MRI検査室
 

MRI(MR)とは?
MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略語で,磁気と電波を利用して,あらゆる断面の画像を得ることができる撮影方法です.撮影の時は,狭いトンネルの中に入って大きな音のなかで検査します.しかし,ヘッドホン等を用いて,音を軽減することができるため,ご心配はいりません.また,X線を使いませんので,いわゆる放射線被ばくはありません.

検査を受ける時の注意は?
 強い磁力を検査で使用するため,体内に心臓ペースメーカーを埋め込んでいる方,あるいは手術等で体内に金属が入っており,その金属の材質によっては撮影が出来ないことがあります.また,撮影室内では時計・磁気カード,電子機器等は壊れてしまうことがありますので持ち込めません.また,閉所恐怖症の方は検査できないことがあります.
妊娠されている方は,原則禁忌です.また,カラーコンタクトも取り外していただきます.

MRAとは?
MR Angiographyの略で,造影剤を用いずに血管を3次元的に撮影する方法です.
脳内や頚部動脈を見る際によく用いられる検査方法です.

MRI装置 PHILIPS Achieva 1.5T

造影MRIとは?
MRI検査では,より詳しい検査を行なうために造影剤を使用することがあります.通常,造影剤(ガドリニウムDTPA)を腕の静脈から成人で15ml程を注射します.腫瘍等が他の組織とは違った信号を出すので病気の診断に大変役立ちます.体内に入った造影剤は,24時間で,ほとんど尿となって排泄されます.CT検査等の造影剤に比べ比較的副作用が少ない薬ですが,次の方は注意する必要があります.

・喘息のある方,またはアレルギー体質の方.
・以前に造影剤を投与し,副作用の出た方.

  これらの方は主治医または担当者にあらかじめお知らせください.

検査方法
T.頭部検査
MRI検査において,得意分野の1つです.
超急性期の脳梗塞の発見に役立つ,拡散強調画像や,造影剤を使用しない,MRAなどが撮影可能です.当放射線科は,脳梗塞における救急時は,24時間の対応を行っています.


頭頚部MRA


拡散強調画像


頭部MRA

U.脊椎
MRI検査において,得意分野の1つです.
腰椎以外にも,頚椎,胸椎の撮影に優れています.ヘルニア等の疾患の診断に威力を発揮します.


全脊椎


頚椎横断像


腰椎横断像


手根骨

V.腹部
腹部は組織の違いをコントラストとして,MRIでは撮影することができます.さらに,非造影もしくは造影剤を使用し,血管を描出することも可能です.


腹部造影MRA


腹部 T2強調画像


腹部bTFF

全ての検査で撮影時間は早く,検査を受けられる方の負担を軽減することを心がけています.
(掲載画像は,Philips Electronics Japan Medical Systems社より提供)



 MRI検査時の注意事項 


 造影剤を用いるMRI検査を受けられる方へ 
(同意書)