研修医日記(平成19年)

1月 上田朋子 2月 三木友一朗 3月 金子恵子 4月 中川彰人
5月 佐藤千明 6月 神吉秀明 7月 野中優江
・濱野剛
8月 神谷まひる
・石川久
9月 鯉田容平
・森本裕子
10月 中村裕香 11月 祖母井龍 12月 申祥子

平成19年1月

こんにちは。2年目研修医、上田朋子です。現在小児科をローテート中です。
2年目もあと3ヶ月という時期になり、今まで様々の科をローテートさせていただけて本当によかったなあと感じることが多くなりました。1つの科は長くて3ヶ月間、短いときは1ヶ月間なのですが、実際に働いてみると、どの科をローテートしてみても、学生時代ポリクリで抱いたイメージ通りということはほとんどありませんでした。そして、実際に診察や外来、検査の経験があるのと無いのとでは、大きな差があると感じました。どの科をローテートしても、真剣に、丁寧に教えていただけ、多くのことを学べる病院だと思います。科が変わるとき、もう少しこの科で研修したいなあと残念に思ったことは何度もありました。
当院での研修医生活は、何より同期が多いので楽しいです。研修医室では様々な情報が自然と入ってきますし、飲み会も大勢でわいわいできます。元気なときも、へこんだときも、たいてい同じ心境になったことのある同期がいるので、まあなんとかなるかなと思えます。
今振り返ってみて、当院で研修できて良かったなあと思います。これから研修病院を決めようとされている方、ぜひ当院を考えてみてくださいね。
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平成19年2月

こんにちは。今回、研修医日記を担当します2年目研修医の三木友一朗と申します。スーパーローテートによる初期研修を来月で終え、4月からは当院外科にてレジデントとして後期研修を開始する予定です。
やはり、このページを見られる方は医学部の5,6年生で研修病院をどこにしようか悩んでいる方が多いと思います。今までの研修医日記で、良いことも悪いことも大抵書かれていますが、何点か、(良い点について)補足出来ればと思います。
@ 当直制度および、そのレビューシステム
当直制度については以前にも触れられていますが、昨年度から、この当直の際には1年目、2年目の研修医が2人セットで当直することとなりました。1年目の最初の頃でも2年目の指導を受けながら当直出来るのは比較的安心だと思います。さらに各専門領域の上級医の先生方も勿論当直されていますので重症患者が来ても、いつでも相談出来ます。さらに、それら当直で扱った症例はカンファレンスにてレビューされており、より良い治療や対応を身につけるために役立っています。
A 救急部+麻酔科必修
「救急または麻酔の選択」で3ヶ月の病院が多いですが、当院では「救急3ヶ月、麻酔2ヶ月」が必修となっています。救急ではACLSを中心として救命処置や、ICU管理を教えていただけます。また麻酔科では手術を中心として重傷管理の勉強が出来ます。
僕個人は2年目に麻酔科を選択科目でも選択しましたが、挿管は勿論のこと、たくさんの手技を研修医にもさせて頂けますし、非常に熱心で研修医思い(研修医慣れした?)先生方に熱く指導して頂けます。
B レジデントの先生が多い
どの科にもレジデントと呼ばれる3〜5年目の先生がいて、研修医にとっては最も身近な先輩として、とても頼りになる存在です。
自分自身、4月からはレジデントとして働き始めます。研修医は現在の制度では「広く浅く(勿論、できれば深く)」学ぶ制度だと思いますが、逆に後期研修は本当にそれぞれの分野のspecialistを目指していく第一歩になると思います。とても大変だとは思いますが、これからも一生懸命、汗をかいて頑張っていこうと思っています。これを読まれた学生の皆さんも是非一度、遊びに来てください。そして一緒に頑張りましょう!
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平成19年3月

