研修医日記(平成25年)

1月 西田博毅 2月 田中康智 3月 福富啓祐 4月 森田灯子
5月 お休み 6月 大原寛明 7月 金山大成
   片山大輔
8月 小林佳央梨
9月 小林加奈 10月 田矢直大
   武智彩
11月 塚崎裕之  12月 中川健太郎
   武智彩

平成25年1月

初期研修医2年目の西田博毅です。大阪医療センターでの研修も残り数ヶ月となってきました。2012年11月から12月までの2ヶ月間、心臓血管外科をローテートしていました。初期研修では数ヶ月単位で様々な科をローテートしますが、心臓血管外科は選択期間に研修することにしました。手術日は月・木・金曜日で、その期間のある手術日の一日を紹介したいと思います。

2012年11月○日

  • 7:00 起床。
  • 7:15 出勤。カルテ診とモニターチェック。ICUから担当患者回診。術後の創部処置等。
  • 7:45 部長回診。
  • 8:10 担当患者の指示、処方、検査等のオーダーし、カルテ記載。
  • 8:45 手術室へ。手術準備。今日は非人工心肺冠動脈バイパス術(OPCAB)の予定。
        右大腿動脈にエラスター針留置。
  • 9:30 手洗い。手術開始。助手として手術に参加
  • 16:00 手術終了。挿管されたままICUへ入室。
  • 16:15 術後検査をチェックし、指示、処方。
  • 16:30 担当患者の今日の経過をチェック。
        処置等は手術に入っていない同期(同期と2人でローテートしていました。)
        が日中に済ませてくれている為、病棟へ確認しに行く。
  • 17:00 術後モニタリング項目を随時確認。
  • 18:00 術後、3時間ごとに採血を行うため、データチェック。
  • 19:00 上級医と出前を取り、つかの間の夕食。
  • ~7:00 採血やモニターをみて適宜指示。合間にシャワー、就寝。
  • 7:00 通常業務再開。

手術日は術後管理のため、病院で待機するのが通常です。同期2人でローテートしていたため、1週間に1~2回程度、担当患者の手術がありました。心臓血管外科の手術や術後管理は複雑で難しい事も多かったですが、上級医に親切に指導してもらいました。もちろん、手術も長時間にわたる事も多く、体力は必要でしたが、それ以上に多くのことを学ぶ事ができたと思います。
各科とも、積極的な姿勢で取り組めば、深くまた多くのことを研修できる環境が整っていると思います。また、研修医の人数も同期が14名おり、仕事ではお互い助け合ったり、仕事外では飲み会や旅行に行ったりと和気あいあいとできるのも大阪医療センターの特徴だと思います。
当院での研修に興味を持たれた方は、是非実習や見学に来てみてください。お待ちしています。

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平成25年2月

研修医2年目の田中康智です。レポート作成に追われる1月ですが、当直や研修環境について書いてみました。

<当直>  
1年目と2年目研修医がペアで当直し、1年目の12月からはfirst callになり、患者さんからの問い合わせ・救急隊からの搬送依頼が直接かかってきます。自宅で経過観察かすぐに受診すべきか、あるいは救急車の受け入れるかどうかを判断し、初期対応にあたらなければなりません。患者数自体はそれほど多くはないですが、ほとんど眠れない日もあり、翌日の勤務が大変な時もあります。基本的にかかりつけの方のみで、初診の対応はほとんどありませんが、脳梗塞・吐血のショックバイタル・大動脈解離・心筋梗塞等、重症症例も経験できます。初期対応後、入院適応と考えた場合や、帰宅させてよいか判断に困った場合等は、上級医にコンサルテーションし、ご指導していただけます。

<3次救急>  
救命ローテート中は通常の研修医当直から外れ、3次当直を3~4日に1回することになります。心肺停止・多発外傷・電撃傷等、3次救急だからこそ経験できる症例にたくさん出会います。初療での対応は学ぶことが多く、またICUでは呼吸器設定・薬剤の使い方等は非常に勉強になりました。初療・ICU管理は研修医にとって、魅力的だと思います。

