研修医日記(平成23年)

1月 大島健司 2月 池田理栄
3月 坂根貞嗣 4月 田原紳一郎
5月 植野吾郎
西井遼子
6月 木村圭一
藤村龍太
7月 豊田久子
日比野賢嗣
8月 高嶋和磨
9月 森川一恵
冨田陽子
10月 向祐樹 11月 泉谷瑤子 12月 田口裕紀子

平成23年1月

ども!研修医の大島健司と申します。研修医になって早くも2年が経ってしまったというのは驚きで時の流れというのは早いものです。研修医生活が始まることに大きな不安を抱いていた2年前がついこの間のようです。現在はというと、3年目からのレジデント生活に大きな不安と期待を抱きながら進路先である血液内科をローテートしているところです。節目というのはいつも同じような感情を抱くものですね。
さてこの日記を読んでいる方々の中には、マッチングに向けて周りの動向が気になりつつ、でもどこの病院に見学に行けばいいのか分からず、若干焦っている人も多いと思います。参考になるか分かりませんが、自分自身この病院で研修してみての感想を書きたいと思います。
率直にこの病院で研修できてよかったと思います。この2年間で目標となるロールモデルと言える先生に数多く出会うことができ、また研修医の同期や先輩・後輩にも優秀な人が多く、かなりの刺激を受けました。また患者さんも温かく、自分が診ているつもりでも逆に成長させられる部分が多かったです。多くの財産をこの2年間で頂けたと思います。
手技が少ないとの指摘もありますが、受け持ち患者さんの中心静脈カテーテル挿入や腰椎穿刺などは一年目の最初からでも大抵の場合はやらせてもらえます。内視鏡や心臓カテーテル検査などある程度専門性のある手技でも将来その科に進む希望があればやらせてもらっている人もいます。手技に関しては数回施行して手順を覚えれば、上級医の行う手技を見る際のポイントも変わり、見るだけでも勉強になります。うまい人の技を盗むというところはどこかスポーツと似た部分もあり、自分で行う数が多ければ多いほど良いというわけではないなというのが実感です。
皆さんは研修病院で悩まれていると思いますが、色々な要素を勘案して自分に一番合うと思う病院を見つけてください。何事に関しても始まりの数年間というのは努力すればした分だけ素直に自分の糧になっていく時期だと思うので、息抜きを適当にしつつ充実した研修生活が送れることを願っています。ちなみにこの病院の研修生活は立地の面から息抜きも充実してるので是非御一考下さい(笑。

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平成23年2月

こんにちは、研修医2年目の池田理栄です。

2年間の初期臨床研修も残すところあと2ヶ月となりました。私は、循環器、外科、救命、消化器科をそれぞれ3ヶ月、小児科1ヶ月、総合内科3ヶ月、産婦人科、地域医療実習、精神科をそれぞれ1ヶ月間、麻酔科を2ヶ月間ローテートし、最後の2ヶ月は放射線科で勉強しています。後期研修に向けて、読影力をつけたいと楽しみにしていた放射線科ですが、大変丁寧に指導していただき勉強になることばかりで、とても楽しく充実した研修を送っています。

今回この研修医日記を担当することになり、2年間を振り返りってみると働き始めた頃、何も出来ない自分がいきなり“先生”と呼ばれることが嫌でとても抵抗があった事を思い出します。今でも自分がどれだけ成長できたのか不安になることもありますが、当院で初期研修ができ本当に良かったと思います。ここでの初期研修については、研修医日記にもたくさん紹介されていますが、同期の友人の他病院での研修の話を聞いて、私が感じた当院の初期研修の良いところ、他病院と異なると思った点を幾つか挙げたいと思います。

当院では1つの科を2~3ヶ月間十分に時間をかけて、3~4人の同期の仲間とローテートします。各科1ヶ月間という病院が多い中、3ヶ月の期間では、その科の仕事や考え方に慣れたり真似るだけではなく、自分から考えて意見を持つことが出来るようになる十分な時間があります。選択期間が短くなるというデメリットもありますが、専門外の科について実際に学べる貴重な期間をこのように研修できることは、それぞれの科の先生方がどんなポイントに注目して臨床されているかを十分学ぶことができとても有意義だと思います。また、救命科研修の3次救急の場に実際に立つことができる経験や、研修医当直での時間外外来の救急車の電話対応、初期対応を行えることは、他院とは異なる貴重な経験ではないでしょうか。

自分の研修医生活を振り返り、また多くの先生方が、時折“私が研修医のころはね・・”と話してくださるのを聞いても研修医時代はやはり掛替えのないものだと感じます。これを読んでいる学生の方も、大切な初期研修のためにぜひ一度見学にいらしてください。4月からは研修医という肩書きがなくなることが、少し寂しくまた、不安でもありますが、当院で学んだことを忘れずにがんばって行きたいと思います。

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平成23年3月

2年目研修医の坂根貞嗣です。当院の研修内容、システムや環境に関する説明は既に他の多くの研修医によってなされていると思いますので、僕は1年目の研修中3つの科を通じて関係したある一人の患者さんのエピソードを紹介したいと思います。僕たちの研修が実感として少しでも伝われば嬉しいです。