 はじめまして、こんにちは。研修医2年目の金子恵子です。早いもので初期臨床研修もあと少しで終わろうとしています。
私は、内科、消化器科、外科、救急、小児科、地域医療、麻酔科、産婦人科、精神科などとローテートし、現在、整形外科にて研修中です。2年間のローテートの中で、様々な患者様に出会うと同時に、多くの先生方の御指導の元で、研修生活を送ることができました。特に、この病院での研修は、症例数も多くいろいろな経験ができてよかったですが、それ以上にこの病院を選んでよかったと思うことがあります。それは、この研修の中で、本当に素晴らしい先生方、仲間に出会えたことです。まだ、1年目の最初のころ、仕事がこなせず、この先きちんとやっていけるのかどうか不安だらけのとき、ある先生に出会いました。技術ももちろん素晴らしかったですが、その先生は、患者さんの立場を一番に考え行動される方でした。その当時、毎日、仕事が多くつらいなあと思う時もあったのですが、一番しんどくてつらい人は、病気と向き合っている患者さん自身だと心から学び、考えることができ、これから先の医師人生を送っていく上で、貴重な経験ができたと思います。
 また、多くの素晴らしい仲間がいました。今、振り返ると、よく夜遅くまで仕事が終わらなかったときや、つらいときなどにはお互い励ましあっていたなあと思います。
 こうして様々な人に支えられてきたからこそ、充実した研修生活を送れたと思うと本当に感謝の気持ちで一杯であり、この病院を選んでよかったと思うところです。
 現在、私は、整形外科にて最後の初期研修生活を日々送っています。手術の際の足持ちなど、(私の要領の悪さのために?!)大変な面もありますが、先生方は皆、個性的で優しい方ばかりなので、何とかこんな私でも、やっていけているようです。
 最後になりましたが、これから、初期臨床研修を受けられる皆さんへ。決して、無理をしないでくださいね。しかし、様々なことを積極的に経験していけば、それはこれからの医師人生のなかで、きっと大きな戦力になるだろうと思います。ぜひ、後から振り返って、後悔がないような研修医生活を送って下さい。
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平成19年4月

こんにちわ。今回、平成17年度卒の当院研修医としては最後を担当させていただきます中川彰人です。
他の同期と共にこの3月で初期臨床研修を無事に終了することができました。
いま思い出してみてもこの2年間は本当にあっと言う間でした。一年目の始め、医者になって間もなく総合内科をローテートし、右も左も分からないままにICUの重症患者さんを担当することとなり、色々な先生に相談しながら右往左往したこともつい最近のことのように思います。
そんな自分がこの二年でどれほど成長できたのでしょうか・・・。今は分かりませんが、多分これから徐々に人にものを教える立場に立つようになって、自分の成長と未熟さを実感させられるようになるのではないでしょうか。
さて、当院での初期臨床研修の特徴ですが、もう同期の他の先生が書かれていることに全て集約されているものと思われます。自分が研修病院を探したときにポイントと考えた点について挙げると、
@ある程度余裕のある研修スタイル
 これは一般市中病院と比較される場合によく言われることですが、大変忙しい市中病院で経験できるような手技数の多さはありませんが、スタッフ、レジデントの数が多く、ひとつひとつの症例を大事にでき、また色々な先生に相談ができ、色々な考え方が吸収でき、またそれを症例に還元することでじっくりと物事を考えることができます。ある意味大学病院に近いものかもしれませんが、カンファレンスに追われていまいち消化不良、といった感じでもなく、自分のペースで考えを煮詰めていくことができるのがこの病院独特の利点ではないかと感じました。
また指導してくださるドクターが多いということからは、必然的に自分の理想とするモデルドクターに出会える機会も多いといったことも大きな利点ではないでしょうか。
A同期、研修医の人数
 当院では同期18名、二年間で総勢36名の初期臨床研修医が同時期に研修をしています。この人数は市中病院としてはかなり多い方になるものと思いますが、自分の印象としては想像していたほど多過ぎることはなく、特に18名の同期とは大変結束力が高く、共に励ましあい苦楽を共にし、また良い競争相手でもあり、大変かけがいない存在であったと思います。
Bアメニティ  他の同期の先生も書かれている通り、立地条件は抜群です。二年間働くことを考えると、こういった視点も大事だと思いました。
色々と書きましたが、結局のところ研修生活を活かすも殺すも自分次第だと思います。臨床研修に携わって下さっている先生方も非常に前向きで、研修システムとしてはかなり整備されている病院と感じますが、自分に跳ね返ってくるものにするかどうかは、結局は自分の考え方・やる気次第だと思います。そういう意味でも、頑張り続けられる環境を作れる仲間に出会うことの大切さを感じました。
この4月からは引き続き当院で循環器科後期研修医(レジデント)としてさらに研修を続けています。専門分野としてはまた初心者に戻るわけですが、この二年の経験を活かすことができるよう初心を忘れず日々頑張っていこうと思っています。
これから当院での研修医としてやっていきたいという学生のみなさん、循環器科をローテートされた際は是非一緒に患者さんと向かい合って頑張りましょう。
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平成19年5月