<手技>  
当院はどちらかというと大学病院に近い性格があり、ローテートする人数や時期により変わってきますが、手技は少ないです。逐一数えているわけではないので、かなり大雑把ですが、私の場合、挿管100例・動脈路確保30例・中心静脈路確保20例・腰椎穿刺15例・骨髄穿刺10例・硬膜外麻酔5例・腹腔穿刺3例、といった感じです。

<住居>
1年目の時は、築数十年以上で3部屋もある月九千円の宿舎に住んでいました。和式トイレ・単4電池4本が必要な風呂・冷房しかつかない冷蔵庫大のエアコン、という環境でした。2年目になり同じ病院敷地内の「レジハウス」と呼ばれる宿舎へ引っ越し、そこは1ルーム・ユニットバスですが一人暮らしには十分な環境です。宿舎に住もうと考えている方は、どの宿舎に入るのかを実際に見学されることをお勧めします。院外で部屋を借りると7・8万円位するみたいです。

<待遇>  
給与は募集要項に書いてある通りですが、救命ローテート中は基本給しか出ません。休暇は2年目の選択科目の時に取得できますが、新婚旅行以外では長期休暇をとる人はおらず、土日を含めて4日間の休みをもらっている研修医がほとんどです。

<同期>  
人数は14人と比較的多く、そのうち10人が当院で引き続き後期研修を行う予定です。研修医室という広い部屋があり、勉強・愚痴を言ってストレス発散・疲れて爆睡、と自由に使っています。研修医に独立した部屋があって良かったと実感しています。また病院の立地はよく、研修医同士で飲みに行って息抜きもしやすいです。

以上拙い文章ですが、大阪医療センターでの研修に興味をもたれた方は、ぜひ一度見学へお越しください。

田中 康智

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平成25年3月

2年目研修医の福富啓祐です。3月にこれを読む方は5回生を終えようとしている方がほとんどで、ぼちぼち病院見学を始める頃でしょうか。少し先のことを考えるのも大切だと思うので、2年間の研修生活を振り返り、後期研修についても書こうと思います。

私は学生の時に臨床実習で消化器内科に関心を持ち、当院でそのまま後期研修をするつもりで就職し、4月から消化器内科レジデントとして働く予定です。選択で2月から既に消化器内科を始めていて、いまは忙しくも充実した毎日を過ごしています。

私は進路を消化器内科と決めていたわけですが、当院はどの科にも尊敬できるレジデントと指導医の先生方がいらっしゃり、いつも楽しく有意義な研修ができました。特に内科、外科、救命の研修や当直では内科医として必要な考え方や手技を学べました。また学会の地方会や研究会での発表を計4度経験できました。

当院消化器内科は消化管疾患、肝臓疾患、胆膵疾患とその関連手技を幅広く経験でき、加えて学会、研究会での発表の機会を多く与えられ、消化器内科医としてのはじめの3年間を送るにふさわしい、素晴らしい環境だと思います。やる気のある方はぜひうちで研修して、消化器内科にきて下さい。

まず、気軽に見学にどうぞ。長所も短所も教えます。

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平成25年4月

森田灯子

この文章が掲載される頃には、私は当院の糖尿病内科で後期研修を開始していることと思います。この機会に初期研修の2年間を振り返りたいと思います。

【1年目】

5、6月 消化器内科で研修開始。カルテも使えず、点滴・採血もできず、患者さんと接することにも慣れておらず、最初は本当に何もできませんでしたが、指導医の先生の後ろを金魚の糞のようについて回り、一つ一つ教えていただきました。とにかく何もできなかったので1日も早く何か習得したいという思いでいっぱいでした。一緒にローテートしていた同期と早朝や夜遅くにエコーの練習をしたのはいい思い出です。

7、8月 循環器内科。先生方は一見すると近寄りがたいですが、勇気を出して話しかけるとものすごく色々なことを教えてくださり、かつとても面白い先生ばかりです。よく飲みにも連れて行ってくれます。毎日気長に心エコーを教えてもらって、一人で見たい像を出せるようになった時は感動したことを覚えています。

