研修医日記(平成24年)

1月 杉本彩 2月 原田百合奈
3月 川北祝史 4月 福田泰也
5月 井手亨 6月 釜谷崇志 8月 梅原徹
武田和
9月 三反田拓志
詫間智英子
10月 田嶋哲三 11月 多田雄真 12月 田中稔恵  

平成24年1月

こんにちは、研修医2年目杉本 彩です。研修医日記ということで、研修生活を皆さんに ご紹介するという大役をおおせつかっているのですが、1月担当なので既に同期の人たちにあらかた真面目なことは書かれているわけです。さて、どうしましょう。単純な頭の自分は学生の時に読んで記憶に残っているのは、正直やっぱりカリキュラムとかのことより実際がどんな感じか、ということだったように思います。なので、最近外病院に出ることばかりで、当院勤務は3カ月ぶりの私が思い出しながら書きます。

まず住居ですが、朝が誰よりも苦手な私は、病院の敷地内にあり破格の家賃で住めるという理由で元病棟の個室、という頼まれても絶対住まないと言われる研修医寮に住み始めました。それでも、朝はぎりぎり、夜は研修医室から深夜に帰っても敷地内だから超安心。おまけに帰って寝るだけなので着るものは白衣かパジャマかの女子力急降下の楽ちん生活をエンジョイしていました。が、この寮は残念ながら現在取り壊し真っ最中で(立ち退きの様子は植野先生の研修医日記で)、今私は自転車で7~8分のマンションを貸りて住んでいます。1年目の頃よりは通勤時間が長くなったものの、意外と治安は良く、研修医室でぐだぐだして深夜に帰宅する生活を継続しても特に身の危険を感じたことはありません。そのため、女性も安心して勤められる職場環境と言えそうです。勤務については、朝早い科から比較的ゆっくりめの科、昼間に自分の勉強時間もしっかりとれる科から昼食を摂ることもままならない科までバリエーションに富んでいます。基本的に己の容量の良さに大きく左右されるので個人差が多いところです。個人的に、1年目は前述のように病院と自宅の区別があいまいであったため病院が好きなのかと思うほどずっと働いていた記憶があります。一生懸命頑張ろうと思えば頑張れるし、自分の時間を持とうと思えば持てる良い病院だと思います、はい。研修医の人数の多さやお給料などは公式募集要項を見てもらうとして、後気になることと言えば上司のことでしょうか。指導医の先生方、レジデントの先生方は頭のいい人が多くとても勉強になります。少しうっとうしく思われてるかも、とかは都合よく考えずに後ろをついてまわっていると色々と教えてもらえます。後、頭がいいだけでなく、私の名前を見ては嬉しそうに声をかけてくれる気さくさも皆さん持ち合わせており楽しく研修生活が送れる職場です。

以上、締切当日ということもあり適当に思いつくまま書き散らした次第でありますが、何らかのご参考になれば幸いです。

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平成24年2月

研修医2年目の原田百合奈です。大阪医療センターでの研修は選択期間が4ヶ月あり、2ヶ月単位で選択した科をローテートします。選択で2ヶ月間お世話になった感染症内科について紹介させていただこうと思います。私が研修中に経験させていただいた症例は、ニューモシスチス肺炎やアメーバー性肝膿瘍、アメーバー性腸炎やサイトメガロウイルス網膜炎など、他の科の研修では診たことがない疾患ばかりでした。

大阪医療センターの特徴のひとつとしてAIDS治療拠点病院であるということが挙げられます。時間外の外来ではHIV陽性の患者さんをもちろん診察することもあります。HIVの患者さんの診療が実はどこでも経験できるものではないということを、研修医2年目になって地域医療などで院外での研修をして初めて知りました。HIVは、昔は治療法のない致死的な疾患でしたが、現在は早期発見されれば治療法のある慢性疾患です。抗HIV薬を内服しながら外来で加療している患者さんもたくさんいらっしゃいます。HIVの治療は進歩してきていますが、現在でも他人になかなか伝えにくい病名だと思います。感染症内科での研修ではプライバシーを守るということには特に気を遣いました。しかしそのほかは他の科と大きな違いはありませんでした。