 はじめまして。2年目研修医の佐藤千明です。
これまでに、循環器(3ヶ月)→外科(3ヶ月)→総合内科(3ヶ月)→麻酔科(2ヶ月)とローテートし、現在小児科研修中です。
 思い出してみると、昨年4月、念願の医師免許証を手に意欲にあふれていました。しかし、初めの頃は採血すら満足にできず、担当患者さんを受け持っても気がつけば治療方針が決まっていて、自分は後追いばかりしている日々が続きました。後追いながらも、各先生方の指導を受けたり、わずかながらも自身で勉強を重ねていくうちに、次はこのように治療が進むのではないかと考えられるようになっていきました。その考えが指導医の先生のものと合致していたり、そうではなく自分の見落としている部分に気づかされたりを繰り返しているうちに、最初の3ヶ月は過ぎていきました。
 外科のローテートでは、術後、腹腔内出血を起こし、目の前で意識レベルが低下していくのを目の前に、ただ上の先生に電話をすることしかできずに立ち尽くしていた自分の無能さを痛感しながらも、痛みを訴える患者さんの病室に何度も足を運び、できる限り患者さんの不安を軽減し期待に応えていこうと、必死にかけぬけた3ヶ月でした。
 内科のローテートでは、私の研修生活の中で最も印象に残る患者さんとの出会いがありました。そこには、若くして悪性腫瘍が見つかりながらも、家族や友人たちに励まされながら一生懸命闘病生活を送る姿がありました。その姿を通して、私たちは患者さんそのものをみるだけではなく、患者さんの背景も含め接して行かねばならないと思いました。座学だけでは学べない、大切なものを、患者さん自身から教えていただきました。
 麻酔科と小児科は、短い期間ながらも、充実した研修となりました。ローテートする前は全く興味のなかった麻酔科ですが、個性的な指導医の先生方と麻酔管理をしていくうちに、いつしか麻酔科医という職業に大きな興味を抱くようになりました。小児科研修では、病気で元気を失っていた子供たちが、治療とともに一緒に遊びまわるほど元気になっていく姿を目の当たりにします。「何とかしてこの子の笑顔が見たい!」…この思いは、医師としての原点ではないかと思います。
 この一年間の研修医日記を書きましたが、どの場面にも、さまざまな「人」が存在し、私を支えてくれました。患者さんから多くのことを学ばせていただきましたし、素敵な指導医の先生方にも恵まれました。そして、大切な18人の仲間たちがいてくれたから、毎日元気に働けているのだと感謝しています。
皆さん是非、私たちの病院に遊びに来てくださいね!
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平成19年6月

こんにちは、2年目研修医の神吉秀明です。1年目は総合内科、救命救急、循環器内科、外科をローテートし、2年目の現在は免疫感染症科をローテート中です。
この研修医日記を見て下さる方の中には、どの病院にマッチングしようか現在お悩みの方も多いと思います。僕自身もマッチングで悩みましたが、この病院にしようと思ったのは、僕自身は将来内科医になろうと医学部卒業前から思っており、内科のどの分野までは決めてなかったので、幅広く内科を扱っている病院であることと5回生の時に実習で1ヶ月お世話になりこの病院ならしっかりと自分を成長させることが出来ると思ったからです。
この1年間を振り返って見ると、ほんとに何て忙しい1年だったんだろうと思います。1年目の各科についてはどなたが研修医日記で書かれるかこれまでに書いてあると思いますのでそちらをご参照下さい。また、僕自身はこのローテーションで救命救急と外科は体力的にしんどくやっていけるかどうか始まる前は正直不安に思っておりましたけど、両方の科でしんどかったですがかなり充実した3ヶ月を過ごす事が出来ました。この1年間経験して、かなり周囲の方々に助けて頂き、医療はチームで行うものということを痛切に感じました。
また、現在ローテーションしている免疫感染症科について少し触れたいと思います。この科ではこの1年間ではあまり経験出来なかった疾患についてじっくりと学ぶことが出来きますし、様々な疾患に対する考え方やチーム医療などかなり勉強になることが多いです。また、幅広く感染症について(かなり重症の感染症も含む)学ぶことも出来ますし、病院内のICT (infection control team)にも参加させて頂き、病院内の感染のcontrolなど様々なことを経験出来ています。あまり研修医がローテーションすることが少ない科ですが、僕自身は非常に勉強になって良かったと思っています。
最後になりますが、僕自身もここの病院で研修出来て良かったと思っています。皆さん書かれていますが、やはり同期が多いこと、大阪市内の中心部にあることは、それなりに充実した研修医生活に貢献するものとなると思います。マッチングを考えておられる方はこの病院も是非一度考えて見て下さい。
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平成19年7月

