キャンパスブログ

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特別講演を聴講して

_ _ _ 第70回生一同

春の日差しが感じ始められる3月2日、子どもを亡くした家族の会「小さないのち」代表の坂下裕子先生による特別講演「いのちと向き合う患者と家族の想い」を聴講しました。

今回の講演で心に残ったことは、看護師の言動のひとつひとつが患者様やその家族に大きな影響を与えるということです。私たちが12月に実習に行った時には、患者様との関係性を築くために、「とにかく何か話さなければならない」と思い、話しが途切れた時の沈黙を埋めることに必死になっていました。しかし、今回の講演の中に登場した看護師は、言葉が少なくても患者様やその家族に対して誠意を持って接しておられ、信頼されている存在でした。看護師の、患者様が持つ苦痛を取り除きたいという思いと、患者様だけでなく家族への配慮が患者様と家族のこころに寄り添い支えていた看護であるからだと感じました。 講演で、「コミュニケーションに影響する要素として言語・言い方・姿がある」と学びました。看護師は、患者様を一人の人間として尊重し接する必要があります。また、患者様をどうにかして救いたいという思いや行動があれば、言葉が少なくても患者様やその家族には伝わることを学びました。

今回の特別講演を聴講し“看護”というものは、私たちが1年間学んできたものよりも遥かに奥深いものであると感じました。実体験を用いた貴重なお話を聞くことで、看護師としてのあるべき態度や姿勢について改めて考えさせられました。この講演で得た学びを活かし、常に自分の看護観を見つめ直しながら、患者様にとって安全安楽な看護とは何かを追求し続けていきたいと思います。

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