9~11月 総合救急部。初療室で、医師・看護師・放射線技師など他職種の方々が見事な連携プレーで救命にあたる様子を初めて見たときはまさにプロの仕事という感じで、鳥肌がたちました。最終月にはその場を仕切るリーダーをやらせてもらえる機会を何度かいただきましたが、とても指導医の先生方のようにはいかず、状態が刻々と変わる中、方針を考え、全体を見渡して指示を出し、最善を尽くすということはどれほど大変かということを実感しました。

12~2月 総合内科(腎臓、呼吸器、血液、脳卒中、糖尿病)。多様な科の患者さんを受け持つことになり、学ばなければいけないことも多かったです。一緒にローテートしていた同期と相談し合うことが多く、カルテに向かいながら患者さんの治療方針について何時間も話し合ったこともあります。深夜に自分の患者さんが急変しどうしようか思い倦ねていたところ、たまたまいた同期に相談し、一緒に治療方針を考え、何とか峠を越えたこともあります。忙しかったですが、得るものも大きかった3ヶ月でした。

【2年目】

3~5月 外科。私は当初より内科志望だったので、外科の3ヶ月は長く辛いものになると予想していました。しかし、いざローテートし始めると、外科特有のテンポの速さ、手術の巧妙さ、先生方の面白さなどに魅了され、毎日が非常に楽しく、充実したものになりました。大きな手術が多い分、急変も多く、ICU管理となる患者さんも多かったですが、指導医のもとで臨機応変に対応することを学びました。今となっては外科を回って本当によかったと思っています。

6、7月 放射線科(選択)。将来内科に進むなら簡単な画像診断はできるようになっておきたいと思って選択しました。放射線科を選択する初期研修医は多いですが、先生と相談の上自分の進みたい科にそった目標を設定することができます。私は胸・腹部レントゲン、胸・腹部CTの読影を目指しましたが、上級医の先生方には最後まで読影ミス、読影漏れを指摘されていました。ただ読影のコツを教えてもらい、見逃してはいけないものには気づけるようにはなったと思います。

8、9月 麻酔科。自分の使う薬物により患者さんの血行動態、呼吸状態などが一変するため最初は非常に緊張しました。しかし、徐々に薬物の使い方にも慣れ、徐々に術中管理が楽しいと思えるようになりました。気管挿管、Aライン確保、CVカテ挿入といった手技をたくさんやらせてもらえるのも魅力でした。

10、11月 内科(糖尿病、腎臓)(選択)。将来の進む科を糖尿病内科と決めたため、糖尿病に関係する科を選択しました。糖尿病内科では1年目では経験したことのなかった頸動脈エコーのやり方を教えていただき、また糖尿病教室を担当させていただきました。後期研修の具体的なイメージを持つことができました。

12月 精神科。私は小坂病院で研修させていただきました。当院にはない精神科病棟での研修ができて、新鮮でした。

1月 地域(中野こども病院)。他には森ノ宮病院、開業医さんといった選択肢があります。小児救急病院だったため毎日が非常に忙しく、当直では一睡もできないこともありましたが、先生方がとても熱心で、よく指導してくださるので、不思議としんどいという感じはなく、むしろ様々なことを学べて毎日が楽しいという感じでした。患者さんの数が多く、短時間で診断し、治療方針を決めなければならないという状況の中で、視診・聴診・触診などの基本的な身体診察の重要さを感じました。

2月 産婦人科。新生児はみな可愛らしく、癒されました。また婦人科のダイナミックな手術を何件も見られたのもいい経験になりました。

3月 小児科。小児の採血には苦戦し、初めは上級医にバトンタッチしてやってもらうことも多々ありましたが、1ヶ月たつとなんとか自分で採血できるようになりました。外来でぐったりしていた子が元気になって退院していくのを見ると心からほっとしました。

以上長くなりましたが、私の2年間の思い出を書かせていただきました。
私の同期は14人中10人が当院に残り、色々な科で後期研修をスタートしています。これほどの人数が残るということは、それだけこの大阪医療センターが魅力的であるということを表しているのではないかと思います。
みなさんも興味を持たれたら、ぜひ実習・見学にいらして下さい。お待ちしています!!