 はじめまして。今回研修医日記を担当させていただきます2年目研修医の野中優江です。
月日が経つのは早いもので、初期研修も半分を過ぎ今春には可愛い後輩達を迎えることができました。私は1年目で外科→総合内科→消化器内科→救命救急科(各3ヶ月)をローテートしてきました。2年目に入り、現在は麻酔科をローテートしています。
さて、この研修医日記を読まれている方の多くは研修先に頭を悩ませている医学生だと思います。私自身も学生時代にいろんな病院へ見学に行ったことを懐かしく思い出します。卒後二年は一番伸びる時期とも言われ、将来に直結する選択と考えると少し重たい気がするかもしれません。しかし、どの病院を選ぶにしろ最終的にそれを生かせるかは個人の裁量にかかっていると考えると少し肩の力が抜けてきませんか?どの病院にマッチしてもそれぞれの病院のメリットを最大限に生かし夢に向かって進んでいってもらいたいと思います。参考までに当院の特徴を挙げておきますので、興味を持たれた方は是非見学にいらしてください。
■当院の特徴:
@大きな病院
Aたくさんの研修医
B屋根瓦式の当直体制
C救急+麻酔科の必須ローテート

@たくさんの症例に出会うことができる!指導医が多く幅広い考え方を身につける事ができる!私はこの病院でロールモデルとなるレジデントやスタッフの先生に出会うことができました。身近にこのような先生をみつけられたのは本当に幸運だったと思います。恵まれた環境で研修できたことに感謝しています。
A「朝は早く夜は遅く」「食事は適当」「よく叱られ」「自分の不甲斐なさに落ち込み」・・研修生活辛いことやしんどいこともありますが、仲間がいれば乗り切れます!大阪医療センターでは1年目・2年目合わせて36名が研修医室に各自自分の机を持ち和気藹々と研修しています。
B2年目+1年目の研修医がペアで2次救急外来の窓口を担当し、休日・夜間の救急患者様を受け入れます。1年目は2年目に、2年目は上位当直医に気兼ねなく相談できる屋根瓦式の当直体制となっています。また、昨年度より週に1度の症例検討会が行われるようになりました。研修医および各科のスタッフが集まり当直症例をフィードバックするよい機会となっています。当院は大病院であるため研修内容はともすると専門分野に偏ってしまいがちですが、外来当直は2次当直がメインとなるためプライマリケアを実践することができます。
C一般的には救命救急科or麻酔科の一方を選択する病院が多いことと思いますが、当院では救急科and麻酔科のローテートが必須となっています。救急科は3次救急を対象としており、時にERのような世界が繰り広げられます。麻酔科は、術中緊張のあまり冷や汗をかきながらも指導医の先生方に見守られ挿管などの手技から手術管理までを学ぶことができます。当院の麻酔科は研修医慣れした先生が多くとても明るい雰囲気です。
 当直体験では仮眠をとったつもりが朝日とともに目を覚まし、院内で道を尋ねられれば一緒になって迷子になり・・数々の逸話を作ってきたドタバタ研修医も周りに支えられ続け約1年、ついに研修医日記を書くまでになりました。あっという間の1年間でしたが、支えてくれる人のありがたみをひしひしと感じた1年でした。
これからも少しずつ成長を重ねながら、いつかは私が支えてあげられる立場になれればと思っています。
研修生活を送るにあたり公私共にたくさんの方々にご迷惑をおかけしたことと思いますが、成長の過程と温かく見守ってくださったことに心より感謝しています。この場をお借りして御礼申し上げます。



