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心臓外科
●循環器科
●看護部

 
<心臓外科>
 
●手術前
  ●「心臓の手術は安全ですか?」
    100%の安全保障は不可能です。しかし手術適応と診断された場合これを放置しておくことの危険性の方がはるかに高いと考えます。薬で一時的には楽にすることができても根本的な解決にはならないので確実に心臓は悪くなっていきます。そのうちに心不全、不整脈といった症状が出現し手術さえも出来ない状態になったり、突然死を招いてからでは遅すぎます。現在、全ての心臓及び大血管の手術の危険率は日本で2〜3%程度です。もちろんこれより危険な場合、安全な場合がありえます。
 
  ●「手術前の生活は何に気をつければいいですか?」
    規則正しい生活、バランスの取れた食事に尽きます。また心臓病の方は心臓に負担がかからないように過度の活動は避けてください。肥満の方はダイエットをしたほうが術後は楽です。何事も過ぎることは謹んでください。
 
  ●「タバコは吸っていいのですか?」
    喫煙者は必ず完全に禁煙してください。手術直前まで喫煙していると術後肺炎を起こして命取りになることもあります。イギリスでは禁煙をしなければ病院から治療拒否されるぐらいです。日本でも手術を拒否する病院が増えてきました。
 
  ●「お酒はどうですか?」
    できるだけ謹んでください。絶対飲んでいけないわけではありませんが自分が手術前の体であることを自覚し良好な体調で手術を受けれるように自己管理をしてください。
 
  ●「性生活はどうですか?」
    かなりの心負荷をかけることになるので自分の体と相談しながら性生活を送ってください。無理は厳禁です。特に狭心症、心筋梗塞の方は謹んでください。その最中に発作を起こす可能性が高いので十分注意を払ってください。
 
  ●「薬はどうしたらいいのですか?」
    外来で担当医の指示があります。その指示に必ず従ってください。
 
●手術後
  ●「食事は何に気をつければいいですか?」
    基本的には制限はありません。バランスの取れた食事をしてください。基礎疾患(糖尿病、腎不全など)のある方は入院中に食事指導がありますのでよく聴いてください。またワーファリンを内服中の方は納豆、クロレラといったビタミンKを大量に含有した食物の摂取は厳禁です。またビタミン剤、健康食品はビタミンKが大量に含まれている可能性が高いのでこれらも摂取しないでください。
 
  ●「飲水はどのくらいまでいいですか?」
    冠動脈バイパス術々後の方は基本的に制限はありません。むしろ脱水に気をつけてください。ただし心機能が低下している場合はその限りではありません。弁膜症術後の方は日頃より体重をこまめに計ってください。急激な体重増加が認められれば心不全が悪くなった可能性があります。過度の水分摂取は問題ですが特に制限はありません。ただし心機能が低下している場合は制限することがあります。
 
  ●「お酒はどうですか?」
    適量は大丈夫です。何事も過ぎたるは及ばざるが如しです。ただし退院直後は少量でもかなり酔うと思いますので気をつけてください。
 
  ●「タバコはどうですか?」
    冠動脈バイパス術々後及び、閉塞性動脈硬化症の方はぜひとも禁煙してください。せっかくつないだバイパスの寿命を縮めます。また、他部位の動脈硬化を悪化させもう一回手術をしなくてはいけないということにもなりかねません。弁膜症の方も手術を機に禁煙されることが望ましいです。
 
  ●「仕事の復帰はいつ頃からできますか?」
    これは個人差があります。外を出歩いてある程度の自信がつけば可能だと思います。
 
  ●「運転はいつ頃からできますか?」
    十分体調が回復してからにしてください。もし事故を起こせば自分一人の問題ではすみません。
    十分体調が回復してからにしてください。もし事故を起こせば自分一人の問題ではすみません。
 
  ●「ゴルフはいつからできますか?」
    心臓、大血管の手術をされた方は3ヶ月ほどでできるようになります。骨が十分にくっつくのにそのぐらいの期間を必要とします。同様に重い荷物(たとえばビールケース)の持ち運びも3ヵ月後ぐらいにしてください。
 
  ●「性生活はどうですか?」
    制限はありません。無理をしない程度に楽しんでください。
 
  ●「虫歯の治療は?」
    こまめにしてください。特に弁置換術々後の方は特に気をつけてください。また、抜歯など出血を伴う処置が必要な場合はあらかじめ抗凝固剤を計画的に中止する必要があります。処置後はかならず抗生剤を処方してもらってください。
 
  ●「風邪をひいたとき、体調が悪いときはどうすればいいのですか?」
    まずは近所の病院にかかってください。家庭医を決めておいてちょっとしたことはそちらにかかってもらうほうが便利です。そこでさらに心臓に関して高度の治療が必要と判断されたときに当院に紹介していただくようにしてください。
 
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