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平成25年5月

※5月の研修日記はお休みです。

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平成25年6月

大原寛明

初めまして、研修医2年目の大原寛明と申します。大阪医療センターで研修を始めて、早いもので1年がたちました。後輩もできて、気が引き締まります。それでは、当院での研修の特徴をいくつか述べたいと思います。
まず、当院のローテートは選択期間が短いですが、その分さまざまな科を回るため、多数の症例を経験することができます。どの科の先生もやさしく、丁寧に教えて下さります。
次に、時間外外来についてですが、研修医1年目と2年目が中心になって行います。多くは当院かかりつけの患者様ですので、ある程度は背景がわかります。内科・外科・脳・心・産科当直の先生方が居て下さるので、何かあればすぐに相談にのってもらうことが出来るので、心配はありません。
最後に、寺子屋という勉強会が週2回行われています。当直で経験した症例などを検討します。ときどき外部講師を招いて拡大寺子屋が行われます。最近も外国の先生に来て頂きました。

以上、簡単ですが当院の研修の特徴を述べさせて頂きました。実際に見学に来て頂いた方がよりよくわかると思いますので、また見学に来て下さい。お待ちしています。
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平成25年7月

大阪医療センター 初期研修医 金山大成

初期研修医2年目の金山大成と申します。当院にお世話になり早くも1年半が過ぎようとしています。当院でのカリキュラムについては他の方々がまとめていただいているようなので、何か違った目線で研修生活をお伝えできればと思います。
<当院のstrong point>
・メジャー科が揃っており、高度な診療を行なっていること
・3次救急があり、外傷、熱傷、CPA症例を経験できること
・2次当直では自らが主体となって診療を行えること
何を今更という話ですが、僕が考える当院の特長は上記の通りです。字面で書くとたかが3行なのですが、当初(現在もですが)、未熟な自身にとっては非常に重たく大変なものでした。今までなんとかやってこられたのは偏に上級医の先生方、先輩方の熱心なご指導があったからだと思っています。ややこしいマッチング試験があるせいか(笑)優秀で勉強熱心な同期にも恵まれました。
思うに、初期研修はある程度の環境さえ整ってしまえば、本人の意志とやる気次第ではないかと思います。ただそこに大きく影響するのが、自分の周りの「人」であるのかと思います。僕自身も先生方、先輩方に励まされ、窘められ、同期に刺激され、引っ張られ、後輩につき上げられ?、成長できた部分も多いと感じます。
まだまだ一人で仕事もできず恐縮なのですが、一研修医の意見として参考にしていただければ幸いです。 よろしければ病院見学にいらっしゃって下さい。


片山大輔

はじめまして。二年目研修医の片山大輔と申します。現在、外科・救命・各内科でのローテート後に、六・七月と放射線科での研修を終了したところです。今回の研修医日記では当院の放射線科について書かせていただきたいと思います。

当院の研修プログラムでは四ヶ月の選択期間があり、二科を二ヶ月ずつ選択するのですが、毎年多くの研修医が放射線科を選択しています。放射線科研修中は、CT,MRI,RI,エコーの検査当番に入りつつ、読影を行っていきます。特に義務として課題が与えられるわけでなく、自分で好きな分だけ好きな症例を自分のペースで読影を行っていきます。研修医が書いたレポートは上級医により、訂正・承認され電子カルテ上に反映されていきます。

読影の基本は胸部レントゲンです。一般の内科医外科医も胸部レントゲンを読影することが必要とされますが、意外にきちんとした胸写の読み方を教わる機会はないものです。当科では科長による丁寧な胸写レクチャーにより、基礎から読影方法を学ぶことが出来ます。さらに興味があれば胸腹部のCTや、頭部のCT,MRIなどの読影を自由に行っていきます。特にどの科でも必要とされるのは急性腹症などでの腹部CTの読影であるので、私は2ヶ月目に腹部CTを集中して読んでいました。当院では癌症例はもちろんのこと、内因性救急症例も幅広く、またHIV拠点病院であることから稀な感染症症例や、三次救命の外傷症例に至るまで、バリエーションに富んだ症例が集まり、偏りなく様々な画像症例で勉強することが出来ます。スタッフも豊富で、疑問をぶつければいつでも教えてもらうことが出来ます。