ちなみに日本ではHIV感染者は増加しています。興味をもたれた方はぜひ一度見学に来てみてください。

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平成24年3月

川北 祝史

この研修医日記が公開されている頃、僕は後期臨床研修医としての一歩を踏み出している事でしょう。今回、研修医日記の作成依頼があり、折も折故、2年間の初期臨床研修を振り返りつつ、思うことを述べたいと思います。

まず、当院の初期臨床研修制度自体についてです。当院では、総合内科(腎臓、呼吸器、血液、脳卒中、糖尿病)、消化器内科、循環器内科、一般外科、小児科、産婦人科、麻酔科、救命救急センター、地域医療、精神科のローテートを必須としています。当院は症例数の多い総合病院であり、かつこの制度を以前と変わらず維持しているため、臨床医としての基礎を育む上で、当院はバランスが取れており、恵まれた環境にあると考えます。EBMも適切に実践されており、臨床医としてのスタンスの確立においてもまず間違いはないでしょう。

また、上記に重複しますが、「救命救急センターで3次救急の現場に携われること」自体にも大きな魅力があると言えます。様々な病態を有する重症患者の全身管理を、初期臨床医の時期に経験しておくことは、将来どの科に進むにしろ、確実に活きてくる経験であると考えます。

加えて、臨床の合間には比較的時間的なゆとりもあり、その部分で自由度の高い環境であるとも言えます。

上記を参考の上、是非当院での初期臨床研修を考慮下さい。

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平成24年4月

もう3月も半ばになり初期研修も後2週間で修了という時期にさしかかっている。同期がどんな研修医日記を書いてきたのかを見返してみると本当に様々な視点からこの2年間を振り返っており、何かかぶらない内容はないかと考えていたが、もうこの病院の特徴についてはさんざん書かれているので思いつかない。あえてこの病院についてではなく、初期研修医として僕が二年間で大切だと感じたこと(つまり正しいかは不明で僕の主観のみ)を徒然なるままに書いてみようと思う。

1. 上司の先生、他科の先生とのプライベートの付き合いを大切にすること。
初期研修が終われば飲む機会も減ってしまうことを懸念して今は仕事が終わってから飲みに行くことが多い。誰と飲みに行くかというと自分の後輩や同期と飲みに行くこともあるが、上司の先生、それも若手の先生から医長クラスの先生まで、そして様々な病院の先生方と幅広くお酒の場をご一緒させていただく。自分が○○先生の話を聞かせていただきたいと思えば自分からその先生をお誘いする。ここで初期研修医(だけでなく医師)として非常に大事なことの一つが耳学問だと思っている(専門家の話はエビデンスレベルⅤですが(笑))。他の施設ではどのような手技を行っているのか、他の科の先生はどのような考え方をしているのか、昔はどんな治療をしていたのか、こんな失敗をしたなどなど、話はつきない。机の上の勉強より頭に入るし、お酒の場であれば少し失礼なことを聞いても許容していただける(気になっているだけかもしれない)。自分の病院だけに閉じこもってしまうのではなく、色々な病院の先生と交流を持つことも非常に大事だと思う。

2. よく考えること、そしてoverestimateすること、そして自分の意見をもつこと。
僕ら初期研修医は医師の免許をとってから1,2年しか経験していない卵の殻を割って少し頭を出したヒヨコちゃん達である。1年しか仕事をしていないのに1年も立つとなぜか一人で仕事ができるかごとく錯覚に陥る。これはどの研修医にもいえることだろう。自分もそのうちの一人であるし、後輩をみているとそんな気がするし先輩にそう思われていただろう。僕らにもっとも足りないことは経験である。これは症例の数であり、失敗の数でもある。もちろんそれをカバーするために日々勉強するわけだがよく考えることが重要だと思う。経験の数が少ないということは検査前確率の何が高くて何が低いかが判断できないことである。上司の先生は優しいのですぐ答えを教えていただける。先々と事が進んでしまう。でもそれに頼ってばかりで追いかけているだけでは力は伸びないと思う。自分で考えて、そしてoverestimateすることで失敗を重ね、より近道な判断、トリアージができるようになるのではないかと思う。時には例え大先輩の先生であっても真っ向からぶつかるのも必要ではないかと思う。それを嫌がる先生は、少ないともこの病院にはいないと思う(発言の仕方には気をつけてください)。