<総合内科編>
研修医になってはや3ヶ月。総合内科の研修を続けてきたけど、毎日の業務や当直を何とかこなして来た一方で、何かしら自分でも医者らしい事をしたいと思うようになってくる時期。そんな中指導医から、若い男性患者を受け持つよう言われた。5年以上に渡り原因不明の貧血が続いているらしい。「原因不明」という所に心が躍り、受けもつ事にした。いざ本人に会うと、第一印象は「白い人」。高度の貧血の為に全身の血色がなくなっているのだ。少し歩くだけでも息切れがするし、ふらつきも出てくる為に、固定業に就く事が困難で、ずっと自宅で引きこもり同様の生活を続けていたらしい。今までもいくらか検査はされていたんだが、原因検索としての検査をもう一度一からやり直した。始めての骨髄穿刺で緊張しすぎて逆に患者になだめられて指導医に爆笑されたり、過去の手術所見を手に入れる為に色んな病院で電話でかけあったりと中々大変だったけど、苦労の甲斐あって小腸出血が疑わしい事がわかった。結果を報告した時の彼の晴れやかな顔は今でも忘れられない。ここまで来たんだからどんなに辛い検査が待っててもどこまでも調べます、という強い口調を聴けたのはとても嬉しかった。その後消化器内科が彼を診て行く事になり、ほぼ同時に僕も消化器研修へ移った。

<消化器内科編>
科が変わると仕事内容も生活も全く変わってくる。同じ職業とは到底思えない位で、3ヶ月で培った自信は1日で崩れ去ってしまった。また一から勉強し直し。消化器科に入ってからは、日中は検査と処置の介助に追われてしまうので、患者さんに会うのはどうしても始業前、昼休み、終業後の時間となる。一方で、ターミナルの患者も多いし、急変も多いので緊急の対応も要求される。また、検査は侵襲性が高く、場合によっては合併症により死に至る場合もあり、その場合のICは必死だ。そんな厳しい科だけど、やはり病変に対し直接アプローチする事で診断を行い、必要であれば治療も自分たちで行えるという達成感は、傍から見ていてかなり魅力的に映った。オーベンはアグレッシブな女医であったが、連れ回されて、共に色んな患者さんに苦労しながらも、目まぐるしく回る日々には一番の充実感を感じられた。そんな中、彼がダブルバルーン内視鏡を行う為に入院してきた。検査は長時間に渡り、困難を極めた。2度に渡る手術により広範囲の癒着がある為、本来であれば腸を縮めて手繰り寄せる事で進んでいく所を、少しも腸が短くなってくれないからだ。苦しんで呻いてている彼の体を無理やり押さえつけて、「頑張って、もう少しだから」と声かけするのはとても辛かった。しかも残念な事に、一部の観察が出来ず、出血点を確認する事が出来なかった。やや落胆しつつも「まだ諦めてないです」といって彼は退院していった。

<外科編>
しばらく彼の名を目にする事はなかった。僕自身も消化器科研修から外科研修へと移り、再び全く質の違う忙しさの毎日を過ごしていた。重症患者も長時間手術も多い為、絶対的拘束時間が他科に比べ圧倒的に長い。しかし外科のオーベンは、どんなに忙しくても笑顔で乗り切るタイプで、多量の仕事も要領よくこなし、将来こうなりたいと強く思うようになった。そんな折に、彼の名を再度耳にした。消化器科から外科へ、出血源の検索を行えないかと相談が持ちかけられ、試験開腹を行う事になったのだ。入院して来た彼は再び気力を取り戻し、「最後のチャンスです。何とか見つけてもらいたいです。」と力強く話していた。いざ手術当日。少し遅れて手術場へ行くと、既に手術は始まっていたが、その現場には大腸内視鏡を持つ消化器科主治医の姿もあった。試験開腹で腸管の一部を開けて、そこから内視鏡を挿入して内部の観察を行うと、大きな潰瘍の姿が目に飛び込んで来た。出血部位付近の腸管を切除、再吻合を行い、手術は無事終了した。5年に渡る原因不明の貧血、そして僕が出会ってから8ヶ月もの精査の結果が、遂に決着を見たのだ。後に病棟で彼の所へ行くと、「まだ退院出来ないんですよ」と言って笑顔でうろうろ歩きまわっており、既に「白い人」の面影は消え去り、実は本来は堀の深いアジア系の顔付きだった事がわかった。

<最後に>
僕は彼との出会いを通して、多くの科が連携を取って全力で一人の患者に当たっていく当院のエネルギーの強さ、そしてそれが実を結んだ時の爽快感を目の当たりにする事が出来、自分のモチベーションとなっています。当院では、遠い将来どういった医師になろうと思うか、そのモデルケースにきっと出会えると思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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平成23年4月

初期研修医2年目の田原紳一郎です。もうすぐ2年間の研修生活を終えるにあたって、当院での研修の特徴を紹介します。

1. 教育熱心な先生が多い
  患者さんの治療はもちろんのこと、学会での発表や論文の作成などに関しても丁寧に指導して頂き、大変勉強になりました。
2. 選択期間が短い
  私達(平成21年度)の選択期間が5ヶ月で、平成22年度以降の研修制度変更後も4ヶ月と、他院に比べて短いです。
  一方研修生活そのものに関しては、比較的余裕があります。
  自分のペースで勉強に取り組んでいける人に向いていると思います。
3. 数多くの仲間がいる
  1学年は16人で、大阪大学をはじめとして、様々な大学から集まっています。
  高い意識で研修に取り組んでいる人も多く、非常に刺激を受けました。また仕事の合間の息抜きとして、
  研修医だけの部屋(研修医室)が与えられているのは大変助かりました。