こんにちは。2年目研修医、濱野 剛です。7月現在、総合救急部をローテート中です。
今回の研修医日記は、主に総合救急部についてご紹介します。
当院の総合救急部は3次救急を受け入れる救命救急センターを有しており、臨床研修医にとっては貴重な経験をすることが出来る場です。必修の3ヶ月間のローテート期間中は、自主的に当直業務に入り、臨床の現場でACLSを実践する機会に何度となく遭遇します。期間中に3次救急に対応できる程の知識や手技を身につけることはもちろん不可能ですが、2ヶ月間の麻酔科ローテートと合わせると、CPRを含め、緊急時のABCの障害に対して”ある程度”対処することが出来るようになります。また、どの科にも共通することですが、病棟でもレジデントの先生とスタッフの先生の親切な指導のもと、病態の解釈や種々の手技等について学び、実践することができます。
これを読まれる方のほとんどはマッチング試験を控えた医学部6年生もしくは5年生だと思います。当院で初期研修している私は、現状と他院でのそれとの比較は出来ませんが、当院で研修することができて本当によかったと思います。みなさん、是非、当院での初期研修を考えてみてください。
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平成19年8月

 こんにちは、2年目研修医の神谷まひるです。外科→循環器科→救命センター→消化器科→地域医療とローテートし、現在は産婦人科の研修中です。
 この日記を読んでくださる方の中には、初期研修病院をどうしようか、迷ってらっしゃる方もあるかと思います。私が大阪医療センターをはじめて訪れたのは、医学部6年生の麻酔科の実習でした。その3週間の実習中、麻酔科をはじめ、外科系各科での研修の様子を間近に見る機会がありました。指導を受ける姿、患者さんと接する様子、休憩時間など。大変そうではありましたが、充実していると感じられ、私もこんな風に研修したいと思ったのでした。麻酔科で女医さんの活躍する姿がすてきだと思ったことも、理由のひとつでした。
 いざ研修してみると、想像以上にハードでしんどいこともありました。研修はじめて間もない頃、自分が熱発してしまい、出だしから休む羽目になったことを思い出します。この調子では到底こなせないのでは、と不安を抱えながらのスタートでしたが、多くの人に支えられ、無事に2年目の研修を送っています。
研修医は長くとも3ヶ月で科を変わるので、その度ごとに慣れるまでが大変です。大抵、3ヶ月たつ頃に少しはスムーズに仕事ができるようになり、その科ならではの面白さを感じてくる。そのタイミングで移動するので、いつも前の科が名残惜しく感じられます。けれどもそうして院内を巡るおかげで、多くの人との出会いに恵まれています。出会う人には患者さんもあり、指導医の先生や病棟の看護師さんもあり。患者さんの多くは私よりずっと年上で人生経験豊富です。そういう方の担当になるのは、身が引き締まる思いがしますし、患者さんから教わることも多くあります。指導医の先生については、直接教えていただいたことのほか、「こういう風になりたい」と目標になる先生にはつよい影響を受けていると思います。この病院は医師数豊富、なかでも女医が多いので、私にとっては身近な目標を見出しやすい点で恵まれていました。
 これまでの研修を振り返り、この病院で研修する機会に恵まれたことに感謝しています。これから初期研修を受けられる方に、大阪医療センターでの研修に興味を持ってもらえれば幸いです。



 はじめまして2年目研修医の石川 久です。
時間が経つのは早いもので気づいたら2年目になってしまったという感じです。
新たな1年目の研修医18名を迎えて、研修医医局は一段とにぎやかです。
日記を読まれている医学生の皆さん、研修病院選びは順調でしょうか?
参考となるかは自信ありませんが、この病院を志望した理由(あまり高尚なものはない)とその結果をお話しようと思います。
(理由)
・市中病院にでようというトレンドにのってみたい。
・多くの科がありスタッフの数もそこそこ充実している。
・研修医の数が多い。あまり少ないと気が合わなかったとき寂しい生活になりそう。
・遊び場が近い。僕の中で大きな声ではいえませんがかなり重要、やはり身を削るような激務の中にも息抜きは必要と考えます。足が伸ばしやすい立地は魅力的です。
(結果)
・市中か大学病院か、あまり情報収集してないのでわかりません。どちらも良さはあるんじゃないかな。
・スタッフ・レジデントともに色々な先生がおられます。皆親切です。多くのことを学ぶことが可能です。
・研修医は上にも書いたように、にぎやかで楽しいです。これからの人生を通して付き合っていけるような友も見つかるのではないでしょうか。
・ミナミ、キタとも近いです。よく働き・学び・遊びましょう。また病院の回りは大阪城公園や難波宮跡など緑が充実しています。病棟から見える大阪城のライトアップはなかなかのものです。
以上、病院選びの参考にして下さい。
他の病院で働いたことはありませんが、いい病院だと思います。ぜひ見学、志望してみてください。
ではまた医療の現場でお会いしましょう。
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平成19年9月

