国立大阪病院 外科のご案内
〜教育〜
教育方針

 臨床研修医およびレジデントに対しては基本的手技の習得はもとより、医師としての基本的な人間教育も重視しています。また、最新の情報を参考にしながら根拠に基づいた診断治療に取り組むことを強く求めています。術前の検討会や廻診時あるいはベッドサイドで随時、患者の状態や治療方針、必要な処置等について、相互討論することを心掛けています。検査・手術を中心とした外科臨床に加え、学会や専門誌への発表や最新情報の入手、健康保険などの医療制度の理解、臨床データの解析法など教育項目は多岐にわたっています。 チーム医療として、緩和や栄養のカンファレンスを通じてのアドバイスが得られるシステムになっています。クリニカルパスの目的と意義を理解して、パスの使用に習熟することも目標の一つです。大学で行われている学生ならびに卒後の臨床教育には不十分な所が多くあり、私共第一線の医療機関が教育の一端を担うことは優れた臨床医を育成する上で非常に大切です。初期研修医・レジデントと各疾患の専門スタッフ医師が、ペアーを組んで患者さんの治療にあたっています。その目的は、専門医からの若手医師に対する教育がなされること、患者さんに対する専門治療が安全に効率よく行えることです。若手医師は専門的な臨床トレーニングと学問的指導を受けることにより、診断治療能力を発展させるとともに学会発表や論文作成の機会と指導が与えられます。3年のトレーニング期間が終了する頃には、臨床外科医および外科腫瘍医としての基本的な能力を身につけていることが目標です。現在にいたるまで、多くの優れた臨床医が育ってきています。