肝疾患について
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C型肝炎の診療 B型肝炎の診療

 C型肝炎に対する抗ウイルス治療は常に全国でトップクラスです。長年インターフェロン治療を多数の症例に行い、C型肝炎に対する治療経験を積み重ねてまいりました。日本にひろまっているC型肝炎ウイルスは遺伝子型(ゲノタイプ)1b型が70%、2a型が20%、2b型が10%を占めます。この遺伝子型やウイルス量、あるいは患者さんの病状などを総合して、一人一人に最適な治療を行ってきました。この実績を下に、新たな時代を迎えたC型肝炎治療にも、いち早く対応し数多くの患者さんの治療を行っています。
2014年、C型肝炎治療は経口の治療薬の出現により大きな転換期を迎えました。それまでのインターフェロン治療は副作用も強く、また難治性といわれる1b型でウイルス量の多い患者さんではウイルス消失に至るのは50%弱と十分な効果とはいえないものでした。経口抗ウイルス薬とインターフェロンの併用療法ができると治療効果は90%近くに上がったものの、インターフェロンの強い副作用が大きな問題でした。新たに登場した、経口剤のみを用いた内服治療(インターフェロンフリー治療)は非常に副作用も少なく、なおかつ100%に近いウイルス排除率であり、これによりC型肝炎も将来激減することが期待されています。

インターフェロンフリー治療は医療費助成の対象となっており、月1万円もしくは2万円の自己負担で治療を受けることができます。治療期間は3〜6ヶ月です。治療により肝細胞癌のリスクも減らすことができると考えられていますので、ぜひご相談ください。

 日本におけるB型慢性肝炎の多くは、母子感染からキャリア化したことが原因です。しかし最近では水平感染によるB型急性肝炎も散見され、B型肝炎の病期と治療の必要性を判断するには、豊富な知識と経験を要します。
最近のB型肝炎治療(核酸アナログ)の進歩はめざましく、最新のガイドラインに準拠した治療を実践しています。当科は国立病院機構の共同研究で日本最大の患者さんのデータをとりまとめ、有効性と安全性の情報を発信しています。

また、急性肝炎の患者さんを数多く診療しています。経験数は関西圏では最も多いと思います。特に慢性化のリスクが高い欧米タイプのB型急性肝炎の増加は顕著で、適切な診断と治療が必要になります。
肝細胞癌の診療 他の肝疾患

 各種造影剤を駆使した超音波(エコー)・CT・MRI検査によって、肝細胞癌の早期発見につとめます。患者さんの治療方針は、消化器内科主治医が肝癌治療ガイドラインに沿って、ラジオ波焼灼術(RFA)・肝動脈塞栓術・手術などから最適の治療法を選択しますが、治療方針の決定が複雑な症例に対しましては、消化器内科だけでなく肝胆膵外科・放射線科と合同の検討会(肝胆膵カンファレンス)で決定されます。

 自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、非アルコール姓脂肪肝炎(NASH)に対しても、専門医が診療いたします。ただし、アルコール性肝疾患は、アルコール専門クリニックでの診療をお願いしております。

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