| ●リハビリテーション科での循環器系疾患の割合 |
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入院患者様では循環器系の疾患が28%と最も多く、次いで筋骨格系及び結合織疾患25%、悪性腫瘍15%損傷及び中毒14%、神経系及び感覚器の疾患12%です。 |
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循環器系の疾患は、脳血管障害の急性期治療が中心です。 |
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外来患者様では循環器系疾患は10%4番目で筋骨格系及び結合織疾患の46%、神経系及び感覚器の疾患20%、損傷及び中毒15%の次に位置し、比較的少数です。 |
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外来患者様はリハビリテーション専門病院に転院する必要がなかった患者様で、当院で数ヶ月継続治療が必要な患者様です。(→詳しい割合はリハビリテーション科ホームページへ) |
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| ●脳卒中のリハビリテーション |
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当院は地域の救命救急の中核をなすため、発症後まもない急性期の患者様が多く入院されています。 |
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当院で行っている、急性期のリハビリテーションには大きく2つの目的があります。 |
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第一に、意識障害を伴った重症例や重度の麻痺が見られる全く動くことの出来ない患者様に対して、早期から安静臥床に伴う2次障害の予防に取り組みます。 |
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具体的に2次障害とは呼吸、循環、筋力などの生理的機能や精神的機能の低下、肺炎、褥瘡、関節拘縮などを指します。意識障害や麻痺の改善が見られても2次障害が発生すると日常生活が不自由となるのでこれらの予防が最も重要です。 |
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第二に、リハビリテーションは麻痺の最大限の回復を促す目的で行います。つまり神経ネットワークの形成を促進することにあります。脳梗塞や出血で損傷された脳の中では、神経細胞が破壊され神経伝達が途絶えます。しかし、神経伝達が途絶えた脳内では、新たな連絡を作るための再生・側副経路による伝達を再開しようとする働きが起こります。この新たなネットワークを作ろうとする働きは早期からの運動、感覚入力体験によって促されるので、神経系入力が減少している麻痺側の関節を動かしたり荷重をかけたり触れたりといった感覚を体験させることが大切です。さらに体全体で運動することが脳を活性化させ、加えて生理的機能や精神的機能を改善することが出来ます。 |
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以下、具体的に行うことを紹介いたします。 |
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1) 良肢位保持、体位変換 |
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自分で思うように動けないために持続的不良肢位をとることを強いられ、褥瘡、圧迫性末梢神経麻痺、肺炎、浮腫、拘縮、筋緊張の増悪が起こります。これらを予防するために、臥床中の姿勢を整え、体位変換を励行します。 |
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2) 呼吸理学療法 |
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呼吸障害を合併しているときには呼吸介助、胸郭モビライゼーション、体位排痰などを行います。 |
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3) 関節可動域運動 |
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動かさないことによる関節拘縮は思ったより早く起こります。この予防のため四肢、体幹の他動運動を行います。意識障害があったり、重度の麻痺で弛緩性麻痺を呈する場合は特に愛護的に行い関節障害を起こさないように気を付けます。 |
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4) ギャッチアップ |
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体を起こすことで心肺機能、精神機能、抗重力筋活動の賦活化が期待できますので、可能な限り早期に医師の医学的管理のもとでギャッチアップを開始します。 |
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5)神経生理学的アプローチ |
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発達学的理論および神経生理学的諸原則に基づいた治療法で、運動や感覚入力を駆使し麻痺の最大限の回復を促します。 |
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6) 動作練習(床上動作、坐位保持練習) |
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現在の能力を生かして寝返り、起きあがり、坐位、立位、食事、整容、洗面などの自分の身の回りの動作が出来るように練習を行います。さらに車椅子乗車を練習し、早期の離床を目指します。 |
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急性期は安静と運動のバランスが重要です。過度な安静、過度な運動は機能回復を遅らせます。 |
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状態を考慮しながら可能な限り早期にリハビリを開始いたします。 |
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| ●参考ホームページ |
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