キャンパスブログ

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平成29年度消防訓練を終えて

_ _ _ 第71回生 学生代表

平成29年4月25日に、消防隊員や学校防災システム会社の方々の協力のもと、学生全員と教職員が参加した消防避難訓練が実施されました。

学生は、突然起こる火災に対応できるように、非常ベルが鳴る時間を知らない状態で訓練が始まりました。訓練とはいえ、聞き慣れない非常ベルの大きな音や教員による避難アナウンスの中での避難は、連続した緊張感の中での行動でした。避難後、クラスごとで点呼確認を行いましたが、その状況下での人数確認は想像以上の時間を必要とするものでした。3年生は学生数が多いにも関わらず、一番短い時間で確認ができていました。1年生も声をかけながら整列を行いましたが、全員にうまく伝わらず、余計な混乱を与えてしまうということを知りました。そういった混乱を防ぐためには、声ではなく相手の身体に触れながら伝えるといった事前のルール作りなどが大切だと実感しました。

初めて避難訓練を行う1年生は、消火器、消火栓を使った初期消火訓練も行いました。これまで消火器にふれた学生もいましたが、消火栓を使用したことのある学生はおらず体験した全員が初めての経験でした。 消火栓は、放水により火災の消火及び延焼を防止するものです。普段見かけている消火設備でも、必要時に使用方法が分からなければ何の役にも立ちません。今回、その意味で消防士の方の指導のもと正しい使い方の講習をうけ、放水時の水圧の高さを体験できたことは、火災による被害を最小限にとどめる初期消火に対する有効な学習となりました。

消火の体験後には、「いのちを守る病院火災の初期対応」のDVDを視聴しました。 連絡系統の不備や消防訓練の未実施といった無責任な防火態勢や防火意識の希薄さが生む「人災」の危険を知りました。また、それらを未然に防ぐための病院内での防災対策のあり方や一人では避難できない避難弱者である患者さんの個別性に応じた避難体制やマニュアルの作成、定期的な防災訓練と連絡系統の周知徹底を図ることによって生存率の向上が計れることを知り、これらを整える重要性を実感しました。

災害はいつどこで起こるか分かりません。さらに継続して思いもよらないことを注意することは簡単ではないと思います。しかしながら、今回の消防訓練を通し、火災を防ぐということは、まず、火災を知ることから始まり、どれだけ冷静に先をみすえて行動できるということが、患者様の命を守ることになると体験することができました。そして、命を守るため、看護学生としてこれから自己の学習をしていきたいと思います。

最後になりましたが、お忙しい中訓練にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

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