足りない点が山積しています。ホームページを見ていただいている皆様で救急医療や災害医療に興味をお持ちの方は是非、当救命救急センターにご参集下さるようお願い申し上げます。


ホームに戻る


研究・実績

ブログ

独立行政法人 国立病院機構
大阪医療センター

救命救急センター

〒540-0006
大阪市中央区 法円坂2-1-14
TEL : 06-6942-1331

交通アクセス

採用情報