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| ▼上部消化管疾患(食道がん・胃がん) |
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| ■食道癌 |
現在のところ食道癌に対する最も確実な治療法は外科的切除です。
一方、早期(Stage I)癌に対しては化学放射線療法でも60-70%の患者さんにおいて根治が期待できることが最近我々の関与した臨床研究によって明らかになってきました。早期癌の患者さんに対しては、手術と化学放射線療法の両者について十分 な説明を行った後、治療法を選択して頂いています。
また、進行癌に対しては、手術前の頚部超音波検査の結果と癌の局在を判断して、胸・腹の手術にとどめるか、頚・胸・腹の広い範囲の手術を行うか決めています。高度進行癌に対しては、手術のみならず化学放射線療法の併用を行い、患者さん 個々の癌のひろがりの程度に応じた治療を行っています。
放射線治療医と密接な関係を保って、最良の治療法を提供することを心がけています。さらに、食道癌の手術は患者さんにとって大きな負担となることから、できるだけ機能性の高い術式を取り入れ、術後の嚥下が楽に行えるよう術前からのチ−ムアプロ−チも行っています。
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| ■胃癌 |
基本的には胃癌学会より提案された「治療ガイドライン」に従って治療を行っています。早期(Stage I)癌に対しては、機能温存および縮小手術を行い、進行癌に対しては、術中のリンパ節転移の結果に基づいて拡大リンパ節郭清手術を行っています。
また高度進行胃癌に対しては術前化学療法を組み込んだ治療を臨床研究として行っています。科学的根拠に立脚した胃癌における最良の治療法を確立するために、国立がんセンターを中心としたJCOG(Japan Clinical Oncology Group)の班員として、臨床試験に参加しています。
また、化学療法においては、新規抗癌剤を組み入れたより優れた治療法の確立に積極的に取り組んでおり、近畿地区における癌治療グル−プの中心メンバ−として活動しています。
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・胃癌切除標本写真 |
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