その他にも感じたことはたくさんありますが、「誰目線で書いてんねん」との突っ込みを受けたのでこのあたりで失礼致します。自分の特性を生かして頑張ってください。大阪医療センターはいい病院です。

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平成24年5月

研修医2年目の井手です。

1年間があっという間に過ぎ、気が付けば2年目になっていました。これからは時間外外来も自分が中心になって初期対応に当たらなくてはならず、不安な気持ちもありますが、できるようになったことが徐々に増えてきて楽しみな気持ちもあります。

1年目の研修医はようやく1か月程度の研修がおわり、各科をローテートし始めたところで、電子カルテの使い方に四苦八苦しているようです。初々しく頑張っている様子をみると初心を思い出して、こちらも気が引き締まります。

今日は勤務後、研修医で1年目の歓迎会を予定しています。まだほとんど名前も覚えられていないので、今日いっぱい話して仲良くなっていけたらなと考えています。

僕は現在は総合救急部をローテートしています。3次救急患者の初療から入院中の管理まで行っています。さまざまな疾患の患者を積極的に応需している印象です。特に初療では学ぶことが多く、必死にくらいついているような状態ですが、同期や優しく指導してくださる先生方のおかげで毎日、楽しく勉強できています。

あと1年の初期研修を大切にして日々学んでいきたいと考えています。

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平成24年6月

 初期研修医2年目の釜谷崇志です。大阪医療センターでの研修を開始して早くも1年が経過してしまいました。この1年間を振り返ってみると、一言で言えば経験と吸収、そして活用の1年間でした。1年目は全てが初体験であり、様々な試練が待ち受けていました。患者さんの容態が順調と思っていても急変する、状態の悪い患者さんのために指導医の先生方と良い方法を考えて治療を行なっても効果がないばかりか、逆効果をもたらしてしまう場合も多々ありました。ただ、その中でこうすればこうなる、ああすればああなると、状況ごとに対応策を吸収することができました。そして、次回同様の事態に陥った場合に自分の経験を活用することができました。  

2年目となり、現在私は総合救急部をローテートしています。それでは私の総合救急部での1日を見てみましょう。

7:30  起床(ここ最近暑くなってきたので、起きたら少し汗ばんでいます。シャワーは浴びたいですよね。)
8:00  出勤(4月から病院寮を飛び出し、外から通っています。せっかく買った自転車を有効活用せねば。)
8:30  カンファレンスおよび日中担当者への申し送り(初療患者さんの報告、入院患者さんの経過報告。
     当直者の顔を見れば当直帯の大変度が分かります。)
9:00  センター長による病棟回診(ベッドサイドでプレゼンテーションします。)
9:15~担当患者さんの処置等
     (病棟が3階と11階にあるので、往復が大変です。最近は階段で上がるようにしています。汗が吹き出ます。)
16:30 指導医による勉強会(新たな発見あり、知識の確認にもなります。)
17:00 夜間当直帯への申し送り
17:30~やり残した仕事を片付ける
19:00 帰宅(夜はまだ涼しいです。寄り道は基本しません。)
19:30~自由時間(テレビを見て世間の情報収集、趣味活動、勉強等)
1:00  就寝(最近寝付きが早いです。寝相はいい方です。)

 この他にはもちろん初療対応をしたり、4日に1回の日当直があったり、水・金曜日には寺子屋(症候学・診断学の勉強会、興味深い症例を皆で検討)に参加します。また今年4月からは同期研修医と週に1回海外ジャーナルの抄読会(各々興味のある論文を読み、発表)を開催しています。なかなか充実した日々を送っています。残り1ヶ月しかありませんが、少しでも多くの症例を経験できるように1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

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平成24年8月

研修医2年目の梅原です。
2012年7月某日 研修医なら誰もが経験する手術+当直コンボの忙しない一日を日記にしてみました。ちなみにこの時私は脳外科ローテートしていました。

