キャンパスブログ

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3年間の臨地実習を終えて

_ _ _ 第69回生(3年生)

私たち69回生は、3年間を通して、1,035時間の臨地実習を終えました。実習を通して、多くの患者様を受け持たせて頂きました。そして、母体施設である大阪医療センターをはじめとする実習施設の皆様から丁寧にご指導を頂いたことで多くの学びを得ることが出来ました。

1年次には真新しい白衣を着て実習へ行きました。病院・病棟内の環境を知り、そこで患者様がどのように生活されているのか、さらに自分自身も患者様に影響を及ぼす環境の一部であることを学びました。また病院で療養されている患者様の気持ちをコミュニケーションを通して初めて聴き、患者様の基本的欲求について学びました。血圧測定や清拭などを初めて患者様に実践させていただいたときは、手が震える程とても緊張しました。その時、患者様の安全を守り、安心して援助を提供できるよう、技術を磨くためにもっと練習に励まないといけないと痛感しました。そしてこの最初の実習を経て改めて医療従事者になるのだという意識が高まりました。

2年次の日常生活援助実習では1年次での学びを活かし、患者様の基本的欲求を満たすための看護を考え実践しました。最初はただ実施していくことに必死になっていましたが、実習指導者さんからのご指導を受け、患者様の個別性に沿った計画を考え実施していくことができました。実習指導者さんと共に援助を実施した時に、患者様から頂いた「ありがとう。」の言葉は今でも胸に残っています。

2年次の1月から3年次の12月まで領域別看護実習を行いました。これらの実習では、入院されている患者様だけでなく、幼稚園や訪問看護ステーション、介護老人保健施設を利用している方々とも関わりました。小児看護学実習では、看護の対象が小児であることから、疾患だけではなく対象の成長発達段階も考えて援助や指導を実施していくことが重要であると学びました。母性看護学実習では、実際の分娩の場に立ち会い生命の尊厳について改めて考えることができました。在宅看護論実習では、利用者様のお宅にも訪問しました。実際に、在宅療養場面を見学し、利用者様の「自宅で過ごしたい。」という思いを知りました。改めて、入院中から退院後の生活を見据えた関わりを考え、支援することの大切さを学びました。

3年次最後の統合実習では、複数の患者様を受け持ちながら、日中だけでなく24時間の療養生活を送る患者様の看護について考えながら関わりました。また、チームリーダー・看護師長の役割についても学ぶことができ、患者様が安全に療養生活を送るための看護管理についてより理解が深まりました。そして、患者様の療養環境を整えること、疾患から影響される患者様の基本的欲求を捉えて援助を行なうという、これまでの実習で学んだことを統合し、実習を行いました。また、学生もチームに入らせて頂き最後の実習に取り組んだことで、看護のやりがいや楽しさ、そして看護は奥が深いものであることを実感すると共に、早く臨床の場で働きたいという思いが強くなりました。

今、振り返ってみて3年間で23時間1035時間の実習は、講義で学んだ解剖生理や病態生理の知識をふまえて患者様の疾患や治療を理解し、学内で学んだ原理原則を基に患者様の個別性に合わせた関わりを行うのか、悩む日々でした。緊張で辛い日もありましたが、仲間と互いに支えながら乗り越えることができたと思います。

これから、本格的に国家試験に向けての学習の日々となる中で、実習での患者様との関わりの中で見つけた喜びやこれからの自分への課題、自分の未来の看護師像が心の支えとなると思います。69回生全員で看護師国家試験に合格できるよう努力していきたいと思います。

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