こんにちは、研修医2年目の鯉田容平です。(1年目)循環器内科→救命救急→外科→消化器内科→(2年目)産婦人科→地域医療→泌尿器科とローテートしました。この1年半はほんとに早く、あっという間だった気がします。
今回は僕が2ヶ月間選択し、将来専攻しようと思っている泌尿器科についてお話します。泌尿器科の良い所は診断から治療までをすべて自科で出来る事、疾患が多岐にわたるため検査の種類が豊富で手技も多く、外科ほどではないものの手術もたくさん行っています、また腎臓が守備範囲にある為内科的な疾患も扱うという事です。一般的に泌尿器科という名前から想像するあまり良くないイメージ!?とは違い内容は豊富です。泌尿器科のローテートは2ヶ月間という短期間でしたがその間たくさんの手技を経験する事ができ、なによりもすばらしい先生方と出会う事が出来ました。自分の進む道は泌尿器科だという事を確信した2ヶ月間でした。このような機会を与えてくれた国立大阪医療センターでの研修に大変感謝しています。泌尿器科医になってもここでの2年間の研修で得た経験を生かしてがんばって行きたいと思います。



 はじめまして2年目研修医の森本裕子です。
6年生の皆様はそろそろ国試勉強に本腰を入れている頃でしょうか。
5年生の皆様は病院選びに頭を悩ませている頃でしょうか。
わたしたちはというと、3年目の進路に悩み、病院見学や説明会に足を運んだりしています。選択科にもよりますが、カリキュラム上2年目は1年目と比べ格段時間的にも精神的にもゆとりがあるため、そういった時間は十分取れます。
わたしは現在選択科である眼科をローテート中です。最近マイナー科志望の方も多いと思うので、眼科志望のわたしからちょこっとお話したいと思います。
 眼科に魅力を初めて感じたのはポリクリで外来を見たときでした。他科に比べ笑顔の患者さんが多かったことが印象的だったからです。(眼に興味が湧いて目覚めたわけではない・・・)
でもそんな理由で将来の科を選んでいいのかという疑問もあり、もう一度全ての科をローテートしてみたいと思い、ほとんどの科が揃っている大きめの病院であることかつ眼科が強い病院ということで当院での研修を希望しました。(もちろん立地条件なども考えたけどね)
そんなわたしが昨年1年間いろいろな科をローテートして気づいたことは、手術がしたいということでした。(外科はもちろんのこと、内科でも手技をするのが楽しかった。)これも眼科志望理由のひとつとして加わったわけです。
そしてついに眼科をローテートするときがやってきて、実際に楽しいと感じたため最終決定した・・といった具合です。
ちなみに当院の眼科はスタッフ5名・レジデント3名・研修医1名(←これはわたし笑)さらにORTさん4名とかなり大所帯で、和気あいあいと楽しく研修させていただいています。
 ポリクリのような見学が主で何となく将来の科を決めるのではなく、実際医療スタッフの一員として働いてみて将来の科を決めることができるというのは今の研修医制度の利点でもあるので十分にその制度を活用していただきたいと思います。
 ご参考になったでしょうか。
では、残りの学生生活をエンジョイしてください。
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平成19年10月

中村 裕香
 早いもので、研修生活も残すところ半年を切りました。
現在、私は、選択科として総合内科を選び、2回目ということで、希望を出して、血液グループで研修を行っております。内科・外科・救急センター…と、一通り回ってから、再び内科に帰ってきたわけです。
それぞれの科について、いままでの研修医日記担当者たちが、詳しく書いてくれているので、今回は、内科についてお話します。
大阪医療センターの場合、内科は、消化器内科、循環器内科、総合内科、とわかれています。さらに、総合内科内でも5つのグループがあり、うちの病院の特徴として、総合内科ローテート中は、糖尿病内科、腎臓内科、脳内科、呼吸器内科、血液内科、の5つのグループを同時に研修します。
多くの病院が、内科研修の間、それぞれのグループに属し、例えば、呼吸器なら呼吸器だけ、というように研修するのに対し、当院では5つのグループそれぞれの患者さんを担当することになります。
実際のところ、3か月で、全てを身につけることはできません。ですが、内科を回ったあとでは、インスリンの導入の仕方や、脳梗塞かも!と、いうときの対応など、他科でも、十分使える知識を、専門の先生のもとで身につけることが出来ます。
最近の私はといえば…。血液内科専門にローテート中なので、骨髄像を観察したり、造血幹細胞移植をしたり…、と、なかなかマニアックに日々研鑽中です。そうしながらも、やはり、日々の経過の中、血液だけじゃないなにかしらの異変は起きているので、1年目で学んだ知識を応用し、対応することが、(比較的、ですが…)できるようになった気がします。
 また、同期の数も多いので、春の花見や夏の花火など、色々こまごまと、イベントごとも楽しんでやっています。
 うちの病院を研修先として考えている人は、ぜひぜひ一度、見学に来てください。研修医みんなで歓迎しますので。
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平成19年11月