・7:15  起床。
・7:45  出勤。カンファレンス前に担当患者回診。何か問題があればあとで上級医に報告。
・8:30  カンファレンス(1週間の手術症例検討会)。担当症例の手術所見をホワイトボードに描き術後経過をプレゼンテーション。
・9:00  手術室へ。患者さんの体位取り、手術準備のお手伝い。
・10:30 病棟。患者さんを診察して各データをチェックし、指示、処方、点滴、検査を出しカルテを書く。
・13:00 昼食+手術の予習。
・14:00 手術室へ。患者さんの体位取り、手術準備。
・15:00 手術開始。助手として手術に参加。
・17:15 当直開始(~翌8:30)。開始と同時に容赦なくPHSが鳴り救急外来へ呼び出される。
    ↑この日は担当患者さんの手術で、同じく脳外科をローテートしている同期が手術が終わるまで救急外来の対応を
      してくれることになりました。助け合える同期研修医の存在が本当にありがたいです。
・19:00 手術終了。術後の検査、指示を出す。
・19:30 救急外来。I君から引き継ぎを受けて当直業務開始。
・1:30  患者さんが途絶えた隙に夕食。
・5:00  患者さんが途絶えたので就寝。幸い朝までPHSは鳴らず。
・8:30  隙を見て更衣室でシャワーを浴びてリフレッシュ!日常業務へ。

以上、研修医日記でした。
当直はおよそ月3~5回程度で週1回はだいたいこのような感じの一日でしょうか。手術や当直は体力勝負になってきますが、その分学ぶことも多いです。当然翌日は体調万全とは言えませんが、慣れてくれば万全でないなりに何とか一日を乗り切れるようになってきます。

当直や手術がない日は科ごとに差はあるものの比較的自由度は高いと思います。仕事が早く終われば飲みに行ったり、テニスをしたりする日もあります。自由度が高いがゆえ時間の使い方は人それぞれですが、自ら積極的に仕事を見つけて診療に関わる努力がなければ漫然と日々が過ぎていってしまう可能性はあります。逆に気合と向上心をアピールすれば上級医からはいくらでもチャンスを与えてもらえます。立地は抜群ですし、各科バランスがとれていて初期研修にはもってこいの病院だと思います。努力次第で自分を高めていける土壌が当院にはあると思うので、是非一度見学にいらっしゃってください。


初めまして。今月の研修医日記を担当します2年目の武田和と申します。

早いもので、研修医として働き始め、1年以上が経ち、研修生活も後半です。今は大学の夏休み期間に当たるためか、多くの学生さんが見学に来られています。思い返せば、自分もマッチング試験前に“研修医日記”を読んでいました。学生の皆さんに、なにか、伝えることができれば幸いです。

当院での研修プログラムについては、他の研修医の方も書かれていますが、軽く述べさせていただきます。総合内科・消化器内科・循環器内科・外科・総合救急部・麻酔科をそれぞれ2~3か月間、小児科・産婦人科・精神科・地域医療を1か月ずつローテートします。1つ下の学年からは、総合診療部単独での1か月も始まったようです。必須の科が多いため、選択期間は4か月と短めです。詳細は、募集要項を参照してください。

他の病院で働いている同期の話を聞くと、時間外外来(2次救急)でのfirst callおよび初期対応や、3次救急での研修期間は、当院での研修の特色の一つだと思います。

時間外外来は、1年目と2年目の研修医が1人ずつペアで、対応に当たります。かかりつけのwalk inから初診の救急搬送依頼まで、軽症からショックまで、まずは自分がメインとなり診療を進めていきます。判断に難渋する際は各科の先生にコンサルトし、丁寧に指導していただけます。

3次救急は、CPA・多発外傷・熱傷・中毒など、普段診ることの少ない疾患を経験し、様々な手技やICU管理を学ばせていただきました。

その他の特徴としては、立地条件が良い・同期の数が多いといったところでしょうか。研修医同士でミナミや天神橋筋商店街へ繰り出したり、スタッフやレジデントの先生に飲みに連れて行っていただいたり…と息抜きも適度に行っています。今月末には、1年目・2年目研修医でのビアガーデンも控えています。最近の変化としては、12階の食堂がリニューアルされシダックスが参入したことと、ローソンがオープンしたことくらいです。