最後に研修生活を支えて下さった数多くの医師、看護師、院内のスタッフの方々にお礼を申し上げます。ありがとうございました。

で終わろうと思ったのですが、先輩方や同期の人と比べるとあまりに短いことに気付きました。余談となりますが、ここを見ておられる方には研修先を探している学生の方も多いと思いますので、マッチングに関して少し述べさせて頂きます。病院見学をしているとたまに「うちの病院は1位に書かないと受からないよ」などと言われることがあります。しかしそれは有り得ません。マッチング協議会のHPに紹介されているアルゴリズム(http://www.jrmp.jp/matching3.swf)を見て頂くと分かります。重要なこととして

1. 数多く受ければ受けるだけ受験者は有利となる
2. 純粋に行きたい順に順位を書くべき(中間発表を見て順位を組み替えても本当に行きたい病院に行ける可能性を摘み取るだけでメリットはない)

の2つが言えます。各病院の選考試験には受験者個人にとって当たり外れが大きいので、複数受けておくことで自分の予想以上に高い評価を得られる病院も出てきます。ただし病院を受験するのは実際肉体的にも精神的にも疲れるので、結論としてはここなら行っても良いな、と思える病院をあまり1ヶ所にこだわらず複数選んでおくことが大事だと思います。私自身は当院での研修に非常に満足しているので、当院もそのような病院の1つとして考えて頂けると幸いです。

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平成23年5月

ある日の日記より
5月5日

今日は祝日だというのに朝から手術があった。チームのスタッフの先生方総出で、外科というのは大変なものだなぁと思ったのがたぶん4月から1000回目くらいだと思う。人手が足りていたため、自分は外回りで見学していた。手術はスムースに進行したため、昼前には終わった。それからは、看護師さんからの「明日からのオーダー(*1)がでていません」の言葉に尻を叩かれながら、病棟の雑務を(抜かりなく)終わらせた(と思っている)。ちなみに勤めだして1年間、自分は看護師さんの薬剤管理によって80%くらい動かされている気がする。情けないが、感謝。
16時ころ寮に帰った。帰っても普段のようには落ち着かない。なぜなら寮の建て直しのため、9日には立ち退かねばならないからだ。ちなみに自分は最後の住人。引越しの準備を何一つ始めていないのでこれから。明日締切りのこの日記もまだ。溜まりまくった退サマ(*2)、勉強・・・。なんもしてねぇなおれ。結局このゴールデンウィーク、薄くなった毛髪すら散らしにいくことができなかった。土日に行こう。とりあえずは引越しの準備。というか引越し。冷蔵庫重そうだなぁと思って90%のパワーで抱えてみたが、なんとかなりそう。まぁ普段まったく運動してないし、いい機械、否、いい機会だ。
で、18時半からは病院の上層部のN先生、オーベン(*3)のA先生、同期のYちゃん、Nちゃんと串かつを食べに一同新世界へ。ここでもNちゃんは(当直明け→オペ(*4)のコンボ(*5)後だというのに!)タクシーの手配を抜かりなく行っていた。「できる子やー」と中年男性諸氏を喜ばせていた。Yちゃんはアイドルなみの可愛がられよう。自分の存在は、はっきり言って邪魔でしかないのだが、子分として空気を読みまくることに徹することにした。串かつを大量に食した後(ごちそうさまでした)、疲労により気を失いかけているNちゃんを帰して(おつかれ!)、N先生行きつけのPへとハシゴ。他愛のない話をし、まったりしたところで解散となった。ちなみにエールというのはなかなか飲みやすいビールである。
寮に帰ってからも引越し。なんやかんや言って、1年住むとちょっと感慨深いものがある。窓からの風景は看護学校のみ、隣の住人の鼻歌は丸聞こえだが、風通しがよくて気持ちいいのだ。そしてなにより病院までのこの至近距離。あー、なんだかめんどくさいなぁと思った瞬間、眠くなったので寝た。明日は9時からカンファ(*6)。