放射線科での研修では読影に加えて、週一回程度血管内治療に入ります。多くは肝癌に対するTACE・TAIですが、緊急でカテーテルでの止血処置や膿瘍ドレナージなどのIVRが入ることもあります。アンギオでは動脈の穿刺から、カテーテルとガイドワイヤーを用いて、目的の血管にカテーテルを挿入する操作を実際に自分で行うことが出来ます。一朝一夕に出来るようなものではないですが、カテーテル操作の難しさ・面白さを体感できる非常にいい機会であると思います。

以上簡単にですが当院の放射線科について紹介させていただきました。読影の基礎を身につけたい方は、初期研修での選択科で放射線科を選ぶことをぜひお勧めします。後期研修で放射線科を考えている現在学生の方も初期研修で当院を選んでみてはいかがでしょうか?どうぞ一度見学に来て、当院の雰囲気を味わってみてください。
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平成25年8月

大阪医療センター 初期研修医 小林 佳央梨

研修医2年目の小林 佳央梨です。
研修医生活を送っている中で感じたことを述べたいと思います。
大阪医療センターで研修して一番良いと思っているところは研修医の教育体制がしっかりしているところです。後期研修の先生や若手の先生が多く、わからないことは気軽に聞くことができますし、教育熱心な先生が多い印象です。尊敬できる先生がたくさんおられ、数年後こんな先生みたいになりたいという具体的な目標を持って日々励むことができると思います。また、寺小屋といっておもしろい症例をみんなで検討する場も設けられています。国家試験の知識だけでは臨床では何もできませんが、輸液の種類、抗生剤の選び方等、臨床に役に立つ基礎知識、考え方を学ぶことができます。
また、当直では研修医のみで初療にあたるのも当院の特徴です。普段の業務では上級医の指導のもと検査や治療方針を決定しますが、当直では研修医2人で智恵を絞って何をすべきか考えます。もちろん、コンサルト体制は整っていますので心配はありませんが、最初にやるべき事を自分たちで考える習慣がつくので大変勉強になると思います。

以上簡単ではありますが、研修病院を選ぶ際の参考になれば幸いです。
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平成25年9月

小林加奈

2年目研修医の小林加奈です。
自分も研修病院を決めるにあたって、この研修医日記を読んでいたので、自分が書く立場になって、不思議な気持ちです。私は、外科志望なので、その観点から、この1年半の研修生活を振り返ってみようかと思います。
手技については、間違いなく少ない方だと思います(笑) 糸結びや縫合は、オーベン(当院外科はオーベン制です)に聞くなりして自主的に練習あるのみです。当病院は大学病院に近い雰囲気で、アカデミックですが、野戦病院でないので、市中病院と比べると虫垂炎や鼡径ヘルニアのような(初期研修医でも手が出しやすい)手術は少ないと思います。代わりに、食道がん手術やPD(膵頭十二指腸切除)・骨盤内全摘術など高度な手術が行われています。そのような高度な手術の術前・術後管理を経験できるのは、当院のメリットの1つかと思います。別の病院で研修している外科志望の友人の話などを聞くと、焦る気持ちも無いわけではありませんが、初期研修中は色々な科の事を勉強する事が大切なのではないかと思います。その点では、当院は様々な科があり、かつ症例数も多いため(もちろん外科自体の手術件数は多いです)、内科的な事もしっかり勉強できます。当院の研修では、1年目に内科(血液・腎臓・糖尿病・脳卒中・呼吸器)3ケ月・消化器内科2か月・循環器内科2ケ月・総合診療部1ケ月を必修で回りますので、大変ですが、かなり勉強になります。また、教えるのが上手い先生方も多く、どの科をローテートしていても、とても熱心に指導してもらいました。ルンバールや胸水穿刺・腹水穿刺・上部内視鏡(途中から引き抜きまで)・CV挿入などの手技も1通り経験できました。
当院の研修は、いい意味で自由です(自由選択は4か月しかありませんが)。やる気・体力ともに自信ありでガツガツやっていきたい人も、逆に自分のペースでゆっくりやっていきたい人も、やりやすい環境だと思います。そういう自主的な雰囲気が、自分にはとても合っていたと思います。
同期も16人と多いのも、魅力の1つです。1年目の時は、有志で週1の勉強会を開催したり、月1で同期の誕生日会を開催したりもしていました。初期研修医時代の仲間は、何にも代えがたいものだと思います。
ぜひ一度見学に来ていただいて、当院の雰囲気を味わってみてください。

