肺にできる悪性腫瘍で気管、気管支、肺胞の細胞が正常の機能を失い、無秩序に増えることにより発生します。
年々増加傾向にあり、50歳以上に多く、男女比は約3:1です。 肺がんによる年間死亡者数は約5万2千人であり、1993年からは肺がんは男性のがん死亡率の第1位となり、女性では胃がんについで第2位です。
初期は無症状のことが多い。 一般症状は、なかなか治りにくい咳、痰、血痰、胸痛、喘鳴、息切れ、嗄声、発熱などです。
2)小細胞肺癌 小細胞肺がんでは、限局型、進展型に分ける方法も使われています。 限局型 がんは1側の肺と近くのリンパ節に見つかる場合です。 進展型 がんは肺の外に拡がり、がんの転移が身体の他の臓器にも見つかるです。
1)外科療法 肺がんが早期の場合に行われます。心臓や肺の機能障害がある場合は手術できないことがあります。(詳細は外科のページを見てください)
2)放射線療法 放射線を使ってがん細胞を殺すものです。 非小細胞がんの場合、手術できないI期からVa期、胸水を認めないV期、小細胞がんの場合は限局型が対象となります。 肺がんの場合、通常は身体の外から患部である肺やリンパ節に放射線を照射します。
3)化学療法(抗がん剤) 化学療法はすべての病期の小細胞がんに対する最も一般的な治療です。 非小細胞がんは小細胞がんに比べて抗がん剤が効きにくいです。 化学療法は、多くの場合静脈注射や点滴静脈注射で行います。 抗がん剤による治療は単独で行われることもありますが、放射線療法や外科療法と併用することもあります。
2)小細胞肺癌 限局型の場合、治療開始後3年間再発しない方は約20%です。進展型の場合、3年の間に殆ど再発します。