-単語説明-
*1 オーダー:指示
*2 退サマ:退院時診療録要約
*3 オベーン:指導医
*4 オペ:手術
*5 コンボ:連続
*6 カンファ:検討会


大阪医療センターに来て早くも1年が過ぎました。日々、失敗と反省を繰り返しながら充実した研修医生活を送っています。
この日記を読まれている医学生の皆さんは、きっとこれから始まる研修に期待と不安を抱えていることと思います。実際、私も研修先のことで大変悩んだことを思い出します。ただ、何事もそうかもしれませんが案ずるより産むが易しで、研修が始まってみると毎日一つ一つ目の前のことをこなして積み重ねていくことが研修であって、どこでそれをしようとも変わらないように思います。実際に、私も含めてどの病院で研修している人も満足しており、皆行くべきところに行くようになっているようです。
さて、研修の具体的なカリキュラム等は実際に見学に来られた時にお話しするとして今回は、私の個人的な研修について書こうと思います。
現在までで5科での研修を終えましたが、特に思い出深いのは三次救命センターでの研修です。三次救命センターでの3カ月の研修は当院での研修の特徴といえますが、外傷とCPA(心肺停止状態)ばかりを見続ける3カ月間は一生の思い出になりました。真夏に汗まみれになりながら心臓マッサージをしたこと、初めてACLSのリーダーをさせてもらい挿管をしたこと、3日に1回の当直を先生方や病棟のスタッフの方々に励まされながら何とか乗り切ったこと全てが大きな自信になったように思います。また、一緒に研修した同期とは口には出しませんが、あの時頑張ったよねという絆があります。
現在は、消化器外科の研修中ですが1年間の自分の成長を感じて嬉しくなったり、やっぱり何も出来ない自分にすごく悔しかったりと忙しく過ごしています。
また、当院の特徴として女性医師の数が多いことがあります。どの先生もそれぞれのスタイルを持って生き生きと働いておられます。医師という職業は女性がlife workにするのはなかなか難しい職業かもしれませんが、こんな先生になりたいなと自分のrole modelとなるような先生に出会えると思います。
長々と書きましたが、結局自分が何を求めるかによって研修は変わります。これを読まれている皆さんも充実した楽しい研修生活を送られることを願います。

                        西井遼子

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平成23年6月

こんにちは。国立病院大阪医療センター現在研修医2年目の木村です。医学生の時に先輩方が書かれた研修医日記を読ませていただきマッチング際に非常に参考にさせていただいたのを覚えており、今度は自分がこのように研修医日記を書く番なんだなと、何か後輩のみなさんに伝えることが出来ればいいなと考えております。僕は今まで消化器科→小児科→総合内科→外科→循環器科で研修させていただき現在麻酔科ローテート中です。各科で学んだことや特色など書かせてもらいます。

まず1年目の研修は消化器科から開始しました。ローテート最初の科ということもあり右も左も分からぬ状態からのスタートとなりました。当院の消化器科の特色の1つにオーベン制度があります。簡単にいうならばレジデントの先生と研修医がペアを組んで患者さんを一緒に担当し日常業務をこなしていきます。分からないことが生じればすぐにオーベンの先生に質問できますし、指導していただけるのでとても勉強になります。僕自身が消化器科志望と言うこともありオーベンの先生を始めスタッフの先生方・レジデントの先生方にとても熱心に優しく、時には厳しく指導していただきました。2ヶ月間の研修を終えて消化器科へ進みたいという気持ちはより強いものへとなりました。

次に小児科での研修が始まりました。当院の小児科は入院患者数が少なく、症例数も少ないのが現状ですが、その分担当患者一人一人にじっくりと時間を費やすことができました。特に研修中の1ヶ月間、5才のALLの女児を担当させていただき、考えさせられることが非常に多く、疾患に対する勉強もさることながら患者さんが抱える背景、その人の今後の人生までも考える必要がある仕事であると改めて実感しました。

次は総合内科での研修です。総合内科は腎臓・呼吸器・糖尿病・脳・血液内科で構成されておりそれぞれ各科の先生と患者さんを担当する形になります。先述した消化器内科と違い直接の指導医につくことなく診療にあたります。オーベン制のように指導医と行動を共にするわけではないため上級医に助けを求めにくい一面もありますが、もちろんながら上の先生からは優しく丁寧にアドバイスをいただけます。またオーベン制と比べて自由度が高く、責任が重い分ある意味面白さを感じられると思います。

次は外科での研修が始まりました。外科は消化器科と同様、オーベン制度です。手術は基本的に研修医に手技がまわってくることはありませんが症例数は多岐にわたり圧倒的に多く、また合併症の多い症例が多いため、術後管理はとても勉強になりました。
次は循環器科での研修です。当院の循環器は心不全に力を入れておりカテーテルの件数は少ないのではと思われる方もおられると思います。しかし、実際研修させていただくと少なくとも自分の中では十分と思えるカテーテルの症例数ですし、緊急カテーテルも積極的に受け入れており、十分満足していただけるかなと思います。また心不全にはとても力をいれており、最先端の診療を肌で感じていただけると思います。

そして5月現在ローテート中の麻酔科研修です。麻酔科研修では術中・術後の全身管理ももちろんのこと挿管やAライン、CV挿入など機会を与えられます。当然のことながら教科書で勉強してからそれらに臨むわけですが、教科書通りに行っても上手くいかないことに苛立ちをおぼえることもあり、それにより手技に対しても患者さんによって一人一人違って千差万別なんだなと気づかされました。(当然、血管の走行や喉咽頭の解剖は人それぞれ特色があるので・・・)

以上、僕が今まで研修した科の紹介をさせていただきました。当院は研修医の数が1学年16人と多く、時には息抜きに一緒に遊びに行ったり、時には励まし合い、また刺激をもらったりと充実した研修医生活を送れると思っています。また余談ですが、梅田や心斎橋など繁華街も近く気晴らしをするのにもよいと思います。


実際に見てみて気づくこと、分かることはたくさんあると思います。研修先に当院を少しでも考えておられる医学生の方はぜひ見学にいらして下さい。拙い文章でしたが最後まで読んでくださりどうも有り難うございました。