以上、拙い文章でしたが、少しは参考になったでしょうか。私は、当院で初期研修をすることができ良かったと思っています。当院での研修に興味を持たれた方は、是非とも実習・見学に来ていただき、研修医の声を聞いてみてください。お待ちしています。

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平成24年9月

大阪医療センターに赴任して1年数ヶ月が過ぎました。1年も経つと少しは成長したかも、と思いきや、研修1年目に質問をされるとまず言葉に詰まってしまう毎日です。知らないことが多くて楽しい日々を送っているためか、1年の経過が早いのに自分でも驚きます。気づけば第2次就職戦線真っ只中の8月ですが、これまでに感じてきたことを書かせて頂きます。

#研修システム
研修システムも年々徐々に変わっている様です。今年からは救命救急の研修が1ヶ月減り、総合内科の外来研修が1ヶ月追加されました。研修病院ということで、指導医の先生方も慣れておられます。研修医でも割と気軽に質問でき(もちろんある程度調べてから)、質問したもん勝ちなので、是非とも質問しまくることをおすすめします。聞いた話が妙に残っていて、そういえば、と助かることも多々あります。
また、研修をする中で、システムや物品などに何か思うことがあれば、当直後に提出する当直日誌に、意見を書く場所があります。ここに何か書けば、病院の幹部の方々が目にすることになり、研修医の意見を吸い上げてくれます。討論の顛末も、研修医室に貼り出されます。
研修していて、思ったよりシュミレーション機材って使いません。図書室も自前の椅子があるのでコピー機以外使いません。専用のUp to dateなどはありませんが、論文なら幾許か種類が読めます。
以上をまとめますと、研修は自分次第かと思われます。

#衣食住
衣食に関しては、選択肢が大量にあるのでまず困ることはありません。
住に関しても幸いなことに、職員寮があります。昨年まで、閉鎖病棟を転用したというサティアンが実在していたそうですが、都市伝説よろしくお目にかかることはありませんでした。
その代わり、案内されたのが同じく敷地内にある築数十年の家族寮。しかも、住居の住所を知ったのが、転入2日前。3K、家賃9000円と書くと途方もなく良い条件の香りがしますが、どういう訳か、今や最後の研修医住人となっていまいました。そんな宿舎も住めばなんとかで、近いおかげで遅刻せずにすんだことも何回か。
現在は新職員寮を建設中ということで、単4電池4個が不要のお風呂、洋式トイレ、みたこともないほど超巨大エアコン、くしゃみとは無縁の快適ライフになることでしょう。

#研修環境
マッチングの会場に行けばわかりますが、大阪大学の方々が多くマッチングをうけているので、必然的に同期の割合は毎年半分くらいです。英語の科学雑誌の記事2本読んで、全訳もしくは要約、内科の問題が多めのオリジナル50問の5択を乗り越えれば、研修開始です。近畿とは実家も大学も無縁だったので、不安でしたが、思ったよりはあっさりととけ込めたような気がします。最初の1ヶ月は各科紹介などの座学なので、終わればだいたい誰かに遊んでもらってました。16人という数も飲み屋を占拠するにも程よい人数で、当直の回数も月4回とこれまた丁度よい位と思います。僕の病院カルテには彼・彼女達が登場して、処方してくれたり、診察してくれたりと、休養を勧めてくれたりと、いつも助かります。働く中でも、症例についてああでもない、こうでもないと議論するのも勉強になるし、今年になってから開始した論文の抄読会をやってみたりと、刺激を受けることも多くて楽しい感じです。
また、研修医だけの研修医室があり、個人に机とネット配線が利用可能なのが非常にありがたい。住居よりも快適環境なので、思わず長居してしまいます。研修医室の住人と化してしまいます。 今年から院内にコンビニも開店し、その気になれば住居は要らないかもしれません。

