独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター
HIV/AIDS先端医療開発センター

〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14
TEL:06-6942-1331(代) FAX:06-6946-3652

 

研修会報告

平成27年度HIV感染症医師実地研修会

 大阪医療センターでは、増加を続けるHIV感染症患者に対してHIV専門医が少ないという状況を改善する為に、平成18年度よりHIV感染症専門医師養成コース(HIV感染症医師実地研修会)を実施しています。本年度も1ヶ月間におよぶ実地研修を実施しました。

実施時期
平成27年9月28日(月)~平成27年10月23日(金)
開催場所
独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター
開催目的
HIV感染症に関する最新の専門知識・治療技術を習得させ、HIV診療体制構築の充実を実践できる人材育成を目的とする。
対象
西日本ブロックのエイズ診療拠点病院医師(初期研修医は除く)で所属施設長の推薦を受けた者。研修終了後にHIV診療に継続して関わる者が望ましい。
参加者
1名
内容
講義・病棟実習・外来見学・NPO見学

講師一覧

疫学と抗HIV治療ガイドライン 白阪琢磨
HIV感染症の診断 渡邊 大
HIV感染者に対するソーシャルワーク 岡本 学
HIVとカウンセリング 安尾利彦
薬剤師の役割と服薬指導 矢倉裕輝
初回抗HIV療法の実際 渡邊 大
矢倉裕輝
日和見感染症診療(1) 笠井大介
日和見感染症診療(2) 笠井大介
症例検討 矢嶋敬史郎
HIV急性感染 渡邊 大
免疫再構築症候群(IRIS) 上平朝子
日和見感染症診療(カンジダ症、クリプトコッカス症他) 矢嶋敬史郎
日和見感染症診療(HIV脳症、PML) 矢嶋敬史郎
日和見感染症診療(抗酸菌症) 伊熊素子
抗HIV療法の変更と薬剤耐性 渡邊 大
STD(性行為感染症)の診療 廣田和之
わが国におけるHIV母子感染の現状 多和昭雄
HIV感染症の病棟看護 藤川 幸
HIV感染症と肝炎 三田英治
HIV陽性者に対する外科手術 宮本敦史
HIV感染症と緩和ケア 道川綾加
陽性妊婦の看護支援 中濵智子
HIVと歯科疾患 有家 巧
HIV感染症と腎障害 岩谷博次
在宅療養支援の実際 東 政美
HIV感染症と皮膚疾患 小澤健太郎
HIV陽性者肛門疾患(道仁病院) 山田真美
HIVと薬剤耐性検査 田栗貴博
嶋谷泰明
HIV感染症と眼科疾患 山田さつき
HIV感染症と物質依存 岡本 学
神経心理検査と事例検討 安尾利彦
宮本哲雄
HAND(京都大学大学院医学研究科) 加藤賢嗣
特定非営利活動法人 HIVと人権・情報センター(JHC) 桜井健司
特定非営利活動法人 CHARM 青木理恵子
特定非営利活動法人 MASH 塩野徳史
特定非営利活動法人 ネットワーク医療と人権(MERS) 若生治友

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参加者の感想文
独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター
呼吸器内科 平野克也

 まずは、このような貴重な機会を与えて頂き、ありがとうございました。

 HIVの診療経験がなく、こうした研修に参加しなければ一生HIV診療に携わることはなかったものと思います。

 講義では第一線で診療されている感染症内科の先生だけでなく、外科、眼科、産婦人科、腎臓内科、消化器内科など、さまざまな科の先生の話を拝聴でき、非常に勉強になりました。

 外来実習や病棟実習では、薬害でHIVに感染された方、MSMによりHIVに感染された方がどのように考え、どのような気持ちで治療を受けておられるのかなど、かなり踏みこんだ所まで話を聞くことができ、貴重な経験となりました。

 外部施設の見学では実際にどのような形でスクリーニング検査がなされているのか、HIVの患者さんがどのような悩みをかかえておられるのか、MSMの方の生活や薬害で疾患をかかえておられる方がどのように感じ、考えておられるのかなど多岐にわたり学ぶことができました。いずれも日常診療では経験することがなく、貴重なものとなりました。

 当研修会で得た知識を元に、姫路に戻ってからも今後のHIV診療に生かしていこうと思います。

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修了証書授与式
画像:修了証書授与式01 画像:修了証書授与式02

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