はじめまして、研修医2年目の藤村龍太と申します。この日記をご覧になっているのはマッチングの時期が近づき研修病院をどうしようかと考えている医学生の方が大半だと思います。私自身も医学部6回生のときに研修病院を迷っていて、諸先輩の研修医日記を読んでいた自分を思い出します。
循環器内科2カ月→外科3カ月→3次救急3カ月→消化器内科2カ月とローテートし、現在総合内科で研修中です。1年目の始めに循環器内科をローテートして何もわからないままCCUの重傷患者さんを受け持って、上の先生からたくさんのアドバイスをいただいたことを今日のことのように思い出します。

研修を始めて1年余り経ちましたが、この1年で何度も自分の未熟さを痛感しました。逆にこの1年で得たものは大きかったと思います。

以下、当院での研修の特徴をポイントを絞って紹介します。

1. 病院の規模が大きい
病床数700程度と大阪市内の病院の中ではそこそこ大規模病院になります。科も揃っており指導医の先生方も大勢いらっしゃいます。各科のつながりも強く、consultにも丁寧に対応して下さり、難解な症例を色々な視野から物事を見つめることは非常に為になります。
またacademicな面もあり、研修医2年目になれば上の先生から学会発表や各科勉強会での発表の機会をいただくこともあります。自分の志望科の如何に関わらず、そのような経験をいただけるのは知識の見直し・獲得につながり、貴重な経験だと思います。

2. 研修の自由度が比較的高い
他院で研修している同級生の話を聞くと机上での勉強をする時間も確保できない!とかいう話を耳にしたことがありますが、当院での研修は座学の時間は確保されている方だと思います。当院には理想となるような指導医の先生方が多くいらっしゃいますので、わからないことがあったら丁寧に教えてくださいます。しかし完璧な指導体制というのは存在しないので、どちらかといえば自主性を重んじて自分で理を詰めて考えるといった研修スタイルを望まれる方が当院での研修に向いているかもしれません。研修中に各々がどこにendpointを持っていくかは人それぞれですが、向上心が途絶えてはお終いです。そういう意味で頑張り続けられる仲間と出会うことの大切さを知りました。

3. 3次救急について
研修医時代に3次救急のある病院で研修できるのは非常に価値のあることだと思います。3次救急研修中に全てを身につけるのは到底不可能ですが、CPAに対してどう対応するのか、重傷患者に対する初期対応は?全身管理は?人工呼吸管理は?・・・といったことを経験するだけでも研修ののびしろは変わってくると思います。
2次救急の当直では研修医が主になって初期対応しますが、時に重傷な患者さんが来院されたときに3次救急で得た経験は大いに生かされると思います。

4. 同期が多い
同期が16人と多く、研修医ルームも賑やかです。人数が多いだけ馴れ合いになる面もありますが、良き相談相手もいて研修中しんどいことがあっても乗り越えられる面は多々あると思います。また立地条件も良く、近くに飲み屋も多いので楽しみもありますよ。

以上、当院の研修の特徴を簡単に述べましたが、当院での研修を考えている方はぜひ国立大阪に見学に来てください。

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平成23年7月

 はじめまして、研修医2年目の豊田久子です。研修を開始してもう1年3ヶ月が経過しました。私は、消化器科→外科→小児科→循環器科→総合内科→麻酔科とローテートし、現在救命救急部を研修中です。研修1年目は目の前のことを追いかけてその日一日を過ごすので精一杯でしたが、2年目になると仕事には慣れましたが、進路を考える時期になり毎日「何科にしよう…」と悩むようになり、ため息が多くなった気がします。  

私は学生の時に消化器内科か麻酔科に進みたいと思っていたのと、研修をするなら全科がそろった病院がいいと思い、大規模な市中病院か大学病院を受験しました。縁があって大阪医療センターでマッチすることができ、現在楽しく研修させていただいております。

いざ研修してみると、わからないことや失敗の連続で落ち込むことはたくさんありますし、救急外来の当直の日なんて朝から緊張してピリピリしています。研修は決して楽しいことばかりではありませんが、それ以上に手技が上手くできた時の達成感や担当の患者さんが元気に退院していく姿を見られる…など研修しないと絶対に味わえないことがたくさんあります。またこの病院の先生はどの先生方も教育に熱心でいろんなチャンスを与えて下さり、気さくで話しやすい先生が多いということもとてもよかったと思います。また必修科目が多く選択期間が少ないというのもこの病院の研修の特徴ですが、将来進む科ではなくても必修科目で研修することによって、どの科に進んだとしても今後必要となる最低限の知識や手技を習得できるので、むしろ必修科目の多い研修でよかったと思っています。  

初期研修はまだ9ヶ月残っておりますが、当院で初期研修をすることができとてもよかったです。去年の春なんてアンプルさえ満足に割ることができませんでしたが、今は救命救急科でA-lineを取ったり挿管したり、輸液の管理やカロリー計算をしてTPNや経腸栄養の調整をしたり、血ガスの結果を見て呼吸器の設定を調節したり…去年の今頃では考えられないくらいいろんなことをするようになり、まだまだ発展途上ですがあの頃よりは少しはお医者さんっぽくなれた気がします(笑)