祖母井 
こんにちは、2年目研修医の祖母井 龍です。外科→総合内科→循環器科→救命センター→産婦人科→脳外科とローテートし、現在は小児科の研修中です。
 今のこの日記を読んでいる人の多くは、初期臨床研修病院をどうしようか、マッチングをどうしようかと考えている医学部6年生、5年生の方だと思います。僕の初期臨床研修も残すところ、精神科、地域医療、麻酔科のみとなり、大詰めというところなのですが、もう終わってしまうのかというのが正直な実感です。今、臨床研修の修了レポートを書いているのですが、振り返ってみるとなつかしいような、症例によってはつい最近のことに思われるようなものもあり、たいして成長していないような、いろんなことがあったような、もちろん他の方や他の病院の方と比べどうなのかは分かりませんが、そんな研修だったように思います。
 今はどうなのか分かりませんが、僕が、臨床研修病院を探しているときによく言われていたのは、市中病院にしたほうがいいのか、大学病院にしたほうがいいのかということでした。この病院は、いろんな意味でその中間くらいの性質を持つということが特徴かもしれません。もちろん両者の長所を併せ持つとまではさすがに言えませんが、懐深いところがあり、メジャー科志望の人でも、マイナー科志望の人でも、もうすで志望科が決まってる人も決まってない人も、初期臨床研修として研修可能な病院ではないかと思います。
ここまで、なんとなく思い出しながら書いてみましたが、これから初期研修を受けられる方に参考になれば幸いです。これまでの研修を振り返り、この病院で研修する機会に恵まれたことに感謝しています。
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平成19年12月

申 祥子
 はじめまして。今回研修医日記を担当させていただきます2年目研修医の申祥子です。来年4月からは当院皮膚科のレジデントとして働く予定です。内科か皮膚科を考えていた私が研修先として大阪医療センターを選んだ理由、実際によかった点を挙げたいと思います。
@ 科が揃っている。
A 3次救急、麻酔科の比重が重い。
B 外来当直がある。
C 業務にゆとりがある。

@当院は規模が大きいので様々な専門分野があります。これは、わからないことがあっても教えてくれる先生がいて、自分が疑問に思ったことを解決できるということです。また、まだ科を迷っている人にとっては色んな科を見られるのがいいと思います。
Aローテートすることの意味の一つに、初期治療ができるようになるということがあります。他の研修病院では麻酔科+救急で3ヶ月というところが多いのですが、当院は共に3ヶ月づつ必修科になっています。麻酔科と救急科は、全身管理と救急疾患を扱うことによって、たとえば目の前で急変した患者への対応を学ぶことができると思います。
B2年間を通して月2〜3回の外来当直を研修医が担当します。研修医は主に病棟業務が中心ですが、この当直があることによって、一般的な疾患の外来を経験できます。ほとんどの症例を上級医にコンサルトすることになっているので、まず自分で考えた後に答えあわせをする、といったことができ、とても勉強になります。
C 暇すぎず、忙しすぎずで、一つの症例にたいしてじっくり考え勉強することができます。

 この研修医日記を読んでいるのは研修先を悩んでいる医学生の方だと思い、私が研修先に選んだ理由を書きましたが、これは全ての方にあてはまることではないと思います。どのように病院を選ぶかはとても難しいとは思いますが、この日記がすこしでもその手助けになれば幸いです。それぞれの自分が学びたいことを見つけていけば候補が絞れると思います。
また、実際に働き始めて、どの病院を選ぶかと同じくらい自分のやる気も大切だと実感しています。興味を持たれた方は、ぜひ、研修病院として考えてみてください。
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