救急医療/災害医療

災害拠点病院

平成8年に厚生労働省より発出された「災害時における初期救急医療体制の充実強化について」の通知で災害拠点病院の整備が行われ、災害発生時に被災地内の傷病者等の受入れ及び搬出拠点となる病院として都道府県に1箇所の「基幹災害医療センター」と救命救急センターを中心とした「地域災害医療センター」を整備することが求められています。 当院は同年より大阪府地域防災計画に基づき、大阪府の地域災害医療センターに指定されております。平成13年には、災害時に500人収容可能な「国立大阪医療センター緊急災害医療棟」を建設し、その地階には放射能除染設備を備え、放射線災害にも対応しています。この他、緊急災害医療棟は、3次救急初療室(1階)、災害医療の教育・研修の場として研修室・情報センター(2階)、講堂(3階)、厚生労働省DMAT事務局(4階)が設置され、活用されています。さらに当院には、災害用備蓄庫(備蓄品目:医薬品、食料品、医療器材、被災地用消耗品、災害時用備品)、受水糟(容量800トン:災害時見込み使用量約4日分)、自家発電機(容量120kVA)、自動塩素減菌装置(受水槽用)、災害派遣用ドクターカーが配備されています。
当院では、災害時、多数の傷病者を受け入れるため、病院職員に対し災害時における基礎知識・技術の習得に向け、院内訓練や研修を実施し災害時に実動できる人材育成を行っています。また当院には、急性期(概ね48時間以内)に活動できる機動性を持った専門的な訓練を受けた医療チームDMAT【Disaster Medical Assistance Team:医師・看護師・業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成】隊員が日本DMAT・大阪DMAT併せて32名在籍し、大阪府内のみならず国内における災害発生時に多岐にわたる災害医療が提供できるように日々訓練を行っています。


 ●院内災害研修

 ●院外訓練(DMATブロック訓練、広域搬送訓練等)