6年生の方は、これからマッチングの時期となり忙しくなるとは思われますが研修先で迷われている方は是非一度見学に来てみてください。


はじめまして。7月の研修医日記を担当させていただく研修医2年目の日比野賢嗣と申します。もうすぐマッチングの季節を迎えますが、今もどの病院で研修しようか悩まれている学生の方は多いのではないでしょうか。僕がこの病院で1年以上研修を行ってきて感じたことをいくつか書きたいと思います。

①この病院の研修プログラムは、必修科が多いのが特徴であると思います(現在どうなっているか知りませんが)。主に1年目は、内科(脳卒中・呼吸器・腎臓・糖尿病・血液・総合診療)・消化器・循環器・外科・救命をローテートしますが、どの科もレジデント・スタッフの先生共に豊富で、症例も豊富です。各々の科で大学に劣らない高度な診療を行っており、科によれば学会発表の機会に恵まれ、アカデミックな雰囲気に触れることもできます。

②当直に関しては研修医は主に時間外外来を担当します。研修医1年目と2年目が2人ペアになって診察します。当院かかりつけの患者さんが多いですが、初診の患者さんが舞い込んでくることもあります。風邪などの軽症の患者さんからショック状態の患者さんまで重症度は幅広く、さまざまな症例を経験できます。ところが、困った時はすぐに上級医の 先生が駆けつけてくれ、研修医だけに責任がのしかかるということはありません。

③当院には3次救命があり、当院の研修では3カ月の研修が必修となっています。症例は外傷が多いですが、内因性疾患・CPAも多数運ばれてきます。重症患者が多く、研修医が診療内容に深くかかわることは少ないですが、さまざまな手技は経験できます。また、ICU管理を学べるという点で非常に勉強になりました。

他にも余談ですが、同期が16人と多く、研修医室という独立した研修医のみの部屋があるのも利点と考えています。当院は大阪市内のど真ん中に位置し、ミナミへもすぐの立地にあります。仕事が終われば繁華街に繰り出すことも可能で、息抜きもしやすい環境にあると思います。

以上、いままで研修生活を行ってきて感じた点を挙げさせていただきました。文面にしてもなかなか伝わりきらない部分が多々あると思います。当院での研修に興味をもたれた方は一度見学に来てください。

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平成23年8月

みなさんこんにちは。大阪医療センター研修医2年目の高嶋 和磨と申します。この研修医日記を読んでくれているみなさんありがとうございます。私の研修期間も2年目の夏をむかえたこの頃です。
この病院を研修医の立場から紹介するというのがこの研修医日記のコンセプトですが、詳しい研修内容等は他の方にお任せし、今回は自分の1日の流れを書いていきます。

【2011年8・9月整形外科ローテンション中の一研修医Kの一日の流れ】
① 午前7時 汗だくになりながら起床。夏は意外と朝は強い。おしゃれに朝シャンしようと毎日思うも実行できず。
② 午前7時15分 今日も手術やと思いながら、パンをかじり、コーヒー(BOSS レインボーマウンテン)を飲み、目覚ましテレビを見る。
今日の星占いを見て、一喜一憂し、やっぱりおれは、カトパン派と確認しながら、病院までチャリをこぐ。(約3分)
④ 午前7時30分 病院のエレベーターが中々、こないことに少しイライラしながら、研修医室到着。同期・後輩とさわやかなあいさつをかわしながら、自分の席で、白衣に着替える。今日も1日がんばると気合を入れてみる。
⑤ 午前7時35分 病棟(整形病棟は東西6階)に到着。朝のラウンドに向かう。前日のデーターチェックしつつ、患者様の診察。笑顔であいさつを忘れずに。
ラウンド後、カルテ記載。気づいたことは指導医に相談して指導を仰ぐ。
⑦ 午前8時過ぎ とりあえずひと段落。今日の入院が当たっていないか最終確認+余裕があれば小休止。
注:⑧・⑨は術日とそれ以外で分けています。
⑧ 午前8時半前 朝の手術に備えて、手術室に直行。オペ着に着替えて、更衣室の鏡の前で帽子・マスクを着用。ちょっと自分に酔ってみたりする。トイレを忘れずに済ませて、患者様を迎え入れる。   
→手術日はこのまま自分の担当が終了するまで手術室に引きこもる。
指導医の先生に熱い指導を受けながら、手術開始。質問が飛び交う。予習内容が聞かれた瞬間、一人ほくそ笑むオレ。ただし長続きはせず、最終的にはボコボコに…。
⑧ 午前9時 包帯交換開始。清潔操作に気をつけながら、スピーディーに処置をこなしていく。去年よりもスムーズに出来ているなと一人ニヤッとする。ただし、長続きはせず、がっつり指導をしていただくことに…。
時間があるときは、上の先生方とお昼休憩。食べ過ぎると眠くなるが、セルフサービスの職員食堂に行くと、ついつい、てんこ盛りにしてしまい、ガッツリ食事。
→以後、眠気と格闘。   
→手術日以外は、カンファレンスor新入院患者の準備に。画像とにらめっこで2時間以上経過もしばしば。
手術後は回復室に患者様を移動し、術後管理。現在は疼痛コントロールがメイン。パスを採用しているため術後管理はスピーディーになった。患者様・ご家族の「ありがとうございました。」は何度聞いてもうれしい瞬間。
⑪ 午後6時ごろ その後、病棟業務+術後管理に目を光らせながら、いつの間にか、こんな時間に。今日も日光浴びなかったな、と思いつつ、自分の白い腕を眺める瞬間。
⑫ 午後7時ごろ 夜のラウンド(くれぐれも変な意味では無い)に。今日一日の患者様の話を傾聴しながら、また、明日ねとお別れ。
⑬ 午後8~9時ごろ もうさすがに病棟から電話はかかってこないと判断し、帰宅の準備に。ここでやり忘れていたことを思い出したりすると、テンション↓↓↓。
⑭ 午後9時ごろ 病院に残っている同期・後輩と勉強の話や、雑談。症例の話から、マンガ(ジャンプ)の話まで、話題は尽きることなし。
⑮ 帰宅or2次当直開始。  