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平成25年10月

田矢直大

研修医2年目の田矢直大です。簡単になりますが、これまでの研修生活を振り返り、当院での研修について書かせて頂きます。

僕は学生の頃から将来の進路を内科に考えており、当院を志望した最も大きな理由は、消化器、循環器、脳卒中、腎臓、糖尿病、呼吸器、血液、感染症、総合診療部と内科系の診療科が多いことでした。実際に研修してみると、必修の期間にこれらの科には計8ヶ月まわることで、幅広い疾患をみることが出来ました。

当院の研修の大きな特徴としては、必修の期間が20ヶ月と長いことがあります。選択期間が4ヶ月と短いことをマイナスと捉える方もいるかと思いますが、様々な科で幅広い知識を学ぶことが出来ますし、今後専門の診療科に進むにあたってもこの経験は必ず役立つだろうと思います。どの科にも指導熱心な指導医やレジデントの先生方が多く、そのような先生方から様々な知識を吸収出来るだけではなく、多くの尊敬できる先生方の考え方に触れることが出来たのも良かったかと思います。

また、同期が16人と多いのも特徴のひとつです。2年間の研修生活の中で、多くの時間を共に過ごすことになる同期が多いことは良いことです。仕事においてはお互いに教えあったり出来ますし、息抜きに飲みに行くことも出来ます。様々な専門分野に行く知り合いが出来ることも良いことかと思います。

当院での研修に少しでも興味を持たれましたら、是非見学、実習にいらして下さい。心よりお待ちしております。

武智彩

研修医2年目の武智彩です。
当院の研修では、総合内科・消化器内科・循環器内科・外科・総合救急部・麻酔科をそれぞれ2~3ヶ月、総合診療部・小児科・産婦人科・精神科・地域医療を1ヶ月ずつローテートします。必修選択科目が多いため自由選択期間が4ヶ月と短いですが、バランスよく幅広い知識を吸収することができます。またどの科にも尊敬できる先生がたくさんいらっしゃり、研修に対するモチベーションを高めてくれます。
2次救急の当直では、walk inから救急搬送まで初期対応は研修医のみで行い、限られた時間の中で鑑別疾患をあげて対応をしなければならないので大変ですが、その分成長できると思います。また困った時はすぐに上級医の先生にコンサルトすることができるので、自分たちの診断や初期対応に関してしっかりと指導して頂くことができます。
同期は16人いて、仕事で困った時は助け合い、週末は遊びに行ったりして楽しく過ごしています。研修医生活では慣れないことばかりで大変だと思うこともありますが、当院ではそれを共に乗り越える同期や尊敬できる先生が身近にたくさんいらっしゃるので、積極的な姿勢でいれば、とても有意義な研修医生活を送ることができると思います。

興味をもたれたら、ぜひ一度見学に来てみて下さい。

 

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平成25年11月

塚崎裕之

研修医2年目の塚崎裕之です。当院での研修について、この1年数ヶ月を振り返ります。
当院での研修の特徴は、様々な科をローテートしなければならない点だと思います。選択期間を長くとり、専門医以降の準備を前倒しするような研修と比較して、もちろん短所もありますが、よかったと思う点もありました。僕は整形外科に入局しましたが、様々な内科系をローテートしたことで少なからず学んだことを、今後少なからず活かせると考えています。特に産婦人科、地域医療で行った小児救急病院は、整形外科医としてではなく一人の人間として学ぶことが多くありました。