#総括
2年という時間はかなり短いので、思い切って何でもやってみる研修医生活を送ると、充実することまちがいなしと思われます。

三反田拓志


研修医2年目の詫間智英子です。大阪医療センターでのこれまでの初期研修について振り返りたいと思います。

1年目は主に外科、総合内科、消化器内科、循環器内科、総合救急部を中心に研修します。どの科の先生方も熱心に指導してくださり、他科へのコンサルトもしやすく、有意義な研修をすることができました。大阪医療センターの初期研修の特徴として、選択期間が4ヶ月と短いことがあります。私は内科志望ですが、外科や総合救急部で得た知識や技術は時間外外来当直に大変役立っています。選択期間が短いことはデメリットではなく、たくさんの科で研修をすることは必ずどこかで役に立つと思います。

2年目は麻酔科、小児科、産婦人科、精神科、地域医療等の必修科と4ヶ月の選択科での研修があります。私は総合内科、放射線科を選択しました。1年目での総合内科研修は3ヶ月間で総合診療部、腎臓内科、血液内科、呼吸器内科、脳卒中内科、糖尿病内科を同時にローテートします。十分に研修することができないのではないかと感じるかもしれませんが、内科志望である私にとっては各科の特徴を短期間に知ることができ、充実した研修をすることができました。2年目の選択期間に6科のうち、腎臓内科、総合診療部を選択して、現在更に深く学ぶことができています。  

ここからは、研修以外のことについてお話したいと思います。まず、大阪医療センターは谷町四丁目駅に直結しており、難波、梅田へすぐにでかけることができるという抜群の立地条件です。日中にがんばって仕事をした後、研修医同士や各科の先生方と食事をしたり、女子会をしたりと楽しい毎日を過ごしています。特に女子会は1年目女子会、2年目女子会、1・2年目合同女子会と頻繁に開催されています。  
興味をもたれた方は、ぜひ一度見学に来てみてください。

研修医2年目  詫間 智英子

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平成24年10月

研修医2年目 田嶋です。

右も左も全くわからないうちに研修医として働き始め、早くも1年半が経ちました。一番初めに戸惑った事は「先生」と呼ばれる事でした。自分より何十年と人生経験の積んだ患者さんにそう呼ばれることにすごく抵抗を覚えたことを記憶しています。

大阪医療センターは市中病院と大学病院の中間的な病院と想像している方が多いと思います。しかし、common diseaseよりは高度な専門医療を要する疾患がメインということを考えたらどちらかというと大学病院よりと思います。

この1年半でさまざまな科を研修させて頂きました。内容に関しては他の研修日記に譲りますが、ただ言えることはどの科でもスタッフ、レジデント等の指導医の方々が優秀で熱心、なおかつ優しいということです。

あと当院の特徴として強調しておきたいのはやはり立地です。すぐ近くには大阪城があり、僕はよく周辺をランニングしていますが緑が多く気持ちがいいです。また、梅田、心斎橋がすぐ近くでいつでも飲みに遊びに行けることはありがたいです。

最後に、気がついたら残り約半年で初期研修が終了し、来年春からはそれぞれが決めた専門分野に進んでいきます。この時期になると同期も将来の専門を決めており心外、循内、脳外、整形、救命、腎内、外科、腫内、産婦、麻酔、糖尿、消内とさまざまな専門科に進んでいきます。僕は外科を専門とすることに決めました。特にハードな科ですが、その分やりがいも大きいと思います。ますます忙しくなると思いますが、この研修二年間で学んだことを礎にして頑張っていこうと思います。

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平成24年11月

研修医2年次の多田雄真と申します. 暑い(初夏の院内は本当に暑い!!)夏も過ぎ, 通勤途中でも若干の涼しさを伴って来ました. 3年ほど前に病院見学で初めて訪れたこの病院にお世話になって早くも1年半ほどが過ぎようとしています. 改めてこの長いようで短い1年半を振り返って, 医師としてのスタートを当院で迎えられたことを非常に良かったと思えています.  

学生の頃, 初期研修病院を選ぶ際に私が基準にしたポイントが何点かありました. ①各科ががん診療に特化していること, ②メジャー科が揃っており各科が大学に準じた高度な診療を行なっていること, ③3次救急があること, ④仕事以外の研修環境が整っていること, などです.  