と、まあ、大まかにこんな一日を送っています。もちろん、科が変わればもっと遅くなったり、早くなったり(あまり無いが)します。大阪医療センターは研修医の数が多く、みんな仲良しです。(↑の研修医日記参照してください) この、研修医日記を読んで、一人でも多くの学生さんが見学に来て、一緒に働けることを楽しみにしています。

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平成23年9月

こんにちは。2年目研修医の森川一恵と申します。現在、産婦人科をローテート中です。
産婦人科では、分娩、外来見学、手術、病棟業務などの日常業務の他、学会参加、症例発表など上級医の先生が非常に教育熱心で、毎日充実した日々を送っています。スタッフも多く、多くの先生から知識のみならず、産婦人科医としての姿勢、手術のこだわりを学ぶことが出来ています。

私が、この病院を選んだ理由を以下に述べたいと思います。
① 大学病院ほど大きくないが、市中病院でも大きめ
② 研修医の人数が多い
③ 教育熱心で尊敬できる先生が多い
④ 将来の志望科が充実している
⑤ 立地条件
⑥ 3次救急まである
⑦ 出身大学に関係がない

残り、初期研修もあと半年。自分の進路、将来にも悩むこともありますが、研修医仲間、上級医の先生に恵まれ、この病院で研修できて良かったのではないかと感じています。
一度、見学に来てみて下さい。


こんにちは。国立大阪医療センターで、研修医二年目ローテートをしている冨田陽子です。 研修医一年目は、振りかえるとあっという間で、今は二年目となり、後輩からの突き上げをひしひしと感じています。さらに、来年から、科を絞り、レジデントとなることを思うと、不安と希望が入り混じる複雑な思いでいっぱいです。
一年四カ月の研修の中で、うちの病院のいいところを挙げます。今まで書いていらっしゃる先生方と、同じことも含まれると思いますが、それほど良いという事と思って読んでいただけたら幸いです。

① いろんな科を研修できる
他の病院では、自由選択の増加で、自分の進みたい科を研修するシステムが増えてきていると思いますが、私たちの代から、うちの病院は必修の科が増えました。内科7カ月、外科3カ月、循環器科2カ月、消化器科2カ月、3次救急3カ月、などなどです。
特に内科系を考えている方は総合内科3カ月(血液内科、糖尿病内科、脳卒中内科、呼吸器内科、腎臓内科)、循環器科2カ月、消化器科2カ月を研修できるのは症例を集めるにも、役立ちますし、良いと思われます。早くから、進む道を決めている方でも、せっかくのローテート2年なので、いろいろな科の知識をつけたり、考え方を学んだりできると思います。

② 立地条件
谷町線が下を通っていて、最寄駅がすぐそこです(谷町四丁目)。梅田もなんばも天王寺も近くて、どこでもいけます。繁華街がこんなに近いのに、同期で飲みに行くのは、意外と一番近所の白木屋だったりしますが…

③ 同期が多い
一学年16人もいるので、いろんな人がいて面白いです。友達が一気に15人増えます。出来る同期をもつと、いろいろ教えてもらえるので、本当にありがたく、助けられてばっかりです。

まだ数カ月研修は残されていますが、今になって、毎日が大切なんだなと実感しています。特に、二年目になって、若い子も入ってきたので、質問されて分からないことや出来ないことが、たくさんあることがより一層明らかになり、頑張らないといけないなと思います。さらに、各科で働いてはったレジデントの先生方は、寝る間もおしんで、休みなく働いている姿は、本当に尊敬しますし、そうなれるように努力しなければ、と身の引き締まる思いです。医師免許は取得していますが、本当の医師になるのは、日々の積み重ねが必要と実感している今日この頃ですが、それを実感させてくれるこの病院は、とてもよいところだと思いますので、これを読んでくださった学生の方々は、是非当院での研修について考えてくださるといいなと思います。

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平成23年10月

はじめまして。10月の研修医日記を担当します研修医2年目の向祐樹と申します。 2年前に自分も先輩方の日記を参考にして初期研修の病院選びをしていたのを覚えています。

