研修会報告
平成29年度HIV感染症看護師実地研修会
大阪医療センターでは、平成25年度よりHIV感染症 看護師実地研修会(看護師1ヶ月研修)を開始いたしました。本年度も1ヶ月間におよぶ実地研修を実施しました。
実施時期: 平成29年10月2日(月)〜平成29年10月27日(金)
開催場所: 独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター
開催目的: HIV感染症に関する最新の専門知識の習得と専門的な療養支援の実践ができる看護師の育成を目的とする。
対象: 現在勤務先医療機関等において、主としてHIV陽性者の外来看護に携わる実務担当者であり、研修終了後も継続的に看護等の実務担当者、指導者として携われる以下の者とする。
1. 診療報酬「ウイルス疾患管理料2」の加算ができる施設(あるいは算定の方針である施設)の施設長が
   推薦するHIV/AIDSケア担当看護師(候補者を含む)
2. 各ブロック拠点病院が主催する基礎的な知識を習得できる研修を終了している者。
3. 研修終了後にHIV陽性者の療養支援に継続して関わる者。
参加者: 1名
内容: 講義・外来実習・病棟実習・NPO見学・ロールプレイ・症例プレゼンテーション
講 師 一 覧
1) 疫学と抗HIV治療ガイドライン 白阪 琢磨
2) HIV感染症の診断 渡邊 大
3) 抗HIV薬の特徴と薬剤師の役割 矢倉 裕輝
4) ディスカッション「初回抗HIV療法の実際」 渡邊 大・矢倉 裕輝
5) 血友病診療・凝固因子製剤の使い方 西田 恭治
6) HIVとソーシャルワーク 岡本 学
7) 日和見感染症(PCP) 上地 隆史
8) 日和見感染症(CMV) 廣田 和之
9) 日和見感染症(抗酸菌症) 伊熊 素子
10) 症例検討(他職種との連携) 下司 有加 他
11) 針刺し暴露後対策 上平 朝子
12) HIV陽性者の療養支援 東 政美
13) HIVとカウンセリング 安尾 利彦
14) 薬害エイズと医療体制(特定非営利活動法人ネットワーク医療と人権(MERS)) 花井 十伍
15) HIV感染症と皮膚疾患 小澤 健太郎
16) HIV感染者における消化管疾患 榊原 祐子
17) HIVと眼疾患 辻野 知栄子
18) HIV感染症と肝炎 三田 英治
19) HIV感染症と物質依存 岡本 学
20) HIV感染症の病棟(看護) 藤高 麻美
21) HIV陽性者の在宅療養支援 東 政美
22) 日和見感染症診療(カンジダ症、Kaposi肉腫) 山本 雄大
23) わが国におけるHIV母子感染の現況 寺田 志津子
24) HIV急性感染 渡邊 大
25) 免疫再構築症候群(IRIS) 上平 朝子
26) 女性とHIV 伊熊 素子
27) HIV感染症と腎障害 岩谷 博次
28) 陽性妊婦の看護支援 中M 智子
29) HIV陽性者肛門疾患(道仁病院) 宮崎 道彦
30) 神経心理検査と事例検討 安尾 利彦
31) HAND(京都大学大学院医学研究科) 加藤 賢嗣
32) 特定非営利活動法人 MASH大阪 見学・講義 鬼塚 哲郎
33) 特定非営利活動法人 CHARM 見学・講義 福嶋 香織
34) 特定非営利活動法人 ネットワーク医療と人権(MERS)見学・講義 若生 治友
35) 特定非営利活動法人 HIVと人権・情報センター(JHC)見学・講義 桜井 健司
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参加者の感想文

神戸市立医療センター中央市民病院
感染症科・総合内科・血液内科 外来 北岡 由美

 私は外来にてHIV患者さんの看護を行う中で、具体的なケアができていないと感じ今回の研修に参加させていただきました。日和見感染症の各科におけるHIV関連疾患の講義は医師と一緒に受講でき、診断・治療についてイメージがつきやすかったです。

 初診時のコーディネーターナースさんの面談では、具体的な問診・初期教育の方法について見学することができました。

 外来実習では、実際に患者さんと面談後、ケアサポートを作成し、患者さんの背景を把握する上で欠けていた視点に気づき、そこを1つ1つ丁寧に確認していくことの重要性について学びました。

 知識だけでは看護実践が行なえないことを痛感し、実習をさせていただいて本当によかったと思っています。

 その他、様々な貴重な体験をさせていただき、お忙しい、中研修にご協力いただいた全てのスタッフの皆様に感謝申し上げます。

 本当にありがとうございました。

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修了証書授与式

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