キャンパスブログ

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災害訓練に参加して

_ _ _ 第69回生一同

平成29年1月14日、独立行政法人国立病院機構大阪医療センターの地震災害を想定した災害訓練が開催され、2年生が災害被災者として患者・家族役の立場で参加しました。災害訓練に参加するにあたり災害時医療についても事前に学習し、災害時の看護師の役割について考えながら訓練に臨みました。

訓練当日は、被災想定に合わせて患者メイクをしました。 頭部や腹部に外傷創をつけ、ショック状態がわかるように顔も蒼白いメイクをして重症患者になりきりました。 訓練が始まり、地震発生後被災した傷病者がトリアージゾーンに運ばれ、医師によってトリアージされ、トリアージタッグが貼られていきます。限られた環境のなかで治療できるように、患者の重症度を即座に判断し、緊迫した中でも先輩ナースが患者様に対して優しく声をかけながら、 優先度を踏まえた問診をする姿は感動しました。 患者や家族役を演じることで医療者の一つ一つの言動で安心できたり、不安にもなるということが実感でき、患者・家族の思いを理解することができました。 ひとりでも多くの患者さんを救うため災害状況や受傷時の状況から、どんな疾患・病態が予測されるかを考え、 検査・治療と同時進行で進むそのスピードのすごさにも驚きを感じ、 日頃から知識や技術をしっかり身につけることが大切であると思いました。 また、医師・看護師だけでなく、検査技師や事務の方も共にチーム編成されており、情報共有や協力、連携が図られていました。

訓練終了後は参加者全員が集まり、全体評価が行われました。指揮管理調整や被ばく医療エリアにおける除染などの課題についても熱意を感じる意見交換を聞くことができました。当日は、寒波の影響で本格的な冷え込みでしたが、最後に災害時の炊き出しの豚汁とおにぎりをいただき、体が温まりました。

その後、学校で学生同士でのグループワークと意見交換を行い、各トリアージゾーンで行われる医療・看護の特徴やチーム医療の必要性、患者の立場で感じる不安等について話し合いました。そして、災害訓練を通じて各々が経験したことや考えたことを共有し、被災者への配慮等学びを深めることができました。今回は訓練でしたが、災害時はもっと混乱し、パニックになることも考えられます。 自分たちの身の安全を確保しながら、医療スタッフの一員として、ひとりでも多くの方の救助ができるよう、日頃から、自分にできることを考え、実践していきたいと思います。

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