大阪医療センターの特色についてですが、僕は当直(時間外外来)について書かせて頂こうと思います。

当院の時間外外来は基本的にかかりつけの方を対象とし、初期対応には1年目と2年目の研修医が2人で当り、判断に迷ったり入院の適応を相談する時には、内科当直や外科当直、心当直、脳当直に相談する形です。1次、2次救急を担当しますが、風邪からショック状態の患者まで様々な方が来られ、緊張感があり貴重な経験になると思います。 2年間を通じて月3,4回程コンスタントに当直に入り、最初は点滴にも苦戦するところから始まって、先輩の診療を見て指導を受け、1年後には先頭に立って初期対応をすることになります。

他院の研修医の話を聞くと一晩に対応する症例の数としてはそれほど多くないと思いますが、上級医の後ろで診療を見て学ぶのではなく、自分が先頭で診断や対応を決めなければいけない状況にあることで、とても勉強になっていると思います。 各科当直体制がしっかりしていて、最後の砦として救命救急の先生方もいる病院で2年間を通じて当直を行えることは環境としてとても恵まれていると思います。 学生のみなさんもぜひ一度見学に来てみてください。

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平成23年11月

こんにちは、研修医二年目の泉谷瑤子です。  

去年の春から臨床研修が始まり、あと残すところ半年となりました。二年目になるとメジャーの科(内科、外科、総合救急部など)は終了し、選択科、地域医療を回ることがメインとなります。
私は二年目に入って整形外科→小児科→精神科(地域医療)とローテートし、今は麻酔科を回っています。
当院では一つの科を1-3ヶ月かけてじっくり回ります。そのため選択期間がほかの病院と比較して短いかもしれませんが、将来なかなか診ることができない症例を経験できたり、その他貴重な経験やさまざまな手技をさせていただける機会が多いと思います。
将来どの科に進んだとしても、専門外の知識を患者さんから問われることが少なくないと思います。その時に一度経験しているのとしていないのとでは大きな違いがあると時間外外来をしていてひしひしと感じています。  

ここで、ここ最近の私の一日の流れを説明していきたいと思います。

①朝7時 病院到着 朝ごはんを食べてちょっと休憩
②7時半 オペ室へ。手術前の準備
③8時 その日に行われる手術のカンファレンス
④8時半 手術開始
⑤11時 少し早めのお昼ごはん
⑥合間を見つけて術前、術後診察
⑦手術が終わり次第終了

という流れです。やはり朝早いことは始めはつらかったですが、直ぐに慣れました。ローテートし始めたころは挿管もままならず、何度も失敗し、スタッフの先生方に大変助けていただきました。
患者さんにもよりますが、ほぼ毎日挿管させてもらえるので我ながら少しは上達したのではないかと思います。麻酔科の雰囲気も良く、毎日充実した日々を送っています。
みなさんもぜひ一度見学にきてください。

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平成23年12月

  こんにちは。2年目研修医の田口裕紀子です。  

6回生のマッチング前にこの研修医日記を読んで、「マッチング受かったら2年後自分も書くんかな」と思ったことがあります。研修医生活も終わりにさしかかっていますが、あの頃から今まであっという間だった気がします。  

思い返せば去年の春、私は循環器科からローテートが始まりました。初めての採血、初めての担当患者さん、初めての二次当直。何もかもが初めてで、何をするときも恐る恐るだし、自分の知識不足や手技の未熟さに落ち込んだり反省したりの毎日でした。それでも、ベッドサイドに行って患者さんが「あ、先生!待ってたんよー」と笑顔で言ってくださるととても嬉しく、明日からも頑張ろうという気持ちになれました。今でもそんな繰り返しのように思います。  

ご存知の通り、大阪医療センターは比較的規模の大きな病院で、医師・診療科の数も豊富です。担当患者さんのことで困ったときに専門の先生にコンサルトできて、自分がローテートしていない科の先生でも親切に対応してくださることが多いです。  
消化器科ローテート中にICUの患者さんを担当したとき、初めてのICU管理に私は右往左往していましたが、消化器科の先生だけでなく、心臓血管外科や循環器科の先生にはカテコラミンや人工呼吸器管理についてアドバイスをいただき、皮膚科の先生には皮疹を診ていただき、麻酔科の先生には挿管を手伝っていただき、本当に色んな先生方に助けていただきました。さらにそのあと院内で会った際などに「あの患者さんどうなった?」と声をかけてくださったことも何回かあり、非常に恵まれた環境で研修しているのだなぁと思います。  

先生方がたくさんおられるので(女性医師の活躍も多く見られます)、目標・憧れとなる先生にも出会えるのではないかと思います。また、仕事の時は厳しい先生が飲み会ではとてもテンションが高かったり、PHSで医局に呼び出されてビクビクしながら行ってみたらサプライズで誕生日ケーキが用意されていたり、と楽しいエピソードもたくさんあります。  
研修医も多く、落ち込んだ時に励ましあい、仕事のことで分からないことを尋ねあい、同期の存在はとても重要です。私たちの学年は男女比が1:1と女子も多いので、女子会もできて楽しいです。酔っ払っても家まで送り届けてくれます。男女交えて仲がよく、研修医生活が終わるにあたって現在研修医旅行も計画中です!    

ここで紹介できるのはほんの一面にすぎないので、ぜひ見学に来てみてください。どの病院にも長所・短所はあるでしょうし、他病院の初期研修がどのようなものなのか実際に体験したわけではないので分かりませんが、私は大阪医療センターで研修ができてよかったと思っています。

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