独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター
HIV/AIDS先端医療開発センター

〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14
TEL:06-6942-1331(代) FAX:06-6946-3652

 

HIV検査について

HIV検査とは

 HIVに感染しているかどうか判定するための検査をHIV検査と呼びます。HIVは感染しても長期間無症状の人も多いため、自分がHIVに感染しているかどうか知るにはHIV検査を受けるしかありません。検査を受けず感染に気づかないと、徐々に免疫力が低下していきますし、知らない間に他の人に感染が拡がります。早期に検査を受けて感染を知り、病院を受診することで、より適切な治療を受けることができます。

HIV検査を受けるタイミング

 HIVに感染すると、体内でHIVに対する「抗体」というタンパク質が作られますが、この抗体がHIV検査で検出されるレベルまで確実に産生されるのに6~8週間かかります。そのため、感染の可能性のある行為があってから3ヶ月以上あけて検査を受ければ、HIV感染の有無を確実に判定できます。

スクリーニング検査と確認検査

 HIV検査は採血による血液検査によって行われます。血液中の抗体を検出する検査には2種類ありますが、まず最初にスクリーニング検査を行い、陽性であればさらに確認検査を行います。スクリーニング検査のみでは、HIVに感染していないのに結果が陽性と出る場合(偽陽性)が1,000人に1~2人程度あるため、確認検査を行うことでHIV感染しているかどうかを確実に診断できます。妊娠女性ではとくに偽陽性が出る確率が高く、確認検査が必要です。

 検査機関によっては検査当日に結果が判明する迅速検査を行っていますが、これはスクリーニング検査の1種であるため、結果が陽性であれば確認検査が必要になります。

HIV検査を受けられる場所

 近畿では、各府県下の全ての保健所および大阪市内の機関において無料・匿名(本名を言う必要がありません)でHIV検査を実施しています。検査機関によって、結果が当日に分かる場合と、概ね1週間後である場合があり、検査内容も多少異なっています。HIV検査・相談マップ(http://www.hivkensa.com/)では、下記の機関を含む全国のHIV検査を行っている保健所・検査機関を検索できます

大阪市内で無料・匿名で検査が受けられる場所

平日昼間
機関名 実施日時 結果報告 アクセス
北区保健福祉センター
(北区扇町2-1-27)
月・金曜日 9:30〜11:00
水曜日 14:00〜15:30(予約不要)
第5金曜日 18:00〜20:00
1週間後以降 JR環状線 天満駅
または
地下鉄堺筋線 扇町駅
2-B出口
中央区保健福祉センター
(中央区久太郎町1-2-27)
火~木曜日 9:30〜11:00
(予約不要)
1週間後以降 地下鉄堺筋線・中央線
堺筋本町 3番出口
第1金曜日 14:00 〜 15:00
(予約不要)
約2時間後
淀川区保健福祉センター
(淀川区十三東2-3-3)
月曜日 14:00〜15:30
火曜日 9:30〜11:00
(予約不要)
1週間後以降 阪急電鉄 十三駅 東口
実施日が祝日等(閉庁日)にあたる場合は検査はありません。
詳細は、大阪市のホームページをご確認ください。
夜間・休日
機関名 実施日時 結果報告 アクセス
大阪検査相談・啓発・支援センター
「chot CAST」
(大阪市中央区東心斎橋1-7-30 21心斎橋ビル4階)
火・木曜日 18:00〜20:00
(予約不要・先着順50名まで)
1週間後以降 大阪メトロ
「長堀橋駅」
7号出口から徒歩1分
「心斎橋駅」
4-B号出口から徒歩4分
土曜日 14:00〜15:30
(整理券配布は13:30より・先着順50名まで)
1時間後※1
日曜日 14:00〜15:30
(完全予約制※2・定員50名まで)
1時間30分後※1
※1 即日検査のため、追加の確認検査が必要になった場合、結果は1週間後以降となります。
※2 予約は専用サイトより可能です。予約受付時間は検査日毎の6日前午前0時~前日23時59分です。
  休業日は、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)・夏季休暇および管理者が定める日となります。
  詳細は、大阪検査相談・啓発・支援センター「chot CAST」のホームページをご確認ください。

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HIV検査をすすめる人

 HIVは、血液・精液・膣分泌液・母乳に含まれます。これらの体液が、粘膜(たとえば、尿道の先・膣や肛門の中・眼・口の中など)に直接触れると感染することがあります。すなわち、コンドームを使用しない膣性交・アナルセックス・オーラルセックスでは、感染の可能性があります。中でもアナルセックスは粘膜の出血を伴いやすく、感染の可能性が高いです。梅毒・クラミジア・淋菌・B型肝炎・赤痢アメーバなどセックスでうつる病気(性感染症)にかかっている人・かかったことのある人は、HIVにも感染していることがあるため、検査を受けることをおすすめします。

もしも結果が陽性であったら

 検査機関で陽性と判明したら、できるだけ早く病院を受診し、より詳しい検査を受ける必要があります。受診の際には、陽性告知のときに渡された検査結果を持参してください。以後の経済支援のための手続きに役立つことがあります。

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