私は学生の頃から何らかの形でがん診療に携わりたいと考えており, 初期研修の間に様々な領域の悪性腫瘍を経験できればと思い, 当院に入職しました. この1年半の間に外科・消化器科・呼吸器科・血液内科はもちろんのこと, 整形外科領域の骨軟部腫瘍・小児領域の血液腫瘍などを診療する機会を頂きました. またそれ以外にも希望すれば婦人科・泌尿器科・脳神経外科・頭頸部外科などの専門領域やHIV/AIDSに関連した悪性腫瘍などをローテートして研修することも可能です. 他に外来化学療法室や放射線治療科, がんサポートチーム, 各種認定パラメディカルの方々などがん診療を多職種間で連携して行う体制が整っており, がん診療を志す若い研修医にとっては学ぶことが多く非常に恵まれた研修環境だと感じています.  

仕事以外の研修環境で特筆すべきは研修医室です. 当院の研修医室は他科とは独立した広い1部屋に初期研修医30名それぞれのデスクがあり, LAN環境や海外ジャーナルのオンラインライブラリーも整っており, 夏は涼しく冬は暖かいです. 落ち着いた環境で自習・自学することもできますし, 当直や手術などで疲れた体を休めるのにも最適です. 涙あり笑いありの2年間の研修生活を共にする14人の同期と研修を送るにはもってこいの環境と言えます.  

もちろんcommon diseaseを診療する機会がやや少ないなど他の市中病院に劣る点はいろいろとありますが, それでもそれを補って余りある魅力のある研修病院だと思います. ぜひ1度見学に来てみて, 病院の雰囲気や, キタからもミナミからも近い立地条件の良さなども実感してみてください.

平成24年10月 吉日 多田 雄真

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平成24年12月

研修医2年目の田中稔恵です。もう今年も気付けばあと少しとなりました。あと数ヶ月で初期研修が終わりとなりますが、本当にあっという間だった気がします。

1年目の研修医になり立ての頃は、なにもかもが初めての経験で日々緊張しながらも、できることが一つ一つ増えていくことに充実感を覚えていました。1年目では内科系、外科、救急を中心にローテートしますが、当院での初期研修の特徴としては、他の研修医日記でも書かれているように、総合内科の3ヶ月では糖尿病内科、腎臓内科、血液内科、呼吸器内科、脳卒中内科を一緒にローテートします。この3ヶ月間は毎日各科のカンファレンスがあり、担当の患者さんも多岐にわたるため勉強しなければならないことが特に多く大変でしたが、振り返ってみると、患者さんの身体所見や検査結果を考慮しながら、とても充実した日々を送っていました。内科は選択制となる病院が多いとよく聞きますが、当院では総合内科以外の消化器内科・循環器内科をあわせると、広範囲の内科疾患が経験できます。内科志望でも外科志望でも、様々な内科疾患を経験することは今後の医師として働いていく上で一症例一症例、貴重な経験となるのではないかと思います。
2年目では、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科、地域に加え、4ヶ月の選択科をローテートします。2年目のローテートの仕方は1年目の12月頃に研修担当の先生と相談し、できるだけそれぞれの希望が通るように調整しています。私の場合は、3年目以降の志望科を夏頃までに決める必要があったため、選択科を2年目の初めにローテートできるように調整してもらいました。2年目のほとんどが選択となっている病院が多くなってきており、選択が4ヶ月というのは短く感じるかもしれませんが、初期研修での2年間は専門となる科以外の科を経験することができるせっかくの機会であり、実際の現場を経験することでまた新たに興味をもつということもあるのではないかと思います。

最後に、女性の研修医となる学生の方々へ向けて一言書こうと思います。当院ではほとんどの科に女医の先生方がいらっしゃり、女医としての働き方もさまざまで、各科をローテートする中でたくさんの女医の先生方に出会うことができます。たくさんの先生方と一緒に働き仲良くなることで、今後の医師として働いていく自分のロールモデルとなる先生にも出会えるのではないかと思います。 興味を持たれた方は、ぜひ一度当院に見学に来てみてください。

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