小児整形外科クリニック
整形外科トップ 初めて受診される方へ 外来案内 スタッフ紹介 診療実績 業績集 関連リンク
大阪医療センター
以下のような内容を中心に幅広い分野を取り扱います。

担当:北野 元裕・松岡 由希子
I. 重度障害児の整形外科
(1)定期的に整形外科的チェックを行い、四肢体幹の変形、拘縮に対する取り扱いの指導や訓練の指示、(2)座位保持装置、各種装具の処方とチェック、(3)高度筋緊張に対する薬物療法、運動療法の指示、(4)有害性股関節障害や会陰部清拭障害などに対して、限られた症例には股関節手術による解決を図っている。
II. 骨系統疾患
(1)これまでの当科登録症例数(Jan/1990 - Dec/2002)は計 194 例で具体的には、
骨形成不全症 88
軟骨無形成症 26
多発性外骨腫症 19
低リン血症性くる病 10
多骨性線維性異形成症 6
(うち McCune-Albright 病 4)
骨幹端異形成症 5
多発性骨端異形成症 4
Larsen 症候群 3
ムコ多糖症 3
軟骨低形成症 2
先天性下腿偽関節症 3

偽性軟骨無形成症 2
脊椎骨端異形成症 3
片肢性骨端異形成症 2
鎖骨頭蓋異形成症 2
点状軟骨異形成症 2
濃化異骨症 2
大理石骨病 2
脊椎骨幹端異形成症 2

その他 9 (偽上皮小体機能低下症・Ellis-van Creveld 症候群2・先天性
骨化性繊維組織異形成症・atelosteogenesis 3・骨流蝋症・特発性思春期骨粗鬆症)   となっています。
PAGE TOP
(2)従来から骨形成不全症における変形と骨折への対応を行っており、その主たる方針として下記のような点に注意して治療を行っています。
1.良好な骨質の維持のため・・・
a.高度の骨粗鬆症に対する治療(ビスフォスフォネート剤投与など〜 小児科と連携) b.早期からの立位荷重による下肢長管骨の強度の強化(装具療法の併用〜立位バギー・立位車椅子などの使用)。

2.変形長管骨の矯正
a.全身麻酔下で,長管骨骨折時に既存変形を矯正のうえ,経皮的に鋼線(キルシュナー鋼線)を髄内に挿入し,ギプス固定.骨折線が消失すれば,鋼線抜去.
b. 上記処置を複数回繰り返せば,変形はほぼ矯正され骨折も生じ難くなるが,頻回に骨折を繰り返すようであれば,伸展性髄内釘(テレスコピック・ロッド)を挿入する.ロッドは,4-6年毎に入れ換える必要があるが,その間は,ほとんど骨折が生じない.
c.低年齢時に骨折予防を目的に,鋼線を髄内に挿入する方法がある.鋼線端は皮下に埋没させておく.
d.伸展性髄内釘挿入にあたっては,可能な限り経皮的に挿入している.これにより,手術瘢痕が小さいばかりではなく,手術時の出血量が大幅に減少,骨膜損傷が少なく矯正骨切り術も経皮的に試行すると,骨癒合の遅延が生じない。
(3)その他の骨系統疾患
疾患により、留意すべき点や療育上の問題点などが大幅に異なる。外来診療においては、出来るだけ疾患の性質・特徴・臨床上の留意すべき点などを段階的に分かりやすく説明するように努力している。また、定期的に診察し,継続的な療育指導をおこなっている。
III. 一般小児整形外科疾患
下記のような一般的小児整形外科疾患も幅広く扱います。
(1)小児股関節:先天性股関節脱臼/ペルテス病/大腿骨頭辷り症など
(2)先天異常の整形外科
(3)肢長差の整形外科
(4)その他の小児整形外科などに対する整形外科的治療・装具療法・療育指導などを総合的におこなっている
PAGE TOP
掲載の内容について無断転載を禁じます。全ての内容は日本の著作権法により保護されています。
Copyright © 2008,National Hospital Organization Osaka National Hospital. Orthopedics All rights reserved.