 コメディカルのみなさんは、みなさん優しいです。交通の便も便利で、充実した日々を過ごしていま
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平成25年12月

中川健太郎

研修医2年目の中川健太郎です。研修開始当初は慣れないことの連続で、毎日毎日を必死で乗り越えてきましたが、気づけば、研修医としての生活も残りわずかとなってきました。ここで当院での研修の最初の半年程度について簡単にまとめてみたいと思います。

<4月>
まず一か月弱の期間、オリエンテーションがあり、医療人としての心構えや、カルテの使い方、基本的な手技、各診療科の特色などを学びます。月末からローテーターとして、各科に配属されます。4月は当直はなく、勤務時間も短いため、同期の仲間と親交を深めるために、飲み会や、フットサルなどをしていました。
<5~7月>
ようやく本格的な研修が始まります。私は外科からのスタートでした。今までしたことのない点滴やガーゼ交換などの病棟業務と、長時間の手術などで精神的・身体的にとても大変でしたが、上級医のサポートがあり、なんとか楽しく研修できました。当院では外科は必修で、通常は3か月間消化器外科を研修をします。希望すれば3か月目は他の外科系の科を研修することも可能です。最初に外科を研修することはとても大変ですが、3か月という短い期間で基本的な手技を身につけ、精神的にも大きく成長できると思います。
また5月からは当直も始まります。2年目の研修医と2人1組で、時間外の救急外来を担当します。月に2回~4回程度あります。まだ右も左もわからない時期ですので、初めのころは、2年目の研修医の指示通りに動くことだけで精いっぱいでした。しかし慣れてくると、どんどん自分から動けるようになっていきます。
<8月~>
ようやく仕事にも慣れてくる頃ですが、つらいことに、研修医は1~3か月で診療科が変わります。科が変われば、仕事の内容も大きく変わり、また仕事に慣れるのに必死に頑張らなければなりません。私は8月は総合診療部で研修を行いました。初診の外来を行うなど、いろいろな経験を積むことができました。総合診療部は1か月だけの研修のため、1か月後にはまた別の科での研修が待っています。

  以上簡単に最初の半年間の研修についてまとめてみました。当院は大きな病院ですので、あらゆる診療科が充実しており、まだ将来の専門にする科が決まってない人にも、決まっている人にも両方お勧めできます。また研修医の数も多く、たくさんの同期や先輩、後輩とともに楽しく研修医生活を送れます。どうぞ一度見学に来て、当院の雰囲気を味わってみてください。

本行秀成

2年目研修医本行秀成と申します。
簡単ではありますが当院での初期研修について書かせていただこうと思います。
<長所>
・中~大規模病院にあたりますので診療科が充実しています。3次救命も研修できます。
この規模の病院としては科と科の垣根が低いのではないかと思います。
・立地がとてもよく難波、梅田どちらにも近いです。
息抜きできる場所が近いのは本当に助かります。
・同期が16人と多いことも長所になると思います。
大人数での楽しいイベントが企画できます。
・研修医ルームがあること!!研修医専用の部屋ですので、院内で最も気を使わなくて良い部屋です。仕事で疲れたり辛いときでもこの部屋があるおかげでなんとか乗り切れたと思います。

<短所>
・2次救急が純粋なER形式でないこと(かかりつけ患者の時間外外来が主です)
・比較的手技の経験回数が少ないこと
・選択期間が4カ月と短いこと

 さてこのページを読まれている方は初期研修病院をどこにしようかと迷われていると思います(実際迷いました)。
どうしても病院の長所短所はありますし、<雰囲気>が自分に合うかどうかで比べてみてはいかがでしょうか?いい加減な話のようですが意外と大事な気がします。
雰囲気をつかむためには病院見学が一番です。

病院見学も何となく遠慮してしまう人もいるかと思いますが(実際遠慮しました)、見学に来ていただいて嫌な顔をする先生は全くいませんので安心して是非気軽にお越しください。

 

 

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